田舎に住んでよ～とは言うけれど。

　過疎化に悩む地方在住者の一員として、最近、移住定住のお手伝いのようなこともしている私ですが、
　自分の子供たちを、ここに住まわせていません！
　なぜか、

　やはり仕事？

　今のご時世、大学には入って欲しかったので、子供達は二人とも、東京の大学出たわけですが、そうなると逆に世界は広くなります。就職に対しても、地元優先か、自分の学んだことを活かせる仕事を優先させるかとなると、どうも後者になってしまうのです。特に、息子は、造園という特殊な学科を出ているので、そういったことを活かしかつさらに学んでいける環境のある仕事を選びたくなって当然です。地元企業も回ってみましたが、なかなかそこはなかったようです。

　でも、いつか、自分がその道おエキスパートになったらここに戻ってもらいたいと思っています。

　そして、娘は教員。なりたくてやっとなれた職業です。もちろん、地元に帰りたいのですが、勤務先を自分で選べない身。当分、戻って来られそうにないですよね。

　私は、若い子には、一度外へ出てみて欲しいと思っています。広い世界を見てきてもらいたいと思っています。高卒地元就職をあっせんしてはいません。もっと勉強して外で活躍してもらいたいです。いろんなことを学んで、経験してもらいたいと思っています。

　そうして、私たちはいろんな世界を見てきた子たちに、ここに住んでみようと選ばれる地域づくりをしなければならないんじゃないかと思っています。

　わが家は、その日まで、夫婦２人暮らしを楽しみたいと思っています！

　

　

　

桜の季節。

　ここ数年、上越市の高田公園に桜を見に行こうと出掛けるのですが、駐車場がいっぱいでなかなか桜に近づけません！

　でも、意外と身近に桜はありましたよ。

　糸魚川市でも、姫川の堤防沿いの桜堤は、木の成長とともに年々美しい景観を作ってくれるようになりました。



　そして、根知谷でも。

　



そして我が家の１０年ほど前に植えた桜も。

　

　

引っ越し。

　毎年、この時期は気忙しいです。
　娘も、新しい土地で新生活を始めます。先日は、その引っ越しに。今年は引っ越し料金が、大変高いそうです。そんなことで、一人暮らしの皆さん、荷物は増やさないよう、いろいろ買わない方がいいと思います。こうなると、転勤という仕組みそのものももっと考える必要もあるかなと。
３年に一度、大移動をするような職場の仕組みを見直すことも必要かなと。

　引っ越しせずともいい範囲で動いていけば、家族を巻き込むことなく、自分で住む家も建てられるし、地域に根差して生きていけるというのに転勤があるが故に、地域活動にも参加出来ず、自分の地域がどこかもわからない暮らし方をさせられることもないのです。

　圧倒的な人が不足する社会が目の前に迫っていることに今までの常識や慣例などと言ってられないと思います。今こそ社会の仕組みを見直すことチャンスです。