青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

ヘンリック・シェーグレンさん

2007-09-25 21:39:12 | シェーグレン日記

シェーグレン症候群って始めて聞いた時、みんなどう思ったんだろう?

病名としてではなく、名前として・・・

どういうことかといえば、「シェーグレン症候群」っていうのはたまたまヘンリック・シェーグレンさんが発見したからシェーグレンシンドロームな訳ですよね。

すごーーーーーーーーーーーーくバカバカしい話なんですが、これってラッキー?な感じがしたんですよね、私は。

例えばこれが日本人だったならどうでしょう。

仮に佐藤さんが発見者だったとして、そうすると、「佐藤症候群」

なんか佐藤さんを必要以上に追い求めてるみたいなイメージ。

もっとイメージ的に分かりやすくすると、これが木村拓哉さんだった場合には、

「木村拓哉症候群」ってなことになる訳で、なんかこれってまるで、木村拓哉がなくては生きていけないようなイメージありませんか?

ね、だからシェーグレンさんであったからこそ、私的にはとってもよかった訳です。

異国の人だから変なイメージがなくてよかったなと・・・

でもシェーグレンさん的にはどうなんだろうかと考えると、これはまた微妙で、

だってね、星とかに第一発見者の名前が付いたりするじゃないですか、それってとても栄誉なことですよね。

もちろんシェーグレンさんもそれは栄誉なことだったと思います。

でもただ一つ気になるのは、それが「病名」だったということ。

また分かりやすく日本名で書くと、「鈴木病」とか「田中疾患」とか言う具合になり、もし仮にそうだった場合、まるで鈴木さんや田中さんがばら撒いた病気みたいじゃないですか!

だからシェーグレンさんが発見したシェーグレン症候群って言う名前、ある意味すごい。

でも一番の悲劇は、患者から「早くシェーグレンなんて無くなればいい」って思われていることかな。

病名に人名が使われてしまった故に・・・

シェーグレン症候群の発見者、「ヘンリック・シェーグレン」

彼は偉大な人物である。

私はシェーグレンだと皆言うけれど、あなたはシェーグレンじゃない、シェーグレン症候群だ。

シェーグレンの名を語ってはいけない。

それにシェーグレンに、せめて「さん」ぐらいつけてあげてね(^_^)