雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

今を悔いなく生きる。

2019-03-29 06:56:21 | 日記
年老いた母が体調不良を訴えることが多くなりました。
ただ、母の場合は昔から不定愁訴というのか自律神経系なのかしっかりした病名をもらうことはありません。
検査をしてもどこも悪くないと言われて、行き着くところは精神科です。ほぼ自分で鬱と判断して精神科に行くのです。そしてそこでもらった薬で更に具合が悪くなるといった状態を繰り返しています。

勿論、具合が悪いのは事実でしょうけど、人生の後半は常に家に引きこもっている状態です。もっと、表にでればいいのにと思うのですが、こればかりは難しいですね。

さて、私は人生の後半、どうしよう…。

自分ではまだまだ精力的に活動したいと思っていますが心と体のバランスを取りながら、残りの時間で自分の人生の夢にどれだけ近付けるか、今をグズグズ過ごしている場合ではないのです。

少し動くと息切れ、目はショボショボ、体のアチコチが痛む、めまいがする…

若い時と違う体。それを苦にしていたりだからといって塞ぎ込んでも仕方ないと思います。年をとっていく自分に体に折り合いを付けながら生きていこうと思います。そんなことでクヨクヨしている暇はない!

景観。

2019-03-26 07:12:10 | 日記
地域づくりは景観作りからと思って20代の頃から花いっぱいの活動を続けてきました。当時は、まだ地域住民に花を植えるという余裕がなかった時代だったかと思います。今は、誰でも畑を花でいっぱいにしています。
ところが
最近はその年代の方々の高齢化でまた新たな問題が浮かび上がっています。
それは、耕作放棄地や空き家、はたまた景観を脅かすようなほったらかしの資材置き場。潰したまま家の資材が野ざらしになっている場所。切った木をそのまま積み上げてある場所。

こういった場所が地域のあちらこちらにみられるようになってきました。

自分の土地だからどうしようと勝手だということだとは思うのですが、やはり地域の景観にはマイナスです。
うちの地域は景観が売りなのにそういうことがあるのは非常に残念。

終活という言葉が流行していますが、自分がこの土地からいなくなったら、そういってものが地域の負の遺産のならないように考えてもらいたいと思います。





枝が張りすぎた桜の枝を切り落としました。この桜は、主人の姉が記念樹として植えていったもの。
今年はこの桜の下でお花見しようかな〜。


農家の手仕事。

2019-03-19 19:13:27 | 日記
私が子供の頃の雪国の冬の生活といえば、冬囲いで真っ暗になった部屋でテレビを見るか本を読むか。
春が近くになるとお天気のいい昼間は、屋根雪が解けて雨だれの音がテケテケとしています。いいお天気なのに雨だれです。これが、春が近づいて来た合図のようなものでした。

そして、私の母は編み機でセーターを編んだり、内職をしてました。もっとも、母は保母だったのでそれは休日だったかもしれませんが。

そして今、私も農家の手仕事しています。


夢を追う。

2019-03-11 06:53:31 | 日記
昨日まで、白馬八方尾根スキー場で開催されていた全日本スキー技術選手権大会。
息子も出場していましたが、予選であえなく敗退。全くの力不足だったようです。

この大会は、基礎スキーの頂点を決める大会で、タイムを競うものとは違った位置付けです。
ですが、近年のトップ選手のほとんどはアルペンの国内トップだった選手です。日本ではアルペン競技はある程度小さい時から始めないとなかなかトップ選手にはなれません。つまり小学生のアルペン競技者が減るとそのまま競技人口が減ってしまうということで、最後にはこの技術選に出る選手も減ってしまうでしょう。

なぜ、競技スキー人口が減っているか…。それは、スキーが家族一丸で支えないと出来ないスポーツだからです。お金と労力が必要なのです。ウエアや道具は勿論ですが、トレーニングもスキー場、大会もスキー場。当たり前ですが、リフト県が必要です。息子、娘がやっていた頃は、親が会場まで連れて行くので親のリフト券や宿泊代、大会参加費が1レース4000円、それが二日間あって8000円。何だかんだで1レースで35000円ほどかかっていました。こんな大会をシーズン中は渡り歩くのです。お陰で今やトップ選手となっている親子さんたちとも知り合いになれましたが。

それでも、オリンピック選手になれる人などほぼいません。枠が非常に少ないし、強化のお金も一部の選手にしかいかないので10年も同じ選手がオリンピックに出続ける世界です。他の若手には経験とチャンスが回って来ない世界なのです。

私自身は卓球部だったのですが、当時、卓球は競技人口の割にマイナーなスポーツという位置付けでした。それを変えたのが福原愛です。テレビやマスコミに取り上げられ、次第に卓球はメジャースポーツへと格上げ、今や、試合のテレビ中継も行われているし、オリンピックで金メダルが取れる競技となりました。

今回、全日本スキー技術選手権大会を観戦して、感じたことは、スキー界が元気になるには若手の台頭が必要ということ、この競技のトップ選手は10年くらい変わっていません。正直、飽きます。新しい顔が必要です。スキー連盟、業界も若手の発掘に力を入れて頑張って情報発信して行くことが大事だと思いました。スキー、やってみようかな、子供にやらせてみようかな、と大人自身に思わせないと未来が見えてこない気がします。

息子はそんな世界でどこまで夢を追うのかわかりませんが、息子が子供の頃からの憧れの世界。今、その場に立って見える風景はどんななのか、私にはわかりませんが夢を追う息子を応援したいと思います。




田舎だけど暮らしは新しい。

2019-03-08 07:14:18 | 日記
田舎暮らしに憧れて住んで見たけれど…。
というのはよくある話です。理想と現実は違いますよね。都会暮らしだってそうでしょう。憧れて都会に出てみて初めて田舎の良さに気付く人もいますよね。
それぞれ違う環境に飛び込むにはそれ相応の覚悟というか、柔軟性がいると思います。私たち田舎で田舎暮らししたい人を受け入れる側として気になるのは、いろんなことに対して意見を言われることでしょうか。
確かに、都会ではそうかもしれないけれどということが多いです。

でも、田舎は、少ない人口で不便な環境で暮らし続けるという大前提があるのです。ここに住む人たちは何百年もこの土地を守ってきたのです。人間関係が嫌になったから、不便だから、と言って出て行くわけにはいかないのです。先祖代々の土地に生きているのです。だから、いさかいは避けたいし、不便な場所が故に相互扶助を大切にするし、何でもかんでも役所に苦情を言ったりはしないのです。住むからには自分の家だけを守るのではなく周囲の環境、地域の環境、水道や、山の保全なども自分たちでやるんです。

そういったことを理解してくれればありがたいと思います。自治会に入る必要性や、村人足の拒否や、周囲との付き合いを拒まれると小さな集落は維持出来なくなってしまいます。

小さな集落だからこそそういったことを理解して欲しいと思うのです。それが、出来れば相互扶助の強い地域です。若い時には面倒だと思う人間関係も年とともに居心地の良いものに変わるでしょう。

そうそう、先日、トイレを最新のタンクレスに交換しました。
日本のトイレへのこだわりにはただただ驚くばかりです。

田舎に暮らしていても設備は最新で。