私はテレビゲーム世代の人。
小学生低学年のゲームウォッチに始まり、高学年になってファミコンが出始め、中学生でクラスの過半数がファミコンを持っている状態で、
友達の家に遊びに行く=ファミコンで遊ぶ
っていう図式が定番のような頃があった。
なんか思い返すと、家庭用ゲーム機の成長と共に私達の世代は成長してきた気さえする。
でもある日私は突然ゲームから離れた。
まだ中学生の頃ファミコンをしていて、何日もかけてロールプレイングゲームをしていて、そして最期にボスキャラを倒した時、うれしさに勝る虚しさを感じたのが私のゲーム離れとなり、それで私のテレビゲームは終了。
その後もポツリポツリとテレビゲームに向かうことはあっても、どーも・・・
気持ちに伝わってこない。
虚しさトップだったのは、釣りのゲームかな。
だから私は初代のファミコン以来、ゲーム機を買ったことがない。
今では頭の体操とか、村を作るとかいろいろあるようで、私も姉のをいじったりしましたが、やっぱり大昔に感じた、あのゲームから手を離した瞬間に感じる虚しさが未だに忘れられず、流行っていても買うには至らない。
トラウマに近いのかな?
ゲーム会社さんごめんなさい。
ゲームを攻略して、また次のゲームを攻略する楽しさを求める子供の心理をついた図式を見事に裏切ってしまいました。
私はゲームを攻略して、何も心に残らない穴に気が付いてしまった不届き者でございます。
バーチャルに生きることは出来なかったよ、私には。