雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

今年も1年終わりました。

2016-12-31 09:02:14 | 日記
 今日は、大晦日。
 今年も1年終わりました。
 いろんな事があった1年で、嬉しいことと悲しい事が両極端な年でもありました。

 そんな中で、自分の残された時間の使い方も、考えるようになりました。
 今、何をすべきか、どう生きるか。
 これまで、子育てに費やしてきた自分の時間は、子供達が自立すれば生物学的にはもはや余生です。その余生を使って自分の出来ることをしていきたいと強く考えるようになりました。

 新しい年に向けて自分がしっかり生きて行くということが大切なのかなと思います。

 
 

糸魚川の年末年始は・・・自粛ムード。

2016-12-29 07:04:06 | 日記
 昨日で仕事収めでしたが、糸魚川市役所は仕事収めをしないらしいです。年末年始は職員が交代で勤務するということです。

 先週の大火を受けてあらゆる忘年会、新年会の中止の連絡を受けています。今回焼けたのは旧市街地で、昔からの老舗などが密集している地域ですが、密集地が故に増改築も難しく、若い世代は郊外に家を建てています。そんなことで高齢化も顕著です。

 ですが、その旧市街地とは関係の無い地域の方にもたくさんの飲食店があります。この書き入れ時にこの自粛ムードはどうなんでしょうか。

 営業出来るお店や、関係ないお店にとってはさらに打撃です。

 もちろん被災者の心情に配慮してのことなのでしょうが、糸魚川を元気にするには、糸魚川の経済を停滞させてしまうことは決していいことではありません。

 私たちは直接お手伝いできないからせめて自粛するというのなら、予約をキャンセルしないことも大切なことだと思います。なにもバカ騒ぎしろと言っているわけではないのです。関係ない地域の飲食店にまで大火の影響が及ぶのはとても気の毒なことだと思います。被害を最小限にするには市内の経済を一刻も早く通常に戻すことだと思います。

 まあ、家族でゆったり過ごす年末もいいですけどね。

 私たちに出来ることは気の毒がるだけでは駄目なのです。古着を持って行ったり、食糧を持っていきたいという人の声も聞きますが、そういうものはかえって迷惑になる可能性が高いのです。

 フェイスブックやツイッターは情報が錯綜しています。一生懸命動くことは悪くないと思いますが、まずは冷静になることなのかなと思います。

 被災者が何万人もいる事態ではないので、窓口をたくさん作っても混乱するだけです。今、騒ぎ立てるのはやめたいですね。現場を混乱させないということも大切な出来ることの一つかと思います。

出来る人たちは平静を保つこと、日常生活をおくること。これ、大切だと思います。

 

雪が無い。

2016-12-26 07:21:38 | 日記
 昨年は、暖冬で、雪が非常に少ない冬でした。
 今年は早いうちから時雨て寒い日が多く、積雪も平年並み、しかもラニーニャ現象ということで、スキー場関係者も期待していたところだったのですが、12月に入って陽射しが多く、夏以降の日照不足をここで解消しそうな感じになってきました。

 しかも、気温も高く、降れば雨なのです。特に大火のあった日は20度近くまで上昇し、それまであった雪が全て消えてしまいました。地元すきー場のクローズです。

 ニュースを見ると北海道が50年ぶりの大雪に見舞われて大混乱しています。あの雪は本来、北陸周辺に降るべきではないかと思ってしまいます。

 降るところに降るのは、嫌ですが、体制が整っているし、そんなに混乱しないのです。私の住むところは一晩に50㎝、大雪と言われるときは1メートル近い雪が積もります。それが、日常なのでいちいちニュースにはなりません。毎日、車が雪に埋まって掘り出してから仕事に行く、帰ると駐車場の雪を除雪しないと家に入れない、その繰り返しです。でも、誰もそんなことで行政に苦情を言いません。ただただ、黙って除雪をするだけです。職場では何事も無かったかのように(あたりまえ)出勤します。

 ここは、大火のあった市街地は海に近く冬はほとんど雪は積もりません。海からの強い風が、雪雲を私たちの住む山間地に押すので山間地は、市街地に降る雪まで受け止めているのです。

 それでも、以前、市街地に1日で50センチも積もったことがありました。その時の混乱ぶりは凄かったです。車が出せない、除雪車が来ない、バスが動かない、出勤出来ない…。

 備えがないとそんなものです。

 でも、ここはしっかり備えています。

 除雪が大変なのは、豪雪地帯の宿命です。ここに住むからには覚悟は出来ています。

 さあ来い!冬将軍!いつでも受けて立つよ~!

 

 

糸魚川での大火。

2016-12-23 08:10:03 | 日記
 昨日は、朝から強い南風が吹き荒れ、スキー場も雪が消えてクローズしてしまいました。

午後からは市役所職員との打ち合わせも予定していました。

10時半頃でしょうか。広報無線で広小路通りで火災が発生したとの通報。同僚と広小路といえば、有名なラーメン屋か、コロッケやかなどと話していたのですが、この強風下で、あの密集地帯、しかも道路幅が狭く、消火作業に難航しそうな場所であるということは、地元民でなくてもわかります。

 案の定、不安は的中してしまいましたが、これほどの規模はやはり私の想像をはるかに超えていました。

 実は、私の祖父の家が現場のすぐ近くにあるのですが、風上で今回の火災は免れました。20歳ころ、私はその界隈の喫茶店でアルバイトをしていたことがあり、細かい路地がよくわかります。今も、現場近くの美容院に行ってます。本当に古い町並みという言葉がピッタリの地域です。住宅が隣同士ピッタリとくっついて建てられているのです。その分、隣同士の付き合いも濃密で、私は好きな地域でした。

 ただ、最近は、増築も出来ず、駐車場も無いので若い世代は郊外に家を新築して、この地域は高齢化が進んでいました。私が子供のころは本町商店街といえば、日曜日にバスに乗って行って家族で1日中買い物を楽しんだ思い出の場所です。それが、ここ10年くらいは高齢化と老朽化で跡取りもいないため店をたたむところも増えていました。

 本当に昔ながらの建物が多く、その中に、いくつかの金融機関や、跡継ぎのいるお店などが、防火構造の建物を建てているだけで、良くいえば市内でもっとも情緒ある古き良き町並みを残していました。今回はそれが仇になってしまったようです。

 親しんできたお店が皆焼けてしまって本当に悲しいです。

 おもちゃやさん、そばやさん、火元のラーメン屋さん、コロッケやさん、蔵元さん、冠婚葬祭用品のお店、老舗のケーキやさん、スポーツ用品店、市民に今でも親しまれている多くのお店がみな燃えて無くなってしまったのです。

 市のシンボルであった町並み、市民の心の拠り所だった商店街を喪失してしまったことはあまりにも悲しいことです。

 この大災害を受けて、こういう古いものを残して行くということと防災対策ということをどうしていくか重い課題を突き付けられた格好となりました。

 失火元のラーメン屋さんも、地元では知らない人がないくらい愛されていました。本当に悲しいことですが、今回はラーメン屋さんの火災で始まったわけですが、いつどこで発生しても条件が揃えばこういう状況になってしまうということを改めて知らされました。

 同じような地域は全国にもたくさんあるかと思います。防火管理は隣近所声を掛け合っていかなければ、我が家だけが気を付けていても駄目なので地域あげての「火の用心」が大事だと思います。

 被害の全容はまだ、被災者すらわからない状態のようですし、遠く離れた地域に住む私たちはテレビの画面と住宅地図を照合するしかわかりません。

 被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。私たちも1日も早くまた糸魚川の美しい町並みが戻ってくることを願ってやみません。



 

 

 

 

快適な生活空間づくり。

2016-12-21 07:36:58 | 日記
 キッチンをリフォームして本当によかったと思っています。

 それまでの私のキッチンに向き合う気持ちを180度変えてくれたのがこのキッチンのリフォームでした。

 なので、少しでも役立つ情報があればと思ってたまにリフォームについてアップしますね。

 私のキッチン選びは、まずキレイ、美しいを優先させました。もちろん、調理する場なので機能は大切なんですが、もともと台所仕事が好きではなかったので、業者さんには、あんまり使わないからキレイなものを入れたいと要望してました。

 で、いくつかカタログなどを集めてみて、いままでずっとシンクはステンレスと思い込んでいたので、人造大理石のシンクは、私にとってすごい目を引くものとなりました。絶対、これがいい!そう思って人代の先駆メーカー・トクラスに迷うことなく決めました。

 もう、これ以上リフォームはしない予定なので、とにかく気に入ったものにしたかったので、そこは妥協できませんでした。そこは大事な気がしました。


 

 キッチンカウンターも付けました。システムキッチンだと価格が高いし、ここを作り付けの棚にしたり食器棚にするという選択肢もあったのですが新しくつくるキッチンにピッタリ合わせるとなるとやはりシステムキッチンがいいのかなと思いここもあまり迷わないところでした。

 とにかく、見せる収納など整理整頓の下手な私には出来そうもないのですっきり片付く収納を選択しました。気に入っているのはキッチンカウンターの下のゴミ箱です。きれいなキッチンのどこにゴミを置くか、ここを収納にすることも出来たのですが、私はゴミ箱にしました。

 これは大成功でしたね。スッキリしています。

 

 

 収納も、2つの食器棚にあった分がほぼこのシステムキッチン内に収まりました。これも凄いと思いました。しかも、この引出し収納って思った以上に使い勝手がいいんです。引き出しもスムーズです。そして、動線も、すべてこの範囲に収まってます。

 システムキッチンって凄いです。予想を超えています。

 

 そして、もう一つのお気に入りはキッチンパネルにしようと思った壁をタイルにしたことです。タイルメーカーのカタログを眺めているだけで楽しかったんですが、キッチンパネルと価格がそう変わらないと言われたのでタイルを採用しました。

 いまどきのタイルって本当にいろいろあります。タイルイコール白い…みたいな感じではないんですよ。これから、キッチン作る方はそういう選択肢もあるって思ってください。

 そして、今キッチンで過ごす時間がとても楽しくなりました。人生の後半、キッチンに夢もないくらい疲れていた私がキッチン大好きに変わりつつあります。

 そんなことで、元気になれるなんて思ってもなかったですね。