めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに
雲がくれにし 夜半の月かな
よわ
詠んだ人・・・紫式部(むらさきしきぶ 女性
「源氏物語(げんじものがたり)」という小説を書いた)
詠んだ人のきもち・・・見たと思うとすぐにかくれてしまう月のように
久しぶりに会ったあなたも、すぐ帰ってしまいましたね。
めぐりあひて・・・月にめぐりあう(見る)ことを、ここでは
おさな友だちと久しぶりに会うことに、かさねている。