目標に向かう気持ちはザラザラした摩擦が火をつける
、台所の引出しの奥に小さなマッチ箱を見つけた。
懐かしくて一本出して,こすって火を点けてみた。
当然だがマッチ棒に火をつけるには、マッチ箱の粗い側面でこすり、摩擦によって火がつく。
考えてみると我々は、なめらかでスムーズな生活を望もうとする。
なめらかになれば、ストレスがなく、快適な毎日を送ることができる。
しかし、なめらかな生活では摩擦がないため火がつきずらい。
火をつけるためには、摩擦が必要なんだと感じた。
そう考えると生活の中にも、ざらざらしたストレスは多少あったほうがいいのかもしれない。
スムーズにいかず「イライラするなあー」というストレスがあるから、目標に向かう火がつく。
「負けてたまるか」という反骨精神が燃え始め、モチベーションが上がる。
ざらざらしたストレスが、自分の心に火をつける。
なんとなく、そんなことを考れるキッカケをくれたマッチ棒であった。