雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

猫の避妊去勢をためらう人へ。

2017-03-27 06:55:58 | 日記
 我が家の2匹は、保護して半年から1年でそれぞれ去勢、避妊しました。

 以前、実家で猫を飼っていましたが、最初のメス猫は避妊していなかったため、何度も出産してその都度、子猫を捨てていました。もう40年も前のことでその当時は、そんなものでした。

 そのあと、25年ほど前にもらってきたオス猫は去勢しなかったため、ホロクレになって1年半ほどで家を出ていってしまいました。

 その次のオス猫は家のあちこちでマーキングをして家中、独特の臭いに悩まされました。

 そんなこともあって、猫の避妊去勢はあまり悩むことなく実施出来ました。

 私はそうでしたが、もちろん避妊去勢をためらっている方は多いと思います。

 そういう私も、2匹の猫があまりにも可愛くて、この子たちの遺伝子が残せなくなってしまったことに多少後悔しています。

 でも、やはり、あのまま保護しなければこの子たちの命はもう尽きていたかもしれない、私はこの子たちのこの個体の命が尽きる日まで精いっぱい幸せにしてあげよう、と思うことでそういう気持ちを自分自身で払拭しています。

 もちろん、避妊去勢にはもう一つためらう理由があります。それは、費用です。私が通っている獣医さんではオスが10000円、メスが25000円です。最近は自治体によっては補助がでるところもあるらしいので調べてみてもいいと思います。

 犬に関しては、室内飼育も進み、昔の様に子犬が産まれて困るということが減ってきたように感じます。我が家近辺では野良犬など見たことがありません。

 いずれ、犬のように野良猫も消えてなくなるのかなと思いますが、野良猫が世の中からいなくなるのは寂しいな~となぜか、身勝手に考えてしまいます。

 猫の避妊去勢をためらう方、子猫が産まれてもその命をまっとうさせる責任を負える確信がないのであれば、避妊去勢をしましょう。




 

ネット社会の怖さ。

2017-03-26 08:15:16 | 日記
 最近、こういうネットが発達していていろいろな情報があっという間に世の中に広まってしまいます。直接ネットを使っていなくても、いつ自分が標的になってネットで炎上するかわからない世の中です。情報が独り歩きし、瞬く間に全世界の人が知るところとなり、世の中から抹殺されてしまうのです。
たかだかネットじゃないかと思って軽はずみに発言したことが炎上してしまうのです。いろいろ見ていると、一昔ならば問題にならなかったことがネット上でどんどんいろんな人を巻き込んで小さな雪玉がおおきな雪崩を起こすような事象になっています。

 そもそも、ネットでは今まで世の中に情報を発することが出来なかった人たちが気軽に自分の意見や考えを述べたり、つぶやいたりできることが魅力でもあったわけです。もちろん、そういった中で特定の人を誹謗中傷したりするのは犯罪ですし、見逃すことは出来ません。けれども、そもそも人はいろんな考えを持つものですし、そういった考えもあるものだと許容することも大切です。もし、違う意見をもつのならば、自身が自分のブログやツイッターでつぶやけばいいわけで、人を攻撃することはよくないと思います。

 そうなればSNSなどは、自分の意見、考えを述べる人は減り、無難な事象ばかりで面白味のないものになっていきます。こういうことが続けば、これはある種の言論統制に近いものがありとても怖いことだと思います。

 日本は自由にものが言える国ではなかったのか…。

 少し前、新潟で、いじめ問題があり生徒に「菌」をつけて呼んだということが問題になり、ネット上では学校や先生の名前まで挙げられていました。

 こういうことは、非常に残念なことです。先生もいろんな想像力に欠けていた部分もあったのでしょうが、一昔前ならば、一部地域のことだったことが、全国ニュースになったり、ネットで大炎上する時代なのです。

 私的には、キンはヒカキンのキンだったという先生の主張を信じたいです。なぜならば、新潟出身の彼らは新潟では有名ですし、知っている小学1年生の子もヒカキンが大好きでYOUTUBEの虜になっているくらいです。大人の方がむしろそういう事情をよく理解していないのではないかと思っています。

 現場の先生は、キン=菌という想像力が働かず、新潟で大人気のヒカキンを思っていたということの方が私には容易に理解出来ます。生徒を菌呼ばわりする先生などいるはずがありません。そう思いたいです。先生が人気者にあやかってキンを付けたつもりだったということは容易に想像出来ます。知らないのは大人の方ではなかったのか。もちろん、いじめらた本人はヒカキンを知らなかったのでしょうし、親は知らない人の方が多いと思います。
先生はそこを少し見誤ったのでしょうね。

 もっと、いろんな想像力を働かせていればこういう問題に発展せずに済んだのではないかとも思うのです。私たちは、一方向からの情報の中だけで無責任にいろんな人を誹謗中傷してはいけないということを心していかなければと思います。

 余談ですが、ヒカキンは、同じ上越地区でスキーのジャンプの選手でした。ヒカキンが出たころ、誰?と思ったらその子でした。

 

 

 

 

インフルエンザに怯える。

2017-03-25 17:31:28 | 日記
 昨年の今頃、ダンナがインフルエンザに罹り、私も発熱、病院で検査をしたのですが陰性となりクスリは出ないし、公休にもならず…。

 そして、先日、何とダンナがまたもやインフルエンザに罹り、私は今のところ発熱はないものの来週は横浜へ行くことになっていて仲間の新幹線の切符もホテルの予約もはとバスツアーの予約も全部してあります。

 インフルエンザって…。そりゃないでしょ~(>_<)
 毎年、どっから持ってくるのでしょうか。

 しかも、年度末で職場も会計年度の締めが入っているので決して横浜行ってる場合ではないっていうのが本音なのですが、それよりも何もインフルでそれらが全部吹き飛ぶ事態は避けたいものです。

 息子と娘も4月から新職場です。いきなりインフルでお休みってわけにもいかないです。危機的状況とはこういうことか。う~ん!!

 昨日から体調管理にビクビクしてます。

 とりあえず免疫機能を上げることくらいしか思い浮かばないです。「食べるマスク」と葛根湯で発症を予防するしかないか。出来るのか。

 

 

優秀な人材を生かす。

2017-03-23 06:55:14 | 日記
 最近、見つけた本があります。
 それは、「勉強出来る子卑屈化社会」という本。

 なるほど、うんうんと頷いたり笑ったりして読みました。

 田舎に限らずなんでしょうが、最近は出来が悪い人の方が声が大きいことが多いです。いつからそうなったかわからないのですが、私が子供の頃は、クラスで一番の子は後光が射していて、先生も友達も一目置いていたような気がします。でも、いつの頃からか、勉強出来なくても個性という言葉が独り歩きしたり、生きる力をつけるということが重要視されたり、他者と比べない、勉強だけが全てではないという雰囲気が強まってきました。

 やんちゃな子の方が将来、大物になる、頭のいい子はあとでおかしな大人になる、いい子は叱られた経験がないので打たれ弱い…などなど。
 でも、いい子は頑張っていい子にしている、頑張っても頑張っても、出来て当たり前で、次を求められる、一生懸命勉強している、でも、誰も評価しない。出来ない子がわかると先生は人前で褒めてくれる、出来る子は出来て当たり前で人前で褒められることはそうない、出来る子が悪いことや失敗をするといろいろ言われる、等々。この本はそういったことについて書かれています。

 (事実、私も、小学校の時は成績はトップの方でしたが、誰からも評価されたことはなく、むしろ、体育がひどく苦手で、何をやってもビリだし、人前で恥をかくことばかりで、しまいには逆上がりが出来ないと中学に上がれないなどと言われて、ほぼ劣等生扱いでした。勉強が出来ることを評価される場面は誰にも見せない成績表の中だけでした。ここもっと評価されていれば私はもっと物事に自信がついて積極的になれたのではないかと今更思います。)


 子供達は勉強して大学行ったら地元に帰って来なくなるから、高校終わったら就職させるよという親も多いです。それはそれでいいのですが、最初から地元で就職するとなると高校での勉強ってどれくらい一生懸命になれるものでしょうか。そういう子たちに勉強しなさいと促すにも無理があるような気もします。もちろん、勉強が全てではないし、大学出ることが全てではないです。でも、私はそれが主流の考えになって欲しくないと思っています。

 学校の先生をはじめ、それが全てではないといいつつ、その人たちの子供はそうでしょうか。ホンネと建前。ほとんどが、大学へ進学しているのではないでしょうか。つまり、その必要性を感じているのではないでしょうか。そして、その為に地元で就職出来なくてもそれはやむを得ないと思っているのではないでしょうか。

 私は、地元の企業がもっと優秀な人材に選ばれるよう努力すべきと思っています。

 大卒の子を、もっと優遇するとかしないと優秀な人材が集まらないと思います。優秀な人材が公務員にのみ集まってしまうのももったいない話です。地方ではますます、公務員と民間の待遇に格差が出てしうのではないでしょうか。

 地方を救うのは人材です。一生懸命勉強することを推奨し、一生懸命勉強した人を優遇するということって当たり前だけど出来ていないことなんじゃないでしょうか。地方では、勉強したってしょうがない、何の役にも立たないという空気を払拭していくことが大切なのではないでしょうか。

 先日、ここには進学校はいらないという声を聞く場もあったので、私なりに危機感を覚えました。

 地方がいよいよそんなことになってきたのかと。本気で勉強したい人は中学卒業したら、もう地元を離れろというのならこの地域に未来はないなあと感じました。優秀な人材がここに帰って来れるような地域にしなければならないのではないでしょうか。

東京家政大学。

2017-03-22 06:57:33 | 日記
 先日、娘が4年間通った東京家政大学を卒業しました。
 もともと教員志望だったので、夢を実現するには、国公立大学を出た方がいいということで、目指していたのですが、成績が伸びず断念。真面目な女子大というイメージがあった東京家政大学に何とか入ることが出来ました。

 ここでの4年間で、教員免許と図書館司書の資格を取って、法政大学のサークルでスキーを続けて…それなりに充実した学生生活を送ることが出来たんじゃないでしょうか。

 4年間ですが、東京生活も出来たし、親としてはお金ばかり掛かった感はしますが、その分ここで学んだことを生かしていって欲しいです。

 













ここを卒業したことを誇りに思えるような人生を歩んで欲しいというのが親の願いです。