神の摂理

誰だったか忘れたが、女性だったと思うけど、通夜にやってきて「ああ、びっくりした！一瞬、ドキッとしたがね」と言われた。なぜ？　お迎えをして立っていた喪主の私を見てのことだ。死んだはずの本人が立っていると思ったらしい。つまり、それほど死体に似ているというわけだ。

なんとも迷惑な話じゃないか？　この世で一番似たくない人間に似ているとは！
それこそまさに、神の摂理であり、真実というものだ。DNAは逃れられない。

美の正体

このところ、何度も眺める東のオレンジ色の霞たなびく朝もやと朝陽の風景。今朝も、息を飲むほど美しいオレンジ色に染まっている。夏や冬の太陽とはまるで違う。春先特有の白いモヤにあたりが全て包まれている風景は、絵画的な美しさがある。

しかし、もしかすると、その白いもやの正体が、単なる水蒸気ではなくて、ロシア極東の森林火災から流れてくる大量のPM2.5やスギ花粉かもしれないのだから、なんとも残酷な話だ。

ブレーキランプ

2019年3月2日（土）：By Yahoo [ 3c/13c/10% 67K ] 晴れ

ロシア極東部、北朝鮮や中国との国境付近から北部シベリア辺りで、広大な面積の森林火災があちこちで起きている。夜、宇宙ステーションから眺め下ろすと、その赤い地点が見える。見たことある？

手のつけようもない、自然火災で、放置されたまま。どうしようもないのだが、そのスケールはプリウスを何千万台走らせて、環境保護に「貢献」しても、足元にも及ばないほど、二酸化炭素を排出しPM2.5を吐き出し続けている。この森林火災は、昨日今日始まったのではない。何年も前から、強くなったり弱くなったりしながら、あちこちで燃え続けているのだ。

そのせいか、今朝も暖かい。3時間ほど眠ったら、目が冴えて起き出した。午前1時30分。また、眠くなったら横になろう。先日の聖苑での独り通夜もそうだった。真夜中2時頃に、無数の亡者とともに館内をうろついて、無料自販機の熱いコーヒーや冷たいジュースなどを飲んでいた。

意外に自由に振舞えて快適だったが、今朝の我が家では、生きている人間がどこかにいるので、静かにしなきゃいけない。
今日は土曜日だが、もういい加減、片方が切れているブレーキランプを修繕しなきゃ、と今日の予定を考えている。