雨に煙る山肌の杉の木は、どれもこれも茶色っぽく見える。我が家の背後の山は終戦直後の農林省の官僚に踊らされた地主が少なく、ごく一部を除いて、杉の木の植林などほとんどしていないので、ほぼ、日本の里山の自然な状態。
それでも、所々杉の木が群生している。その常緑樹が枯れたように茶色に盛り上がって見える。言わずと知れた、杉花粉。どうしてあれほど大量の花粉を撒き散らすのか、不思議で仕方がないが、一度撒き散らしたら枯れてしまうとか、少しは自重してほしいものだが、毎年頑張るのだから、日本全体ではどんな量になるのか、たまったものじゃない!
南風が吹いて、たまには韓国や中国シベリアあたりまで逆流すればいいのだ。さしずめ「和黄害SK3.0」?
おや、我が家の小さな庭に「ふきのとう」か?