雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

今度はマンソン!(サナダ虫)。

2015-01-31 07:17:01 | 日記
 ケージの中のチースケがお尻から白くて長いものを引きずっているのですが…。

 多分、マンソン裂頭条虫だと思います。平たい白いビニールテープのような奴です。正直、気色悪いですよ。ということで、里親候補さんに説明したのですが、当然、獣医さんで駆虫してきてくださいとのこと。

 ですよね。はい。


 またか~。ほんと、たかが猫、されど猫。振り回されます。でも、チースケが幸せな猫生送れるのならば安いもんでしょう。別に猫の恩返しなど期待しているわけではないですけどね。猫たちが幸せであれば私も幸せというだけの話です。

 ちなみにこのマンソンという寄生虫ですが、(サナダ虫の一種です。)

 ヘビやカエルにいてそれを食べた猫や犬が感染するそうです。ただ、卵などが猫や人の体に入っても虫にはならないそうです。卵は一回、ケンミジンコに入って、それを食べたオタマジャクシなどに食べられてその過程で成長するそうです。そしてそのオタマジャクシや成長してカエルとなったものを食べたヘビやトカゲを食べると初めて感染するということです。

 なので、猫同士や人には直接感染することはないらしいです。チースケも野良猫期間にそういったものを食べたのでしょうね。そりゃそうですよね、誰もエサあげないし、そういったもので空腹を満たしていたでしょうから。そういったものから避けるとすれば完全室内飼育しかないのでしょうね。

 あ~、稀に人にも感染した事例もあるようです。ヘビの刺身を食べたとかです。(つまりゲテモノ食いですな。)自業自得…。

 完全室内飼育の我が家の2匹です。可愛そうという人もいますが室内飼育、全然問題ないです。

 猫の飼育で○○だから嫌なのよ~という部分は完全室内飼育でほとんど解決します。

 ノミ・ダニ、お腹の寄生虫、ネズミやヘビの捕食、猫同士のケンカ、隣近所への糞尿、土足など。


 

なんで私が・・・。

2015-01-28 07:18:41 | 日記
 地区の役員選考、現実的に仕事をしている人には厳しいかもしれませんが、やはりそれは言い訳?ではないだろうかと思うことがあります。

 根底にあるのはなんで私が…という思いではないでしょうか。

 役員なんかしたら損するとか、出しゃばってみられるとかいうこととか。

 自分はそういうことには関わらない、関係ない、自分がやらなくても別に何も変わらない、変えられない、という根底にある考えなのか。




 昨日、NHKで吉野弘さんの詩を紹介していましたが、その中の「夕焼け」という詩すごく共感する部分がありました。

 少女が電車の中で、お年寄りに何度も席を譲るのですが3度目は譲れずに小さな心で葛藤している様子を詩にしたものですが、

 その中の一文

     やさしい心の持ち主は

     他人のつらさを自分のつらさのように

     感じるから


地区の将来を案じている人もいれば、自分には関係ないと思っている人も大勢います。優しい人や、真剣に考えている人だけが苦しみ、傷つくということを感じて欲しいと思います。そうは言っても関われないというのは言い訳です。どんな形でも気持ちがあれば関われます。力になれます。

 私だって時々すべてを投げ出してくなるのです。

 なぜ、こんなことしているのだろう、地域の将来なんて私が心配したってどうにもならないことだし、現に住人のほとんどが何も心配していないじゃないか。と、考えると本当に苦しくなってきます。

 子猫の世話をしながらも思う、誰もこの子猫が死んでも気にも止めないだろうし、困らない、むしろせいせいしたというかもしれない、と。

夕べ、いろんなことで心が疲れていたときにテレビでこの詩に出会って、涙が溢れてしまいました。

 

 

 

 

親の片づけ。

2015-01-26 07:32:00 | 日記
 最近、片付けを始めました。

 同居の義母が介護状態になったため、いよいよ我が家が私たちのものになるからです。っておかしな表現かと思いますが、義母が元気な頃は相続で家はダンナ名義ではありますが、実質的支配権は先住者である義母のもので、私たちは結婚したときに増築した2階の1部に住んでいたようなものです。

 で、いよいよ全てを私たちで管理することに…。

 春に念願の水回りを改修するにあたってまず片付けしてます。


 と、これが泣きそうになるくらいエライことです。


 なんでこんなに 「物」があるんでしょうか!

 しかもほとんど不要なもの。使ってないもの。特に引き出物の類が凄いです。押入れの中からは見たことない箱がどんどん出てきます。

 タオル、手ぬぐい、お盆、菓子器、食器、重箱、ホットプレートが3つも!お宝というかゴミでもなし、でも我が家には要らないものばかり。

 
 こうしてみると今までの日本って要らないものにお金を使っていたんですね。全く使ってはないのですが使う予定もないし、今まで無くても生活してきたものばかりで、不用品に囲まれた生活だったということを改めて感じます。

 物が売れない時代といいますが、むしろ必要ないものをたくさん抱えていることの方がおかしいと今になって感じます。

 戦後、豊かになっていろんな意味で物へのこだわりがあった世代なんでしょうね。それが、今若い世代に負の遺産として遺されているわけでして…。

 新品のものをゴミにだすというのも忍びないし、う~ん。フリマでもするかしら。

 

 


猫白血病(FeLV)と猫エイズ(FIV)

2015-01-25 06:41:46 | 日記
子猫を保護して1か月。猫風邪はすっかり良くなりました。とりあえず私には馴れ、抱かれて喉を鳴らします。

 里親候補が何人かいるのですが、先住猫がいる方ばかりなので、思い切って昨日、猫白血病と猫エイズの検査をしてきました。

 確かにこれをクリアしないと先住猫ともども結局不幸な結果になってしまっては何の意味もないですからね。

 実は、我が家の猫たちはこういった検査は全くしていません。もともと2匹とも野良だし、何かあっても仕方ない…と割り切ってましたからね。でも、今回は里親をお願いする立場です。無責任なことも出来ません。

 市内の獣医さんで、検査をしてもらいました。注射器でしっぽの付け根から血液を1滴採って、検査キッドにかけます。約15分位待ったでしょうか。

 その間、チースケちゃんはとってもいい子でした。

 結果、「良かったね~、血液きれいだよ~」

 陰性でした。この状態を維持していくには予防接種が一番だから、新しい飼い主が決まったらまた来てね。と言われました。

 (検査のあともらったパンフレットには、猫白血病は10匹に1匹、猫エイズは5匹に1匹の割合で見つかるとのこと。両方に罹っている猫は3割もいるんだとか。)

 
ということで、チースケちゃん、1つクリア出来ました。幸せになってもらいたいです。ちなみにこの検査で掛かった費用は6300円でした。


 なんで、そこまでという人もいるでしょうが、人間、自己満足と言われればそれまでですが、誰かを幸せにすることで自分が幸せな気持ちになれるんですよ。例えそれが小さな命であってもです。過去に見て見ぬふりをしてきた猫たちの不幸な場面に遭遇し、胸がが苦しくなったことが何度もありました。

 そんな後悔をしたくない、というのが正直な気持ちです。

日本だから出来ること。

2015-01-24 07:14:54 | 日記
 イスラム国での日本人人質事件。

 とりあえず見守るしかないのですが、困難でしょうけれど平和的な解決が出来ることを望みます。

 私は、命が取り返しのつかないものだと知っています。

 この事件では日本は命を大切にする国であるということを世界に示せばいいと思うのです。

 過去の戦争で多くの命を失ったあの悲劇を2度と繰り返さないと誓った国です。

 武力で区のを築き上げようとする国とは違う、そんな国は決して国民を幸せに出来ない、そういうメッセージを発信するには何がなんでも命を救い出すのだという姿勢を貫いて欲しいと思います。世界の世論を動かしてもらいたいと思います。武力や恐怖が支配する世界は間違っているというメッセージを発信して欲しいと思います。

 人を動かすのは武力でもお金でもない、心です。そう思いたいですね。


 他人に奪われていい命など本来1つもないのです。そういう空気が欲しいと思います。仕方ないんじゃないか、自己責任だ、など言う意見には全く他人事としか思っていない、命の重さがわかっていないという気がして残念です。

 小泉政権の時の自己責任論争も不快でしたが今回もそういう意見が出てきて不快です。



 極論、すべて自己責任となるのならば、大震災が起こるかもと警告しているにも関わらず東京に住む人たちに何かあっても、だからこうなるっていったでしょ、ほっとけ、となるかも。

 最近、中学の頃ハマってた星新一の本が再び読みたくなってきました。