一般的に、サラリーマンというか、まあ、普通に生きる人にとって、人生の3大決断といえば、「就職」「結婚」そして、「住居」じゃないかと思える。
まあ、そのうち2つはすっ飛ばして、「住居」、つまり家を持つということに関して、多少見聞きしてきているが、無茶なローンを背負って、短期間にローン破綻して逃げ出した建売住宅の競売物件などの話は、ザラに日米で転がった話だから、それも別にして、テーマは「決断」だ。
10年ほど、社宅などに住んで、コツコツと節約して家を買う金を貯めた夫婦が、建売住宅の販売のチラシを見るたびに、あちこち見て歩き、営業マンにも薦められるのだが、ギリギリで、どうしても決断できない。
損か得か、比較表まで作って、いろいろ検討するのだが、どうしても最終決断が出来ない。
そんなものだと思う。なぜ出来ないか、考えればわかる。自分たちが苦労して貯めたお金だから、簡単に使えないというのが1番の理由で、2番は、損か得かを比較検討するからだが、これが、ローンだと不思議に決断できる。
ローンを組むような金なしは、当然、物欲が優先し、欲しいが先に来るから、どれも魅力的に見える。
欲しいものを目的にして、コツコツ金を貯めるような堅実な人生を生きようとする人物(夫婦)は、そうして貯めた金は、簡単には使えない。金を貯める苦労を知っているし、我慢も知っている。
どちらの人生がいいか悪いか、私にはいう権利はないが、決断するには、金額的な損得ではない、別の要素が必要になる。どんな地域で、どんな生活を送りたいのか、そんな目的を先に決めない限り、予算の範囲内で、よりいい住宅を求めよう、などと考えても、車のような工業製品では成功しても、住宅では後悔する可能性が高くなる。どんな決断でも、後悔とは表裏一体なのだから。
まあ、そのうち2つはすっ飛ばして、「住居」、つまり家を持つということに関して、多少見聞きしてきているが、無茶なローンを背負って、短期間にローン破綻して逃げ出した建売住宅の競売物件などの話は、ザラに日米で転がった話だから、それも別にして、テーマは「決断」だ。
10年ほど、社宅などに住んで、コツコツと節約して家を買う金を貯めた夫婦が、建売住宅の販売のチラシを見るたびに、あちこち見て歩き、営業マンにも薦められるのだが、ギリギリで、どうしても決断できない。
損か得か、比較表まで作って、いろいろ検討するのだが、どうしても最終決断が出来ない。
そんなものだと思う。なぜ出来ないか、考えればわかる。自分たちが苦労して貯めたお金だから、簡単に使えないというのが1番の理由で、2番は、損か得かを比較検討するからだが、これが、ローンだと不思議に決断できる。
ローンを組むような金なしは、当然、物欲が優先し、欲しいが先に来るから、どれも魅力的に見える。
欲しいものを目的にして、コツコツ金を貯めるような堅実な人生を生きようとする人物(夫婦)は、そうして貯めた金は、簡単には使えない。金を貯める苦労を知っているし、我慢も知っている。
どちらの人生がいいか悪いか、私にはいう権利はないが、決断するには、金額的な損得ではない、別の要素が必要になる。どんな地域で、どんな生活を送りたいのか、そんな目的を先に決めない限り、予算の範囲内で、よりいい住宅を求めよう、などと考えても、車のような工業製品では成功しても、住宅では後悔する可能性が高くなる。どんな決断でも、後悔とは表裏一体なのだから。