日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

3月24日、イタリアの旅/シラクーサの「天国の石切り場」に向かう

2008年04月18日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強

シラクーサのネアポリ考古学公園は
ほんとーに広かった。

ギリシャ劇場でロッククライミング?
を堪能した娘を依然として飽きさせず、
探検を続けさせるためにには
何か大きな驚きを投げ込むしかなく・・・・、
「ねえ、天国の石切り場、があるらしいの。
どんなとこか見たくない?」
というと、日頃学校(ミッション系)でも
毎日曜の教会学校でも
天国はクリスチャンの専売特許みたいなニュアンスを
体にしみこませている娘は
「うん、いくいく、見たーい」
と喜んでくれた。ほっ。

このような(写真上)たわわに実をつけるレモンの木が
天国への期待感を持たせるかのごとく立っていた。
「天国の石切り場」へと続く道は小さくうねって
目標地点を目隠ししてしまう。
そして、目の前に広がった景色は・・・・。


こんな大きな大きな洞窟に遭遇。
これが有名な「ディオニュシオスの耳」Orecchio di Dionisio
なんだそうな。放浪の画家、カラヴァッジョがこの地を
訪れた時、そう名付けたのが名前の由来。1603年のことだって。
高さは36メートル、中に入っていくのはちょいと
勇気がいったけど、先に進むにはそれしか方法もなく・・・。

中に入ると音響効果がスゴイ!
小声で話しても、入り口まで聞こえるのだ。
試しに母子で交代して実験してみた。
つぶやく程度に日本語を話すと、
入り口にいた娘が怒っている。
「エイミ、かわいいね」と言っただけなのに!




天国の石切り場にはいろんな
形の石が行く先を彩っていた。
白い色の石だから、先人はこの場所を
天国の、と形容詞をつけたのかしらね?

さて、最後に娘のオキドリ写真を。
ポイントはプラダのブラウス!カワイイ配色で
本当にステキです。(プラダのまわし者みたいだけど)



さて、このシラクーサのネアポリ考古学公園には
他にも「ヒエロン2世の祭壇」や
「古代ローマの円形闘技場」などがある。

ギリシャ劇場に古代ローマの円形闘技場・・・。
この地の古代文明のなごりを堪能するには私には
知識が足りなすぎるのだろうが、
悠久の昔に思いをはせる、そのダイナニズムは体験できた。
私はB&Bで知り合った若者のことを思い出していた。
建築を専攻しているそのアメリカ人大学生が
シラクーサを訪れる理由は明らかだからだ。

もし、あなたが古代ギリシャ建築と
古代ローマ建築の違いを言葉で言えたとしても、
百聞は一見にしかず、見て感じとるその体験ほどには
本当のところはわかっちゃいないのだから・・・・。

コメント
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