雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

命がなぜあるのか。

2016-11-28 07:38:19 | 日記
 最近、命について考えます。

 若い人の自殺のニュースや、若い親たちの幼児虐待などのニュースを聞いてとても切なくなります。

 若い人たちには、知って欲しいです。その一つ一つの命の誕生が、成長が、周りの人たちをどれだけ幸福にしたか。

 私は命というものをもっと知って欲しいと思います。子供にはもっと命を育む心を身に付けてもらいたいと思います。最近は、命と向かい合う環境がない家庭も多いと思います。

 私は自然がいっぱいのところで沢山の命に囲まれて育ってきました。

 沢山の命の始まりから終わりまでを見つめてきました。命には始まりがあって終わりがあるということや、それぞれの命はみんな輝いていることや、人る一つの命は次の世代に繋げて行くためにあることや、命を見つめるといろんなことが見えてきます。

 若い人たちに知って欲しいことは、命は決してあなた方一人のものではないということです。あなた方には、次世代に命を繋げていくという役割もあるということです。長い人生、いろんなことはあると思います。でも、あとから振り返ると大抵のことは、大したことではなかったと思えるようになるのです。不思議なことですが。その時は、死んでしまいたい!お先真っ暗ということもたくさんあります。でも、人生経験が長くなるにつれ、それは本当に些細なことに思えるようになるから不思議です。

 大人は子供達の心の支えになりましょう。子供達を立派に巣立ちさせるまでは、大人がしっかりと支えてあげなければならないと思います。

 すべての子供たちが幸せになれるように私たち大人が努力しなければならないと思います。

 何が出来るか考えていかねばと思います。

 

 

 

バラの冬支度。

2016-11-21 07:31:45 | 日記
 新しい庭を飾ってくれたバラたちものシーズンも終わりということで、冬支度です。

 鉢植えのバラたちは、剪定と整枝を。

 せっかく育った枝を切るのは忍びないという方も多いと思いますが、経験上、バラは思い切った剪定をした方が翌年花をたくさん咲かせてくれます。

 最近は、バラの花ひとつひとつを見るというよりはバラの花で溢れるような景観を作りたいと思っています。この夏以降は、週に1、2日しか晴れないような気候が続き、大雨の日もけっこうありました。おかげで秋バラは散々でした。バラだけでなく、ファームもお手上げ状態でした。家の前の畑も常にぬかるんでいる状態です。

 ま~、こんな年もあるさ、と来年に夢をつなぐことにします。

 

 

ぬか床づくりは簡単でした。

2016-11-21 07:31:45 | 日記
 この夏、ぬか漬けを楽しんでみました。でも、それは買ったぬか床を使っていました。


 ダンナの会社では、米を精米しているときに大量の糠が出るので、糠は自由に手に入ります。よ~く考えたら宝の持ち腐れです。その産業廃棄物をうまく使えば資源です。

 とりあえず自分でぬか床を作ってみようということでさっそくやってみました。

 糠1キロに、塩は15パーセント前後がいいようです。糠と塩と水をよく混ぜて、そこに、だし昆布や唐辛子、干しシイタケやらを混ぜるだけ。

 あとは、野菜くず(捨て野菜)を入れて1日2回くらい混ぜて乳酸菌を育てればいいようです。めんどくさそうだったのですが、やってみたらすごく簡単!

 

 カブを漬けて食べてみたら、美味しくなってました。買ったぬか床とは、少し違う味ですが、マイルドでとても美味しく出来ています。こんなに簡単なんですね。

 いろんなこと、先入観で面倒!と思ってしまいがちで、買ったほうが早いとも思いがち。でも、こんなに簡単に出来るということも知っておくべきですね。

 田舎に住んでいて田んぼや畑があって、自然があって、人とのつながりがあって、

 そういうこと全てを煩わしいと思うか、宝と思うか、私たちはもう一度、この宝に気付くべきですね。

 

いつか通る道。

2016-11-19 06:55:37 | 日記
 父の具合が悪くなりました。
 いつか、そういう時が来るとぼんやりはわかっていましたが、いよいよその時が来たのかななどと思っています。

 誰もが、いつか通る道です。覚悟もしています。それが、自然なことなのですから。時の流れを止めるわけにも行かないので、いままでの幸せな時間が永遠に続くわけでもないのです。私たちは自然の一部でそれには逆らえないのです。

 病院で、主治医の説明を聞きながら、なんとかならないものかといってみても、83歳という年齢、いろんな病気を持っていてそれぞれが末期状態にある中では、もう医療で病気を治すということは難しいのだろうと容易に理解できます。

 私に出来ることは、残り少ない時間、どう見送れるかということだけだと思っています。

 さすがに自分がもし旅立つとき一人だったら心細いだろうなと思うので出来る限り傍にいてあげようと思っています。

 親孝行なんて、なかなか出来ないもんです。すごくわかっていても出来ない。多分、私たち子供達がちゃんと生きることが一番の親孝行なんだと勝手に思っています。子供達がちゃんと家族を持って次の世代へ繋げていけば、父の人生もまた生きてくるのではないかと思っています。

 理屈の話を言っても仕方ないとは言われますが、

 いろんな生き物と関わっていくと、私たちが生きていく意味が見えてきます。私たちの命はみな一つなのだということに気付かされてきます。命は次の世代へと繋げていかなければならないのです。繋げていくことが私たちの役割なんです。

 いつか誰もが必ず通る道。自分だけはの例外は無い…わかっているつもりです。

 

至福の時間。

2016-11-14 07:15:03 | 日記
 昨日は11月とは思えない暖かさでした。

 野良猫のもーちゃんが、草むらでお昼寝しているのを発見。

 我が家の呑気な猫たちと違って、常に飢えや、敵への警戒心の中で過ごしているかと思うとこんなのんびり昼寝をしている姿をみると少し安心します。でも、すぐ脇は交通量の多い県道です。1年に何匹もの猫が事故死している道路です。野良猫たちに明日はないのです。

 今日、精一杯いきるだけ。その積み重ね。