雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

ゆとり世代が大活躍。

2018-02-17 07:35:02 | 日記
 ゆとり世代、オリンピックで大活躍! 

 平昌五輪が始まり、日本のメダルへの期待がかかっている多くの選手が失敗だったと言われるゆとり世代です。
 ゆとり教育がなぜ失敗だったかというと学力テストの成績が低くなったということらしいです。

 実は、私の二人の子供達もゆとり世代です。

 長男の小学校の途中から完全週休2日制に移行しました。総合学習というものも取り入れられました。その結果、我が家はスキーにのめり込んでいくことになりました。もちろん、学校も大事ですが学校というものは、画一的にものを教える場です。学校の中だけでは、個々の子供達の能力を伸ばすのは難しいと感じていました。個々を認めながらも平等というのが学校です。そんな中で、自分が子供と熱くなれるものがスキーでした。

 冬の間は、週末はスキー場通いで、中学に入るとポイントレースを転戦するのに平日学校を休ませて参加していました。それほどのめり込んでいました。
 正直、学校に通う時間が惜しいとも感じていました。今はいろいろ言われている部活動ですが、学校の部活からオリンピック選手は生まれないと思っています。公立中学校の部活には限度があります。全国大会、世界を目指すには、それなりの専門のコーチや環境が必要です。それを学校に求めるのは難しいことなんだと知ったのも、スキーにのめり込んでいった過程でのことです。

 特にスキーの様に雪のある環境が必要なスポーツは、雪を求めて中学生くらいから海外で練習したりすることが多々あります。

 近年、オリンピックをはじめとする世界で活躍しているスポーツ選手はゆとり世代です。

 ちょうど、年齢的にもスポーツで活躍できる年代です。ゆとり教育は、子供達の価値観を学校外の世界に向けさせることには成功したのだと思います。

 学校を否定する気はありませんが、学校では個性を生かした教育には限界があります。ゆとり教育は、土日の休みの使い方で、差が出るしくみでもありました。そこを生かすことが出来たか出来なかったかで評価が分かれるところでもあります。

 ですが、ゆとり世代はまだまだ若く学校のテストの成績だけで評価されるようなものではなかったはずです。始めるときも生きる力をつけるとか言われたはずです。テストの成績がよければ社会を支える人間になれるかというと必ずしもそうでないと思います。要は、その時の学力ではなく、努力する力を持っているか、理不尽に打ち勝てるか、いろんな視野から物事を見られるか、そういう力を養えたかということが大切なのではないでしょうか。

 ゆとり世代は社会的にはこれから真価を発揮する世代です。駄目だったと方向転換するのは時期尚早だったのかもしれません・・・。

 がんばれゆとり世代!!ゆとりが失敗だったなんて言わせるな!

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