ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『失踪症候群』

2015年04月08日 22時45分04秒 | 読書日記
『失踪症候群』(貫井徳郎著)

著者の小説を結構読んでいるような気がしたのですが、実は2作目だでした。
どうやら「症候群」シリーズの一つということ。

警視庁の人事課に席を置く謎の刑事環(たまき)と、様々な理由で警察を辞めた元刑事達の裏の捜査。
今回は突然失踪した若者の捜索でした。

同様に突然失踪した若者のリストには共通点があり、そして、捜査を進めていくと彼らの繋がりが明らかになっていきます。

戸籍の入れ替えと、それとは別に凶悪な若者の犯罪と、元刑事の家庭の事情と、何だかちょっとまとまりがないようなお話でした。
とても面白かったんですけどね。

そう言えば、本屋大賞が発表になりました。
上橋菜穂子さんの『鹿の王』、近いうちに読んでみたいと思います。
コメント
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