あきまさブログ

日々平安なれ

宰領

2013-08-26 | 日記
今日は秋のような1日でした。
家の中の温度計では昨日と1度ほどしか違わないんだけど涼しく感じられてうれしいです。
それに、来週から9月なんだからときの流れが速い。
電車とかいろんな場所が子供たちで騒がしかったのが少し静かになることでしょう。

今野敏「隠蔽捜査5 宰領」読了。
竜崎大森警察署長や伊丹刑事部長の後輩で国会議員秘書にトラバーユしたのから国会議員が行方不明と連絡が入った。
時どき雲隠れすることがあるから事件かわからない、と言われるが本部体制を取る。
すると、運転手が殺されて車に残されているのが発見される。
国会議員は誘拐されている。
そのうちに誘拐犯から電話がかかってくる。
電話は神奈川は横須賀方面から。
ということで、前線本部を横須賀署に置くことになるが、副本部長に竜崎さんが行くことになる。
警視庁と神奈川県警とは仲が悪いんだって。
そこを原理原則第一主義の竜崎さんが事件解決のために動く。
結局は被疑者逮捕するんだけれど、まだ単行本にはページが残っているよ。
そうなんです、逮捕でおしまいではなくて・・・
これ以上は本を読まなきゃね。

この人の本は分厚くても2日足らずで読んでしまう。
導入からスンナリ入っていけるから。
情景、状況が違和感なく頭に入っていく気がする。
そして歯切れのいい竜崎さん。
叩き上げのノンキャリアが周りを彩る。
結構でした。
今野さんの作品は色んななジャンルがあるけれど、隠蔽捜査と安積班のがよろしいです。
警察ものだからというわけではないんです。
他にも横浜の刑事もの、トカゲものとか警察ものはありますがそれほどじゃない。
やはり筋立てがしっかりしているんですね。

この本は6月30日発行で7月20日に第4刷だから売れてますねー。

今日撮ってきたねむの木。
もうとっくに終わっているはずなのにねー。
家人が小学館に行くと言って出掛けたから、テレビで観たマンガの写真を撮ってくるかと思ったら、カーテンが閉められていて見えなかったそうです。
昨日は8千人だったそうです。





海外信仰は?

2013-08-25 | 日記
今朝起きたときは小雨がパラパラ。
かなり前から降っていたのでしょうか?
空気だけじゃなく、地面も冷えていてさわやかな朝。
秋のような気にさせてくれる朝でした。

止みそうな雨でしたが、最近負けているから新橋には行かず。
パソコンの前に座ったり、読書したりでした。

藤原正彦「大いなる暗愚 管見妄語」読了。
この本が週刊新潮に連載を始めたときのものをまとめた本です。
何だか読んだような気もしますが・・・
2009年5月から一年間のものだ。
数学者だから学問的な面について時どき書かれている。
ノーベル賞と、数学界のノーベル賞と言われるフィールズ賞のことも多い。

益川敏英氏がノーベル賞を受賞したときの稿だ。
益川氏の話されたことで、興味を惹かれたそうだ。
「わたしは海外へ一度も行ったことがない。英語はできません。」だ。
小学校からの全教育を国内で終え、そのまま国内で研究してノーベル賞を取るというのは日本と米英仏独露などを除いてほとんどない、そうだ。
アジアにおける自然科学のノーベル賞は日本人が13人で、他は中国インド台湾などを合わせて9人。
日本人受賞者が国内の大学院などで教育を終えたのに、他国ではほとんどが欧米で高等教育を受け、引き続き欧米の機関で研究を続けた結果だ。
この差が日本の底力だ。

しかし、図に乗ってはいけない。
受賞した成果は30年前の教育や研究水準の高さを映しているからだ。
しかし、今の大学は産学連携をうたう役所のせいで、企業が望む研究をしがちだ。
このままでは日本も自国でノーベル賞を賄えない普通の国になりかねない。
と嘆いてみえる。

普通というのは1番でなくても2番目で良いということだ。
この1行は私の意見ですからあしからず。


ちょっと以前のカワセミです。
最近は石神井公園のカワセミは見ていません。



○○○のお宿

2013-08-24 | 日記
今日は新橋へ。
朝から雨上がりのように感じられました。
ところが10時を過ぎる頃には、まだまだ夏だと主張されました。
誰が主張したかは存じませんが昨日よりも暑くなりました。

今日は先週食べそこなったうなぎを食べに参りました。
小さなお店でした。
カウンターが8席か、小さなテーブルが6つか。
入ったときは半分以上先客がいました。
頼んだのは1600円の「お宿」。
お店の名前が「うなぎのお宿」だから、そこから来たお宿ですね。
こんなん。


うな重に肝吸い、漬物とデザートです。
デザートは、ネーブルとライチでした。
うなぎは蒸していないものでした。
パリッとした皮の食感が美味しかったです。
どんぶり的なのが980円、二重にしたものが3200円、それともう1種類ありました。

ウィンズにて少し購入して帰路へ。
とは言いながら、日本橋の図書館に寄って予約本の引き取り。
来週囲碁の会があるけれど期限切れになるから引取りに寄りました。
図書館は混んでいて座るところもあまりない状況。
外が暑いからご近所の人が避暑に来ているんでしょうね。

帰りまして確認したら外れ。
最近当たっていません。
珍しく馬単を買ったんですが、
なんと、馬連なら当たっていた。
予想なんて信じるものじゃありません。

夕方、昭和の名曲をニュースとつなげて池上さんが解説していました。
ほとんどが戦後の歌。
本当に戦争なんてするもんじゃないと思いましたね。
私の小さなときには、傷痍軍人も街角にいましたし、駐留軍がいたんです。
今もいろいろな国が挑発していますが戦争なんてするものじゃありません。


碁聖戦第五局

2013-08-23 | 日記
今日は曇り。
夕方何時頃でしたか雨が降ってその後は涼しい。
少しの雨ですと焼け石に水状態で涼しくなんてならなかったのに今日は涼しい。
処暑は昨日でしたか?
何だか秋風のように感じましたが、そんな簡単には今年の夏は去らないでしょうね。

家人は昨日までの孫の相手にも疲れを見せないで朝からバーゲンにお出掛け。
おかげさまで、私のハンカチ等の小物はブランドがそろってきました。
私は読書と幽玄の間の観戦。

藤山勇司「巴銀之助の奮闘」読了。
藤原正彦さんの本の近くにあって、副題が『不動産小説』とあり気を惹かれました。
いろんな小説を読みましたが、そんな副題がついた本は初めて。
津本陽さんの「土地狂騒曲」は津本さんらしくないユーモアあふれるものでしたが、これもそんなんでした。
作者自身が賃貸物件を数多く所有しているからだろうか、それを題材としている短編三つ。
それぞれが軽くて多少の暑さは関係なく読める本でした。

碁聖戦第五局井山さんの白番2目半勝ち。
これは白の名局じゃなかろうか。
序盤で白は稼いで三隅を確保。
黒は手厚いカタチ。

そういった中で、左下への白の手段が素晴らしい。
言うなれば、ボロを集めて錦を織ったように見えた。
しかし、冷静に数えると細かい。
要するに黒は手厚かったので貯金があったわけだ。
というわけで、白は左辺にも手を付けていく。
ここも白はボロなんだけどねー。
しかし、白は取られることなく、黒を攻めて出ていくカタチを取っている。
ポーズでもあるが、
そういう風にしているから、
左辺の黒地を減らすことができ、上辺は目いっぱいに囲ってしまう。

これでも2目半差なんだから驚く。
井山さんの時間配分もよかったし、
何にせよ面白い碁を見せてもらいました。

写真は風船カズラ。


ミニーのついた帽子。



カンパチとタイ

2013-08-22 | 日記
今日は図書館に行きました。
一軒は期限オーバーになっていたのを返本。
返すときは箱の中にくぐらせると自動的に処理してくれます。
期限切れはビーッと鳴って注意喚起されるんじゃないかと心配しましたがスンナリと処理されてほっと一息。
予約本も自動処理で人手は本の貸し出し、返本の時点では掛けないようになっています。
それは別として『新ハイキング』の9月号10月号を借りました。
もちろん昨年のものですが季節的に合っていますから参考になるかと思いまして。
もう一軒は予約したのが届いているから引取り。
ひとっ走りでした。

昨晩、家人のところに息子から、カンパチを釣ったから明日持って行くと電話がありました。
娘が一昨日からお泊りに来ているのは全く知らなかったんです。
なんと、名古屋方面からマイカーで走って持ってくるそうです。

11時頃には着きまして、5時間半掛かったそうです。
400kmだったそうです。

持ってきたのはカンパチと鯛の半身。
昨日の早朝に南伊勢に行って釣ったそうです。
3時に桑名に集合して5時半の船に乗ったそうです。
カンパチは50cm位の大きさ、タイは一回り小さいの。
写真は見せてくれました。

いずれも刺身に切ってくれました。
お昼ごはんはそれがメイン。
旨い。
久し振りに美味しい刺身を食べました。
腹のところは脂がのって白くなっています。
しかも、腰があって美味しい。
そして、明日は仕事があるからと3時頃には帰りましたからお疲れさんでした。
夕方には娘と孫も帰りました。
またジジババの世帯になりました。

昨日の畑の手前にあった椿。


畑の中では大きな芋虫。


カブトムシは死んでいました。