晴れたらいいな

三世代同居の泣き笑い一家の日常を綴ります。

傘寿の祝い

2014-11-30 | 家族
朝のNHKドラマ、マッサンの広島の舞台、竹原へ行った。

古い町並みが保存されニッカウィスキーの生みの親、竹鶴マサタカの生家である竹鶴酒造なども見て回った。

そして竹原港から大崎上島へ30分の船旅、キラキラ輝く瀬戸内海が眩しく、小島が点在する風景は美しい。



大崎上島へは両親の80歳の祝い「傘寿」で家族5人で、島の南東の高台にあるこの島最大のホテルに泊まりご馳走を食べ祝福した。

この島は映画「東京家族」の広島の舞台となった所としても有名。山田洋次監督作品でも一昨年ビデオを借りて見たがとても良い作品だった。

泊まったホテルは20年前に国民宿舎から民営化し現在に至り、一度前々から行ってみたいと思っていたのでこの記念する家族行事に使わせてもらった。



窓から見下ろす風景が素晴らしい。しまなみ海道の来島大橋が見え、もうそこは今治だ。





行き交う船もどこかゆったりした感じがして心地よい。露天風呂からも部屋と同じ景色が見える。

両親も瀬戸内の島で育ったのでこのロケーションが気に入ったらしく終始ご機嫌だった。

家族旅行の時に雨が降るジンクスがあるが今回は二日とも晴れ、いい旅になった。

衆議院解散そして選挙

2014-11-26 | 社会・経済
衆議院が解散した。500名余の議員が失職したわけだがなぜかバンザイ。そして各地方へ散っていく議員たち。
12月2日の告示、14日投票の日程で衆議院選挙が行われる。

争点のない選挙と言われているが、どこか国民不在で政治家の都合だけで師走の忙しい時期に無理やり実施されている感じがするのは多くの人の感想だと思う。

しかし、有権者は自分達であって今の政治を良くするのも悪くするのも自分の一票だと言うことを忘れてはいけない。政治に少しでも関心を持つことで状況は変化する。

街では選挙のポスターを貼る掲示板がこの数日で出現しつつある。選挙にかかる費用は300億円ぐらいだとの報道があった。これだけのお金があったら被災地の復興や支援を必要とする様々な方面に使えるのになと正直思ってしまう。

決戦の12月、師走の前半は騒がしいものとなるだろうな。

紅葉の宮島

2014-11-23 | 季節
世界遺産でもある安芸の宮島に紅葉を見に行った。

兄の次女が遊びに来ていたので広島にいる妹の長女とと二人の子どもの20代4人の女の子と50代のおっさんの宮島詣でとなった。

人出を予想し電車で行ったが、朝のラッシュ以上の乗車率、ほとんどの人が宮島口で降りる。船乗場は船から改札口まで続く行列ができていた。それでもカーフェリーの車載スペースに人を乗せ600人以上を一度に乗せ、10分間隔の船便があるのでそんなに待ち時間はなし、しかし島の中は昼時間の1時間前というのに土産物店などがある通りは、人、ひと、ヒト…・・。

3連休の中日で快晴、そして暖かく今年最後であろう紅葉を見に全国各地、いや全世界から集まっていると思われた。実際、色んな地方の言葉、また外国の方をたくさん見かけた。

目的の紅葉を見にモミジ谷公園を目指す。途中、屋台などでイカ焼き、団子、唐揚げ、アイスをそれぞれがチョイスし昼ご飯が混んでいて食べれないだろうことも予想し栄養補給と食い意地で、ワイワイガヤガヤ話しながら楽しく食べる道中だった。

宮島には仕事で20数年前に秋の紅葉シーズンに観光協会とタイアップでテントを張って物販のお手伝いをしたことがある。ここまでの人出はその当時無かった。やはり世界遺産への登録で宮島の知名度が上がっていることを実感した。そういえば昨日の新聞では世界遺産で行きたい場所ランキングに1位、屋久島、3位で宮島が入っていた。

地元広島にとっては嬉しい半面、なんか複雑な気持ちになる。どこかの名所と変わらない土産物店が連なる通りを歩き、宮島の紅葉を見るだけではもったいない。本当の魅力は一歩路地から中に入った町並み、そして歴史にあるのだろう。四季折々に楽しめる場所でありパワースポットとしても知られている。
なんか、オヤジのざれごとでくどくどと書いて仕舞ったが、自身、再発見した旅だった。

今回撮った写真。


イイフウフのヒ

2014-11-22 | 家族
よく晴れた土曜日。

久しぶり夫婦休みが一緒だったので買い物に出かけた。

業務用スーパー、家電量販店、生活雑貨店をハシゴし昼前に帰宅。

たち夫婦は「いい夫婦」とは言い難いが、なんとか二十数年一緒に暮らした。

今日は「いい夫婦の日」として世の中に定着した。知人の娘さんも今日の日結婚式を迎えた。めでたい。



先日、事故で入院中の会社先輩の見舞いに行った時、退院を直前に控えての感想を漏らしておられたのが印象的だった。「健康でいることが当たり前だった自分がこんな事故に遭い、その当たり前のことの大切さと、それ以上に家族の大切さを痛感している。特に嫁さんには心配をかけた。そして感謝している。」

夫婦のカタチは様々、常にお互いを尊重し感謝の気持ちを持ちたいと感じる。

土砂災害から三か月

2014-11-20 | 日記・エッセイ・コラム
広島のあの大惨事から3ヶ月。ようやく避難勧告がすべて解除となった。

しかし、山の広範囲に渡った沢の土砂が崩れた筋が今でも見える。それは8月20日の豪雨を思い起こさせる。

被災地に初めてボランティア活動で行ったのが9月14日だった。一番被害が大きかった八木3丁目から見た風景は凄惨なものだった。


自衛隊の皆さんによる倒壊家屋や土砂周辺での行方不明者の捜索も最終盤を迎えていて、重機などでは掘れない建物と塀の狭い空間に流入して積もった土砂を隊員が手掘りされている姿が印象的だった。

災害復旧にあたられた自衛隊、消防の方、ボランティア、地元のみんさんなどに感謝したい。