10時過ぎに家を出て、ワイフと母親の病院に向かう。200以上あった血圧も130ほどに落ち着き、真夜中、脈拍が上がったが、すぐに処置して落ち着きを取り戻したという。痰を取ったあととかで、2つの点滴の細いチューブに繋がれて、気持ち良さそうに寝息を立てて眠っている。
ふっくらした丸い顔は健康そのものの雰囲気。血色も悪くない。出血も止まってくれて、少しでも血が引くようなら、意識の回復も有り得るかもしれない。先のことは、わからない。
ワイフと近くの豆狸で昼食。前回同様、葬儀社のアスピカに相談受付を済ませておこうとしたら、ワイフは「縁起でもない!」と絶対反対。不思議と私以上にアカの他人のワイフの方が、母親のことで沢山涙を流す。施設に面会に行くたびに、これまで何度も、「家に引き取って、最後まで私が面倒見てあげたい」と言ってきた。
「おばあちゃん、いい顔してるよ」などと語りかけ、顔や頭を撫でるのは、ワイフだ。
自分の本当の母親だって施設に入って認知気味だが、その母親には一度もそんなことを言ったのを聞いたことはない。人は不思議だ。長年一緒に住みなれると、情がうつるのだ。意識が戻ると信じているらしく、私が葬儀の段取りなど口にすると、無性に機嫌が悪い。
まあ、今日、明日ということはなさそうで、しばらく、投薬と点滴で、経過観察しか処置なしだろう。
ふっくらした丸い顔は健康そのものの雰囲気。血色も悪くない。出血も止まってくれて、少しでも血が引くようなら、意識の回復も有り得るかもしれない。先のことは、わからない。
ワイフと近くの豆狸で昼食。前回同様、葬儀社のアスピカに相談受付を済ませておこうとしたら、ワイフは「縁起でもない!」と絶対反対。不思議と私以上にアカの他人のワイフの方が、母親のことで沢山涙を流す。施設に面会に行くたびに、これまで何度も、「家に引き取って、最後まで私が面倒見てあげたい」と言ってきた。
「おばあちゃん、いい顔してるよ」などと語りかけ、顔や頭を撫でるのは、ワイフだ。
自分の本当の母親だって施設に入って認知気味だが、その母親には一度もそんなことを言ったのを聞いたことはない。人は不思議だ。長年一緒に住みなれると、情がうつるのだ。意識が戻ると信じているらしく、私が葬儀の段取りなど口にすると、無性に機嫌が悪い。
まあ、今日、明日ということはなさそうで、しばらく、投薬と点滴で、経過観察しか処置なしだろう。