雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

寒さでつらら成長中。

2018-01-27 09:38:36 | 日記
 ここのところの最強寒波で我が家のつららが急成長!

 豪雪地帯にある我が家周辺は毎日毎日雪が降り続き、昨日はまるでブリザードのような風に加え、前も見えないほどの降雪に見舞われさすがにもういい加減にして欲しいと思いましたが、特にニュースにもなりませんね(笑)。

 除雪機を入れ替えたのを機会に私も除雪機を使うことにしました。なかなか操縦に慣れないと思うように操作出来ず悪戦苦闘ですが、これも慣れればどうということはないのかも・・・。

 そもそも機械は力が無い人のためのものなので、農機具にしても除雪機にしても女子が積極的に使えるようにした方がいいんでしょうね。

 実は田舎では以外と若い女性は除雪も畑もしていないんです。若い女性の一人暮らしはあまりないのですよ~。

 でも最近、移住や移住体験などで若い女性に一人暮らしが増えてくると思われます。そんな人たちを含め、実際に住んでいる地元の若い女性たちにも除雪機や農機具体験が必要かもしれないと感じています。

 つらら成長中。

 

最強寒波に備える雪国。

2018-01-25 10:18:43 | 日記
 雪国でも平地に記録的な積雪を伴う寒波、都心に雪を降らせる南岸低気圧、今度は、ロシアでマイナス65度を記録した最強寒波が日本列島を包んでいます。特に今回は本来の豪雪地帯である私の住む新潟県を含めた北陸地方に停滞するようです。

 今のところ、降るべきところに降っているので大きな混乱はないようです。

 こういことが想定内ということなのですかね。準備、対策がきちんと出来ているところは一晩に50センチくらい積もることはザラにあるということで各家庭、雪かき(雪国では雪掘り)道具はしっかり揃っているし、除雪機も持っているし、車にもスコップを積んでいます。

 北陸地域の雪は湿雪でとても重たいですので、雪掘りに使うスコップ類は、ホームセンターにあるようなプラスチックのじゃ駄目です。アルミ製もイマイチ。鉄製の角スコップが使いやすいです。あと、雪を救って排雪する作業に欠かせないのはスノーダンプです。これも、鉄製のしっかりしたものがいいです。このあたりではY社のグリーンのダンプが主流です。これに、雪が張り付かないようにロウを塗ったり、やワックススプレーなどを吹き付けておきます。雪が張り付くと作業効率が非常に悪くなります。

 あとは、除雪機を使った除雪です。20万円くらいから100万円近くまで馬力によって様々ですが、主流はロータリーで吹き上げるタイプです。田舎は、吹き上げる場所があるので除雪機があれば除雪は楽々です。

 先日、白根山で想定外の火口からの噴火がありましたが、想定外ということについていろいろ考えさせられます。

 平地に1メートル近く雪が積もるという想定外の事態、都心に積雪という想定外の事態、でも、想定外のことや確率的に低いことに経済優先社会は資金を投入しないんですよね。

 だとしたら、個人で、その想定外のことに対処していく力も必要だと思います。

 最強寒波到来中!

 

 

 

 

 



 

生き物を通して命を見つめる。

2018-01-22 06:42:01 | 日記
 先日、学校と生き物飼育について書かれているものを見たのですが、要するに学校の先生に生き物飼育や畑での野菜づくりなどの経験があまりないので生き物の飼育が学校では難しくなっているというような内容でした。

 確かに、今の小学生に限らず、私たちの世代でも身近な生き物の観察や、畑で野菜を作るという経験の無い人は大勢います。

 私は、どちらかというと勉強より、そういった生き物や、植物の成長過程を見るのが大好きでした。もちろん、今でも大好きです。植物は、種が芽生えて花が咲き実がなる過程を毎日眺めていました。

 生き物もいろんな生き物の観察をしているうちに命がどれほど尊いものか感じることが出来ました。

 命がどうやって生まれ育っていくのか、その過程を見て行くことはとても大切だと思っています。

 植物などは一年草を使えばでその一生を観察しやすいです。植物は種から芽生え、花を咲かせ、やがて実を付け枯れていくのですが、それを何度もみているうちに命の繋がりや連鎖が見えてくるのです。それが、生きるということ、次の世代に繋げていくということ、命は先祖代々から受け継がれているもので、自分だけで終わるものではなくその先の未来へつなげていくものだということがすごくわかります。この感覚が、子供達にわかれば、生き物飼育がただ、生き物に対する愛情を育むということだけでない、自分がこの世に生きている意味もわかるのではないかと思います。

 生き物飼育も生きること死ぬことを考える大切な経験となると思います。もちろん、学校が全てということ自体がおかしなことなので、家庭でも動物や植物と触れ合う機会をつくることが大切だと思います。

 死ぬからかわいそうとか、土なんか触ったことないなんていう大人の皆さん、是非、生き物と関わってみてください。



 

 

寒波去る。

2018-01-14 10:53:13 | 日記
 ようやく第一級の寒波が去っていったようです。
 今日は、久しぶりに青空の眩しい朝を迎えました。

 ダンナとお出掛けの予定だったのですが、急遽会社の早朝除雪が入り、もうすぐ昼だというのにまだ帰って来ません。まあ、こんなことは日常茶飯事です。そんな生活を送っているうちにお家が一番という私の生活形式も出来てきたのでお出かけがキャンセルになっても特にどうってことはないのです。

 ダンナが戻ってきたら新しい除雪機の手ほどきを受けてやってみたいと思っているのでスノーダンプでの除雪も今日はしていません。

 それにしても今日は景色がキレイです。

 


新潟大雪2018

2018-01-13 14:24:28 | 日記
 今回の寒波は、なんと里雪!
 雪国新潟といっても日本海沿いの市街地に雪が積もることはほとんどありません。新潟県の場合、日本海で出来た雪雲が、高い山脈にぶつかってその下にある地域にたくさんの降雪をもたらします。

 それが、今回は海沿いの市街地にどっさり雪を降らせました。
 
 多くの人たちは、雪国で雪に馴れてるのにどうなってるんだと思ってのではないでしょうか。

 新潟といっても豪雪地帯は、ここ数十年でかなりの高齢化と過疎化で、ほとんどの市民は雪のあまり降らない地区に居を構えるようになりました。
 ですから正直、今回のような雪は山間地域では、そんなに驚くほどのことではないのですが、雪を避けて多くの市民が狭い市街地に新たな宅地を造成して家を連ねているわけで、それは、都会と同じでみんなで市街地に住めば雪は積もらないと勘違いしているようにも見えます。

 でも、どんなに生活が都市化していても私たちは自然の猛威には勝てないんです。

 そうなったときに今の住環境を見直すべきとも思いました。狭い宅地や通路に大量の雪が積もったら一体どうなるのか、排雪場所はあるのか、車は出し入れは大丈夫なのか、除雪はやってもらえるのか、自分でやるのか、屋根やカーポートは雪の重みに耐えられるのか、庭の木々の雪囲いは完璧か、池は大丈夫か、除雪道具は揃っているか、自分たちでも雪に対処していくことは大切です。役所や除雪業者に苦情を言ってばかりもどうなのか、その住環境は自分で選んだのでしょう?ある程度は想定してあるはずですよね。

 そう、自分で選択している以上は山間地に住んでいる私たちも、この環境に泣き言は言えません。

 先日から調子の悪かった我が家の除雪機。修理を依頼してあったのですがお手上げということで、急遽新しい除雪機を購入(トホホ)。
 除雪機の性能もアップしたことだし、どんとこい雪!!子供の頃から雪の中で育った私たちは雪になんぞ泣きません!!

 昨日の午後から山間地にも雪が降ってきました。一晩たってこんな感じです。新しい除雪機稼働中。

 



 糸魚川市街地の様子。