一閑楽座考2 2013年11月18日 19時19分59秒 | 一閑張り考 平成7年、藤枝市内で初めての作品展を開く。 まだ一閑張りを知る人も無く、めずらしさに来客でにぎわうも、 会場内にただよう柿渋の臭いには閉口した。 絵柄も文字が主体でしたが、好きな椿をモチーフにしたものも、 少し作り始めていた。 いまから思うと、素直で良い作品に見えるが、 絵色紙に渋を塗ったというだけのものでした。 作品の渋の色も浅く、これがどんな色に変わるのかも解らず、 まさに五里霧中の出発だった。