雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

直売所やるよ。

2017-04-26 07:26:42 | 日記
 地元の直売所を有志で引き継ぐこととなり、いろいろな申請書類を作るのに忙しい日々が続いています。

 特に食品衛生に関していろいろあるので、建物のリフォームからです。メンバーは主婦層が中心ですが皆、頑張って出資してくれました。僅かな出資かもしれませんが、それでも簡単に出せる金額ではありません。地域に直売所の経営の相談をしてときに、自分たちの本気度を示せといわれたのでみんなで何度も何度も話し合いをしました。そしてやっと月末のオープンが決まりました。

 新規メンバーは12人。うち男性は1人。ほぼ女性です。会議の時は夜の10時を回ることもしばしばです。メンバーの皆には本当に頭の下がる思いです。

 過去15年、直売所を続けてきた当時60歳のメンバーも75歳ともなるとなかなか続けられないということで、ここ数年は始めた当時の勢いも無くなっていました。

 何とかならんかと相談は受け、昨年、先輩方が廃業届を出したことを機に、新規で復活することにしました。

 とはいえ、実際、地域で直売所で物を売って生活するなどと考えている人は皆無で、プロジェクトに人が集まらず正直頓挫しそうでした。

 そんな中、見かねた行政が支援に入ってくれまして、紆余曲折ありましたが何とかここまで駒を進めることが出来ました。

 そうして生まれ変わった直売所。

 その名は「ねちKOYA」

 もちろん、これからが勝負ですが(勝負~などと怖い言葉を使っちゃいけませんね。)。

 
 「地域で一生懸命やってる人を応援できること」を考えていきたいと思っています。この地域に住んで良かったと思えることを考えていきたいと思っています。

 

 昨日は、いいお天気で芽吹きの木々が眩しかったです。



 



 

 

季節の変わり目は天気が不安定。

2017-04-20 07:16:01 | 日記
 ここのところ、25度近い暑い日もあれば、ここ数日は上空に寒気が入っているということで、空気が冷たく、強風も吹いていて畑仕事が停滞気味です。

 季節の変わり目なんですね。


 ところで私はというと、今月末には、仲間とともに引き継いだ地域の直売所のリニューアルオープンを控えいろいろな手続きやら、リフォームやらで慌ただしい日々が続いています。

 市長選、市議選で地域活動が停滞していたので、やっとなんとか皆の協力を得られる状況になってくれると嬉しいのですが…。

 それにしても、仕事を減らして地域づくりにウエイトを置こうという考えがやや甘かったと後悔している私。キャパ越えしてます。仕事量が減らずに勤務時間だけが減った感…。

 まあ、これからが本番なのでここでくじけるわけにいかず、自分の選択なので。

 自分自身に全く自信が持てなかった頃に比べれば私も成長したもんだと思うのですが、こういう状況でくじけそうになるとまだまだだな~と思ってしまいます。

 いろいろな問題に対して逃げ道はあります。でも、逃げてばかりでは自分は成長しないし、夢も叶えられない、そう思って前を向いて進みます。

 家の周りも1日1日、季節が進みます。

 







あ~、なんてきれいな風景。私はこに地域で生きることを諦めませんよ。

 

人が作る。

2017-04-17 07:12:33 | 日記
 我が根知谷も本格的な春を迎え、桜の花が咲きだしました。

 私たちが花いっぱいの活動の一環で5年間かけて植え続けた水仙ロードも今が満開です。

 

 里山の風景は人が手を加えて作り上げます。長い年月のこの谷の人の営みが続いてこその風景です。

 いつか過疎で人がいなくなり自然に帰るのもいいという人もいるかもしれませんが、人の手が加えられた風景もまた素晴らしいものです。それは、代々受け継がれてきた風景だからなのだと思います。

 

 小学校の桜の木。私の頃はここが中学校で、この桜はまだ若くてか細かった様に思います。今は見事は大木です。桜は成長が早いですね。

 

 我が家の前にも、10年ほど前に植えた桜があります。年々、見事な花を咲かせてくれるようになりました。

 家の前の花壇では、ヒヤシンスがいい匂いです。

 

田舎だからと諦めていること。

2017-04-14 07:10:26 | 日記
 いよいよ、私の住む地域の小学校は市内の数少ない小規模校の一つとなってきました。

 私は、小学校は地域にはなくてはならないものと考えています。

 これ以上、若い世代が減らないようにするにはどんな対策が必要なのか考えていかなければならないと思います。

 
 私は、個人で出来ることがまず先かなと考えるのですが、

 まず感じるのは若い世代が地域内で家を建てられるようにすることだと思います。時代の移り変わりの中で、古き良きとはいえども、やはり、今どきの生活は若者には魅力的に映ります。

 実際、私も、おしゃれな雑誌を見ておしゃれな暮らしに憧れました。ガーデニングで家の周りにバラをたくさん育てたいと思ったのですが、姑にバラはトゲがあるから家の周りに植える物ではないと言われ鉢植えで我慢したり、花壇に花を植えていると、食べられんもの植えてどうするんだとか言われたり。なかなか、自分の思う通りに出来ないことが多く楽しく、正直家での同居生活は楽しくはなかったです。

 今は自分自身が親世代となり、子供にこの家をいつかは譲りたいと思っても、やはり、お互いの生活習慣や感性の違いで同居は難しいんだろうなと思っています。

 正直、自分の子供達は職場が市内ではないので、この地域に家を今は建てられないだろうと思うのですが、市内に勤めている若い世代には是非、この地域に家を建てて住んでもらいたいと思っています。

 私たち世代も、親から家を受け継いだら今どきのおしゃれな生活を今からでも楽しみましょうと言いたいです。

 リフォームは、田舎でもおんなじです。

 田舎だからと言って、憧れの雑誌に出てくるような家を諦めていませんか?

 私は、むしろ田舎だから雑誌に出てくる家より素敵な家をつくれるんじゃないかと思っています。田舎は隣を気にしなくていいし、何といっても景観を活かした家に出来ます。大きな窓で景観を取り込むことも出来ます。

 建築業界も市街地以外の暮らしの在り方も提案すべきと思うのですが…。

 とりあえず、そういう事例がいくつかあれば、そういう生活もいいな~ということになり、市街地の便利さだけが生活のすべてではないと気付くのではないでしょうか。

 そして、自然いっぱいで伸び伸びとした環境で子育てする方がいいんだよ~と、私は言いたいんです!!

 それにしても、ここのところ冬に逆戻りしたような寒さが続いたのですが、今日は5月並の気温になるそう、体がついていけないかも…。

 

 

正しい情報。

2017-04-12 06:53:03 | 日記
 私が嫌いなのことの一つはスピリチュアルです。
 よく、空の雲を眺めて地震雲だといういう人がいるのですが、そういうことはあまり信用していません。科学的根拠に乏しいもの信じないことにしています。血液型や星座占いなんかも、たった4つの型や12の星座で、何がわかるかと思うのですがそれは、占いは信じるというよりも自分への精神的な支えとする程度にっする程度がいいのだと思います。実際当たるよ~っていう人もいるでしょう。だってそれだけしか分類ないんですから確率でいっても何割かの人は当たるんです。でも、東日本大震災で多くの人が亡くなったんですが、その日占いで一番ハッピーって出てた人もいるわけじゃないですか。冷静に考えれば占いなんて真剣に信じるものではないとすぐにわかるはずです。

 昨日もポテトチップスが販売中止になるというニュースのことで知人たちが、残念がっていましたが、せっかくだからポテトチップス断ちをしましょう。
 ポテトチップスなど、イモを高温調理するとアクリルアミドという科学物質という発がん性物質が高濃度で生成されるということがわかっています。これは、添加物ではないので、家で調理しても同じことです。もちろん、条件があえばいろいろな食品にも含有されていることがわかっていますが、特にジャガイモは多いようです。炭水化物を使ったお菓子全般もそうですが、特にポテトチップスや、かりんとうなどに多く含まれているようですので、頭に入れて置く方が良いと思います。

 最近は、メーカーも指摘を受けて含有率を下げる工夫はしているようですが、こういう情報はしっかりと調べておいた方がいいと思います。この食品中のアクリルアミドの含有率などは農林水産省のHPで見ることが出来ます。

 もう一つ、以前から気になっていた子宮頸がんワクチンのこと。昨日の新聞にワクチン接種と副作用の因果関係は判断出来ずとありました。冗談じゃないという方も当然いると思いますが、私はいろいろ調べると因果関係がないとはいえずとも、子宮頸がんワクチンそのものが悪だという考えとは違います。私は、実際、娘に子宮頸がんワクチンを接種させていますし、その説明会にも参加しました。その時、意味がわからなかったのですが、お医者さんが思春期の女子に打つので痛みに敏感な反応が出ることがありますと言われました。中には失神する子もいるとか。シシュンキ?イタミ?

 この問題が大きくなってなるほどと思ったのは思春期の女子は元々ワクチン接種に関係なく何かあるということ、それがワクチン接種がその発症のきっかけになる、あるいはこういう問題を引き起こす可能性もあるということはある程度予測されていたような話でした。

 それが、クララ病なるもの。(アルプスの少女ハイジに出てくる歩けない少女の名前)

 予防接種に限らずこの年代の少女には昔から一定数の患者が存在するという珍しくない病気があるのだそうです。それが、このワクチンの副作用と結び付けられ大々的に報じられあまり一般的に知られていなかった病気の存在が世に出た形になったようです。

 私の周りでも、そういう報道でワクチン接種をやめた人も多いし、娘の体調不良がワクチン接種のせいではないかという人もいます。

 クララ病とは、精神病の一種だそうです。でもれっきとした病気です。

 どのワクチンにも必ず一定数の副反応があるということと、それはかなりわずかな数で、ワクチンのメリットデメリットをよく考え判断することは大切です、そのためには正しい情報も必要です。マスコミが大きく取り上げイタズラに不安を煽り、ワクチン接種が中止になったり、若い女性に無駄に乳がん検診を推奨したりするのはどうなのかと思ってしまいます。

 私たちが情報氾濫社会を生きていくには自分自身が振り回されず、正しい情報を取捨選択する能力を付けていくことが大切かと思っています。