雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

小さなコミュニティから。

2020-05-31 08:23:00 | 日記
 毎日コロナのニュースばかりで嫌になっている人も多いと思います。ですが、気を緩めるとすぐにまた感染が拡大してしまいます。一体どうすればいいのでしょう。明日から6月。いろいろなところで規制が緩和されます。でも、やはりウイルスはいるということをいつも念頭に置いた行動が要求されます。
 私が考えるにはまずは小さなコミュニティ圏内での行動から始めてみたらいいのではないかと…。
 顔の分かっている同じ地域の人同士の交流から、徐々にここまでならば大丈夫かなと手探りしながらの日常を送っていくしかないのかと思っています。
 このコミュニティ内ならば安全という感覚が掴めれば、家に篭っていなくても安全な範囲で経済を回しながら動くというのもありだと思っています。ただし、手指消毒、マスクの徹底は基本です。
 正直、私の住んでいる地方の田舎では、ウイルスに対してかなり怖がっていますが生活はそう変わっていません。遠くには出掛けませんが家に篭り切りということもないです。なぜなら、家の外には誰もいないので自由に畑や田んぼ仕事が出来るし、マスクなしでのジョギングも大丈夫です。だって、そもそも元から密になるほど人がいないんですから。学校も1クラスに5人くらいならば絶対に密にならないですよね。
 都会の暮らしと田舎の暮らし、このアンバランスがコロナを機会に見直されるかもしれないと感じます。





小さな命。

2020-05-28 11:16:00 | 日記
 去年のお盆に娘が勤務先の学校で飼育していたメダカを3匹持って帰ってきたのでそれまで1匹入っていた小さなキューブ型の水槽に入れたところ、なぜか全滅してしまいました。
 水槽が空いてしまったし、その水槽の水は我が家の猫の飲み水になっていたのでそこへベタを入れることもしました。ネットで注文したベタは一番安いということもあって赤でも青でもないかなり地味な仔が来ましたが、生き物です。柄が気に食わないからいらないというわけにも行かず…。でも、ベタって近寄るとヒレをパタパタさせて寄ってくるので可愛いんですよ。あら、可愛い…。そうしてベタが金魚水槽の脇に置かれることになりました。そして今年、コロナでのおうち生活のお供にとハーフムーンを購入することに。やはり色柄は選べないということで、ドキドキしながらご対面。肌色でヒレがやや赤い仔が届きました。少し地味でしたがヒレが長くて、水槽に入れたら可愛いじゃないですか。
 その後、外出して夕方水槽を覗き込んだらベタのヒレが設置したばかりのミニヒーターの裏のキスゴムの隙間からのぞいています。え、どうなってるの?ヒレだけが出ている状態。ベタはその隙間に潜り込んでいます。動いてない…。どうやって取り出せばいいのかわからない状況…。なんとか出したもののベタは、水槽の底に沈んで横たわっていて全く動きません。うそ〜…。こんなことって、このベタ私のところにこんなことになるために来たの〜?と思うと本当に申し訳なくて悲しかった…。死んだベタは水の底でしばらく美しいヒレを広げたままでした。久しぶりにショックでした!
 そのあと、再び、ベタを注文しました。
 そして来た仔。今度はもう少し長く付き合ってね…。
 



 

人と向き合わない生き方。

2020-05-26 09:09:00 | 日記
 新型コロナウイルスの出現で、私たちの日常や経済は大きな打撃を受けました。特に都市部では飲食店、接待を伴う飲食業、ジム、ライブハウスなどは存続すら危ぶまれています。
 先日、養老孟司氏の記事を読みました。世の中は「対人の世界」と「対物の世界」という見方に大きく分かれているということ。コロナで人に会えない、行く場所が無い、遊ぶ場所が無い、こういったことは「対人の世界」なのだそう。世の中は、世界はそれだけではない、コロナであまり影響を受けてない世界がある、それは「対物の世界」だそうです。
 実は、そんなことは田舎に住んでいる私には当たり前のことで、今、コロナで自粛したり、困っている業界が無くなっても正直今の私はそんなに困りません。パチンコ屋いる?接待を伴う飲食業もほとんど利用した事ないし、ライブハウスもほぼ行かない、ご飯は基本家で食べてるし…。
 それより、身の周りの畑で日々植物の成長を眺めたり、野菜を収穫したり、金魚の稚魚を育てたり、カエルを観察したり、草むしりをしながら、妄想にふけったり、ジムに行かずともその辺の田んぼの畦道でウォーキングしたり、それで結構充実しています。
 なんか、経済ってそんなふうにしか回せなくてしかもそれがすごく大切な社会ってなんなんだろうって思ってしまうのは私だけなんでしょうか。
 先日、ある女子プロレスラーの方がネットで誹謗中傷されて自殺したというニュース。世の中の人は、そんな1人の若い女の子を攻撃してストレス発散させるしか生き方を知らないのでしょうか。
 コロナを機会にもっと人以外の世界にも目を向けることが大切だと思います。この世の中は人なんていかにちっぽけか…。





バラが咲き始めました。

2020-05-25 07:37:00 | 日記
 コロナで翻弄され続けている間にも時間は容赦無く進んでいます。今年もバラの季節になりました。ここにいれば本当にコロナは関係無いという感じの環境です。本来ならばこういう田舎暮らしの良さを広く知ってもらい多くの人に訪れてもらわなければいけないのですが、今はとりあえずこの難局を耐えなければなりません。もし、田舎へ行こうかなと考えているのならば観光目的ではなく移住という選択肢も視野に入れて私たちの暮らし方をこういうところから見ていただきたいかなと考えています。
 
 ということですが、我が家のバラを紹介します。
 まずはデスデモーナ。イングリッシュローズ。淡いピンクのつぼみから白に近い柔らかい感じの花をうつむき加減に咲かせます。いい香りを漂わせています。我が家では一番最初に咲くバラです。