komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

子どもといっしょに百人一首 18

2015年04月15日 | 百人一首 青札

 

 

                      のき
          ももしきや ふるき軒ばの しのぶにも
                  なほあまりある 昔なりけり

 


 

  詠んだ人・・・順徳院(じゅんとくいん 第84代天皇)

  詠んだ人のきもち・・・古くなってしまった宮中の、軒のはしにはえている
             しのぶ草を見るにつけ、昔のことをしのんでも
             しのびきれないなあ。
            (宮中はすっかり古びてしまった。昔は栄えていたのに・・・)


     ももしき・・・宮中のこと。

     しのぶ・・・しのぶ草(シダの一種)。
           ここでは、昔をしのぶ(なつかしく思い出す)意味もこめている。