さだまさしコンサート

さだまさしのコンサートに嫁さんと一緒に行った。
グレープというグループで「精霊流し」という曲で世に出て40数年、その後ソロになり第一線で幅広いファン層を持っている。
そして、作家としても数々のヒット作を発表し映画化にも多くなっている。

今回、嫁さんが前々から行きたかったらしく初めて実現となった。
会場は17時半だったが、近くの茶店で軽く食事した。30余の席は結構埋まっており出る頃には、空席待ちの客が数人いた。もしかしたら同じコンサートを見る人かと思い、周りを観察した。女性が9割、年齢層50以上。男女ペアは2割、女性同士は5割という感じだった。

そして会場へ5時前には到着。ロビーで並んだが続々と集まる人を見て茶店以上に年齢層の高いことに驚き、そして「さだまさし」恐るべしと実感した。

コンサートは18時から21時少し前まで休憩なしのノンストップ。歌の途中で大きなスクリーンで本人の声による映像を絡めての進行は幕あいを上手に使い演者もギアチェンジできるし観る側も、一つの映画を観るようで飽きることなく時間の共有が出来た。
そして、しゃべりが面白い。湘南の風の若旦那とのカラミのくだりには、落語を聞いているようで知らぬ間に話に引き込まれていた。

ＮＨＫの深夜ＴＶ番組で不定期に「生さだ」が放映されてたまにチェックするが軽快な語り口は、深夜ラジオ育った世代には心地いい。

嫁さんも満足だったらしく、その後の居酒屋で「来年また行こう」と心に決めているようだった。
中高年の心の勇気・元気の元「さだまさし」フォーエバー。

可愛い人

朝、車に乗って運転中、カーラジオから流れるウルフルズの「カワイイ人」という曲。

母を歌った曲だったんだなと初めて気づいた。

今日は母の日。実の母は今、この世にいないが私の心の中にはいつもいる。やさしくて、厳しくて、涙もろくて、おしゃべりで、ちょっと子供っぽくて、そしてそんな母が今となっては懐かしい。

週末、実家に墓参りに帰ろうと思っていたが家族の病気で断念。夏には必ず帰ろう。