25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、35年間健康診断0回の後期高齢+2、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

Kazuoが行く

2019年03月09日 | 日記
素晴らしくいいお天気なのに、ほぼ家から一歩も出なかった! 散歩もしていない。ワイフは家の周りの草取りに熱心に取り組んでいたが、私は白菜を取りあえず塩ずけしただけである。少し、強い風があったせいもあるが、外に出るのはためらいがあった。

この時期の風は油断大敵。すぐに花粉や温度差にやられる。チャリランで動き回るのは、もう少しお天気が安定してからにしよう。今年の夏は長いに違いない。たっぷり時間はある(はずだ)。

タイトルの意味は、全くない! ふっと、昔の「龍馬が行く」を思い出しただけ。「Kazuoが逝く」という、この2、3年の介護体験でも書いてみる?

私はカズオ!

2019年03月09日 | 日記
今年の5月には、もう一人のご先祖前が満100歳を迎えるのだが、どうやら半年前とは随分認知も進んでいるようで、親父の死去という特別事態だったから、施設の面会中止期間にも関わらず、二度顔を合わせることになった。

その二度目の時、ワイフも私も認識しながら、ワイフが私の名前を聞くと「カズオ!」と自信を持っていう。途中時間を開けて二度聞いたが、二度とも「カズオや」と、亡くなった親父の名前を即答する。

おもわず笑ってしまったが、幸いなことに、どうやら生涯大きな荷物に過ぎなかった親父の死を認識していないようだ。施設の職員にも、同室だった親父の姿がないことを聞くことはないという。もし、聞くことがあったら「ちょっと病院」と答えるように口裏を合わせている。

超老人の意識は波があるから、今後どうなるか分からないが、今の所、多分、息子と旦那が重なって「存在」しているに違いない。その方が、1日でも長く生きてくれるのなら、それでいい。年内に、もう一度葬式をするのは、いささか荷が重い。もっとも、明日のことは分からないが...........。


空気の澄み渡った青空は、春の空ではない。まだ、上空に相当寒い寒気が残っているのだろう。日中、15度以上になりそうだというから、暖かい大気が流れ込んで来るのだろう。

瞬殺冷却

2019年03月09日 | 気象
2019年3月9日(土):By Yahoo [ -1c/17c/10% 67K ] 快晴

午前6時30分過ぎ、すっかり明るくなった朝方、放射冷却でぐぐっと気温が下がって、マイナス。トタン屋根が真っ白になって、霜が降りた。この冷却は、このところの気温の高さにすっかり気を緩めた自然の草木や虫や小動物に危険なほど大きな影響を与えたに違いない。

ただ、1時間ほどもじっと我慢していると、あっという間に霜は溶け出し、気温は強い太陽の陽射しでぐんぐん上がってくる。今朝の朝陽、東の空はすっきりしている。黄砂もPM2.5も花粉も少ないようだ。オレンジ色にはならなかった。


それにしても「臆病者のための株入門」(文芸新書)という橘玲の本を読んでいると、不動産屋を始めて過去に数多く読んできた経済書のどの著者と比べようもないほど、「頭脳明晰」な人物、表現だと感じてしまう。今では、おそらく一冊も売れなくなってしまったに違いない著作物を数多く書いた木村剛も、私が直接知っていた「聡明な人物」だったはずだが、橘玲とは、全く比べようがないほどの差を感じる。

なぜだろうと考えると、どうやら、それが現場、つまり人間知らずの「東大」の限界なのではないかと思える。聡明さの限界と言われれば、多分、東大のプライドが傷つくに違いない。かたや、橘玲は何万、何十万と卒業生を排出する私学の早稲田にすぎない。そこに「頭脳明晰」さで劣るなどと、東大の足元にも及ばない地方二流国立大出身の、それも半分脳みそが腐りかかったジジイに言われたら、それこそ「瞬殺」の無視だろうが、それでも、橘玲の本質を切り取る見事な「包丁さばき」は、目の前に残る。

金融と経済の世界の本質を斬りさばく稀代な天才職人が橘玲だ。す、すごい!