雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

二人きりの年越し。

2014-12-31 23:18:36 | 日記
 帰ってくると思っていた息子から、インフルエンザになったとのこと。しかもノコノコ東京まで行って。

 ま、今動くといろんな人に感染させるし…帰って来なくていいよ・・・。

 というわけでシーサイドバレーで合宿をしている娘もいないので今年の年越しは夫婦2人だけ。

 ですが、ダンナは正月休み無しでスキー場のパトロール隊長。今年はいつになく長い休暇だったというのにほぼ私1人で過ごしております。しかも、ダンナは明日は早朝除雪おいうことで午前2時半には出ていくので、紅白もろくに見ないで寝ました。

 料理はいつ食べるんだ・・・。

 ま~、こういう年もあるんですね。

 外はいよいよ雪が降り始めました。

 今年は、いろいろ変化の年でした。

 家族の中では、

 義母が完全に介護状態になりました。
 息子が就職しました。新潟県に帰ってきました。
 娘が全国学生岩岳スキー大会予選で優勝。本戦でもGSで4位入賞出来ました。
 息子が全日本スキー技術選に出場。

 来年はどんな年になるでしょうか。

 来年の年越しはにぎやかなのがいいな~。

 では、よいお年を
 
 
 
 

田舎の長男の嫁として~田舎暮らしを阻むもの。

2014-12-30 07:52:38 | 日記
 人生半世紀も生きてくると、子育ても終わり、後半の人生で自分が出来ることはなんだろうと考えるようになりました。

 実は今、毎日が平凡で退屈なんです。このままだとうつ病になってしまいそうです。例えば小さな体調の変化が気になります。何かに夢中だったころは感じなかったことです。子育てでいろんなことを後回しにしてきたし、義母との同居で家の中の主導権はやはり義母にあったのですが義母が介護状態になり、皮肉なことにそれでやっと我が家の主導権も私たちに回ってきました。

 それまで、何かというと義母の承諾が必要で、そんな中で私は家にはなんのこだわりも無くなってしまってました。正直、同居は夢の新婚生活も奪い、長男ということで家を守ることは当然。家を守るということは家を補修するということではありません。「家」を守るのです。普段からの親戚付き合い、近所付き合いはもとより、冠婚葬祭。農地の維持管理。正直とても大変です。

 この同居が若い世代の田舎暮らしを難しくしていると思います。

 同居のメリット。
 
 同居によって経済的な援助が得られるかというと我が家の場合は義母だけなので、完全に扶養でした。援助ではなく義母も抱えての生活です。幸い根っからの田舎人で地味な生活でしたから生活費くらいでしたけど。生活費を同居の親から援助してもらえる人ばかりではないのです。ただ、子供を預けられたことは助かりました。おかげで仕事を続けられることが出来たわけです。

 同居のデメリット。

 気を遣う。
 我が家が借り物のような気がする。主導は親。
 「嫁」という立ち位置で生活しなければならない。
 世間に気を遣う。常に見られている、評価されている。
 近所の目を気にするあまり、自由に出来るはずの田舎ぐらしが実はすごく窮屈。
 親の介護。して当たり前。

でも、今となったらこのデメリット部分が近所付き合いや家という考えがいかに大切かということに繋がってくるということがわかってきました。

 若い世代が別居で親の近くにいない老人世帯の面倒を今になって、誰がやるのか、問題になっています。

 見守り、介護、特に冬期の除雪、屋根雪おろし、空き家、跡継ぎのいない農地。親戚、近所付き合いが無くなり、地域の維持が困難になってきています。普段、同居してないがゆえにそういうことが全く見えていないんでしょうね。関係ないですもんね。これを今住んでいる近所の人たちが面倒を見ている、包括支援員さんが心配してくれる、農地なんかどうなっても関係無い、でも土地は売らないよ、空き家は壊すお金なんてないし、生まれ育った家だし壊したくない、近所の皆さんで見守って…。自分たちだって生活で手一杯なんです。などと言われたからには…。

 やはり、

 同居でなく地区内で若い世代が理想の生活が送れるような援助をしていけばいいということなんでしょうか。近くで困った時には子供を預けられ、親が困った時にはすぐに面倒を見られるように。近くで別居が理想なんじゃないでしょうか。お互いが見える距離感が大切で、それでいてお互いの生活を大切にするということが出来るのが理想なんじゃないでしょうか。

なにはともかくこれから、子供たちの世代にこの地域が重荷とならないようにしていくにはどうしたらいいのか考えていきたいと思います。

そして、これからが私たち主導でこの「家」「地域」を作っていきたいと思います。

「家」も「農地」もやっと世代交代です。田舎暮らしの楽しさをこれから私たちが作っていかなければ誰もここに魅力を感じないでしょうね。
 
 
 

 

 

雪の女王。

2014-12-28 07:31:06 | 日記
 娘が所属する法政大学レインディアスキークラブの合宿が糸魚川シーサイドバレースキー場で始まります。

 ようやく娘のスキーシーズンが始まりました。目標はただ1つ、全国学生岩岳スキー大会です。目指せ!岩岳の女王!雪の女王!です。この大会は競技スキーが1部の限られた人のものだけになってしまわないように大学で初めてスキーと出会った人にも目標を持ってもらうために始まったものらしいです。つまり底辺を広げるということです。ちなみにこの大会OBの数は相当なものになるらしいです。

何より、大勢の学生が集まって盛り上がっています。これが大事だと思います。底辺が広がるということがそのスポーツ、競技がメジャーになっていくということです。

ただ、このスキーというスポーツを続けてきて常に周囲の人に言われ続けたことは、お金が掛かるだけで将来それで食ってくわけじゃないじゃないか、無駄だ ということ。

 でも、私はスキーに打ち込んできた子供達が決して無駄な時間を過ごしたとはこれっぽっちも思っていません。私も正直凄いお金を掛けてきましたがそれが無駄だったとは思っていません。むしろ、そういうことが無かったら今の自分たちはどうだったんだろうかと。

 スキーなんかに夢中にならずに受験勉強しっかりやってれば今頃国公立大学出て県職員とかいいところにつとめられたんじゃないの?とも言われます。

それは、したらばの理屈ですからどうかわかりません。その時そういう選択をしなかったんですから。

 私たち家族がスキーに熱くなった10年間は本当に充実していました。人生がこんなに楽しく感じられた時期はなかったと思います。


 やっても無駄。

 なんて言ってたら人生生きていけませんよ。1度きりしかない人生です。今しかできないこともあります。あとのことはあとでも頑張れる、今、やったからあともきっと頑張れる、今を切り抜けていけばあとも切り開く力がつく、そうは思いませんか?今、出来ないと決めつけたらあとも出来ないし、きっと後悔します。

 今年も雪上の熱き闘いが幕を開けます。

 

 

暖かい日。

2014-12-27 21:28:09 | 日記
 今日は久し振りに日差しに恵まれました。
 
 冬前は少し元気の無かった金魚たちが最近寒さに馴れたのか元気が出てきました。

 

 

 ももも金魚に興味津々?

 

 

 イタズラしないでね~。

 雨飾山と駒ヶ岳。

 

 

初めての抱っこ。

2014-12-26 01:17:56 | 日記
 親子でケージで保護している野良猫たちですが、警戒心の強かった子猫を初めて抱っこしました。

 人間を信用していない子猫ですがついに抵抗せずに抱かれてくれました。まだ、体は固かったですが、目をクルクルにして私を見ていました。人間に抱かれても大丈夫なんだよ。コワくないんだよ…ちょっとずつ馴らしていきます。無理は信頼関係を失うのでいけません。また、人馴れしていない子猫の里親さんを探すのも大変です。猫風邪の症状はほとんど無くなってきたし、駆虫剤も使ったし、この子はあと人に馴れることなんです。

 先日は、猫を飼いたいという人がいるからと写真を撮りにきてくれた方もいます。何とかこの猫たちを幸せにする努力は続けていこうと思っています。

 あとは、外にいるもーもー(白黒の子猫)を保護出来ればと考えていますがまだまだ警戒心が強くもう少し時間が掛かりそうです。まだまだ人を見るとシャーっと威嚇します。でもその距離は徐々に縮まっていると思ってます。とりあえず、駆虫剤をスポット出来る距離まで近付きたいですね。