青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

北と南の車の違い

2007-12-07 20:55:44 | 日々思うこと

朝鮮のお話じゃありません。

日本の北と南です。

違うところといっても、食も違うし、季節感も違うし、天気も起こる災害とかも、見るといろいろありすぎますが、私が思うのはもっとごくごく小さな言われなければ気にしないような違いです。

私は車を中古車で買ったのですが、今は以前と違い、近くの車やさんにない車でも、全国何万台もの中古車中から探してくれる車やさんが多くなったから、私のような北側の雪が降る場所に住む人間にとっては程度のいい車を探しやすくなりました。

こうやって書いても南側の人は多分分からないと思います。

どうしてそうなるのかというと、雪国の人はみんなボロボロの車に乗っているとかいう訳ではなく、雪が降ると当然車道にも雪が積もるし、凍結もしてしまうので、除雪車が雪をある程度寄せ、融雪車が路面に塩をまいたりします。

塩をまくと雪は解けやすくなり車が走りやすくはなりますが、一般車は当然塩の上を走ることになります。

でも冬の間は泥交じりの雪で車がすぐに汚くなるし寒いから、あまり洗車はしません。

だからタイヤが巻き上げた塩が車体にくっついたまま長時間放置された状態になり、結果、よほど注意していないと雪国の車は早く錆びる傾向にあります。

外観上は綺麗でも、下回りを見るとその差は結構あります。もちろん手入れがしてあると綺麗ですけどね。でも少数派でしょう。

だから私が中古車を買う際には、南からお取り寄せさせていただきました。

でも南側の人はそんなこと知らないから、雪国育ちの車を買うと下が錆びてるかもしれません。

それともう一つ、南側の人はあまりタイヤ交換してませんね。よっぽど車好きじゃない限りは・・・

だからホイールナットやハブボルトのねじ山もすっごく綺麗で、新車のようでした。

よくよく考えると、タイヤって普通タイヤ交換の時くらいしか外さないんですよね。

雪国は冬はスタッドレスタイヤに交換するから、最低でも年に二回、春と秋に交換するためホイールナットを外します。だからホイールをとめているボルトもナットも痛んできます。

そんな必要がない南の方では、タイヤが減ったときかパンクした時くらいしか外さないんですね、多分。

タイヤだって南の人は多分4本あれば大丈夫なのに、雪国は最低でも一台8本持っているし、一回ごとにタイヤとホイール組み替えるのも面倒だから、大体はホイール付きで夏用と冬用8本小屋に置いてあります。

アパート暮らしの人なんかは、部屋にタイヤがドーンと4本居座ってたり、共用の階段や廊下に延々と置いてある。放置してあるようだけど実は半年に一回は夏用と冬用が入れ替わっているんです。

この辺金銭的にもスペース的にも大分違いますよね。

某カー用品店の広告だって、冬が近づくと広告のメインはスタッドレスタイヤになります。家電やさんの広告が春にエアコンスペースを多くとるのと一緒です。

それに夏普通にかかっていたエンジンのかかりが、悪くなります。寒くなるとバッテリーが上がりやすいからね。

それに南の人は知っているんだろうか?

車に寒冷地仕様車っていうのがあるということ。

なにが違うかって、バッテリーの容量が寒冷地の方が大きいです。

だから私の車は南からやってきて、最初の冬にエンジンがかからなくなったのは、バッテリーが古かったことと、容量が小さかったことの両方が原因です。

まー同じように、南には南独自もあると思いますが・・・

いろいろ言い合うと面白いかもね。