ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

裏目か否か

2023年09月19日 05時32分08秒 | 高齢馬のケア

ここのところ左前を気にしだしたクー太郎。
脈もあったりなかったりでずっと触れる感じでした。
キャストが浮いたことが原因なのかな?とHさんと話していました。

土曜日は朝の元気はいつも通りで厩舎から出る一歩目からおかしい歩様でした。
馬場も悪かったので、大事をとってこの日は朝に痛み止めを飲ませて、お昼に引き運動をしました。

食欲あり

日曜日の朝は気にはするものの、跛行はありませんでした。
なので騎乗しましたが、暑さもあり、あまり動こうとしません。
下りて引きながら速歩をしてみましたが、明らかな跛行もありません。

うーん…。

お昼は放牧してみましたが、歩き回った挙句に砂浴びもしませんでした。


喉が渇くとここへ
水飲み場(じゃないけれどね)

そして昨日。
問題なく出てきましたが、朝からピーカンで暑かったこともあり、やっぱりあまり動きたがりませんでした。
またまた下りて引きながら速歩をして終わりました。

踵部分もキャストの隙間が負重で開いたり閉じたりしていたので、少し蹄踵が伸びてきてキャストに当たっているのかな?と思い、開窓してみることにしました。
獣医先生に連絡して方法を確認すると、写真に線をつけて返してきてくれました。


ニッパとヤスリで


全日本で北海道にいる装蹄師Oさんにも報告しました。

なかなかキレイにとれたかな、と自己満足に浸り、これで少しは楽になったのでは?と放牧してみました。


暑かったので少し歩いてゴロゴロしましたが、その後はすぐに帰りたそうにしていたので、洗い場に戻りました。

そして、口をゆすぎ、顔を洗って、体を洗って、ふと足元を見ると…

鉄がありませんでした…

馬場で砂浴びしたところに残っていました。
キャストの下に左右2釘ずつ打ってありましたが、蹄壁ごとスリッパみたいに脱げました。

応急処置で、鉄についている3Dパッドを外し、裸蹄につけてガムテープでとめて、その上からべトラップを巻いてもらいました。
そして紙オムツで保護しました。

裸蹄のときは右前をあげられませんでしたが、パッドをつけると上げられるようになりました。
そして厩舎に戻るときは、気にはしているものの、意外と普通に歩いていました。
厩舎でも普通に歩き回っていて、脈もさほど張っていないような感じでした。

終わってから先生と装蹄師Oさんにも報告。
先生からは「放牧するとは思っていなかった」的なお叱りをうけましたが、1回ゴロゴロしただけで取れてしまったので、厩舎でも取れていたかも、と思うと、私がいるときで良かったかな、とも思いました。

キャストと一緒に鉄も動いていたのかもしれません。
蹄踵なのか、鉄が動いて違和感があったのか、その両方か、別のことなのか、わかりません。

装蹄は木曜日ということで、それまで何とか凌ぐようにします。
今日はクー太郎のところで在宅勤務することにします。

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