今年の初めまでは、今、この日本が置かれた状況を全く想像していませんでした。異常な暖冬から始まり、武漢でよくわからない感染症が出ているというニュースを聞いたのは1月半ば頃だったでしょうか。その時はまさか日本で今こんなことになっているだなんて全く想像していませんでした。
それでも先月末に東京に行った時もマスクをしっかりして行ったのですが、東京は意外とマスクの人も少なくまだ危機感は無かったように感じました。
しかしその後、一気に国内あちこちから感染者が出て来ました。
そして今、ついにいろんなイベントも続々中止のお知らせが届いています。大袈裟だという人もいますが、実際に亡くなられている人もいます。いずれは特効薬が出てあの時の大騒ぎは何だったのかということになるのかもしれませんが、今は対症療法しか治療法がないようです。既存の薬も試されているようですが中々誰でも使えるという段階にはなってないようです。こういうことはこの国はマニュアルが大事で臨機応変に出来ないようです。テレビなどの報道を見ていても非常にもどかしいです。
感染したかなと思っても今のマニュアルだと病院に行くのは重症になってからです。アビガンという薬はウイルスの増殖を抑える薬らしいのですがつまり早いうちの方が効果がありそうなのです。重症になる前に対処出来ないと、重篤な症状になってしまえば打つ手が無くなってしまいます。大丈夫なのかと素人故に心配です。
一番いいのは、動かない、集まらないということだと思います。学校を休校にするのはまず最初に打てる手です。それでも感染者が増えてくれば社会活動を必要最小限に抑えることです。それが一番効果的なのです。でも、それはわかっていても出来ないのです。
でも、どの道このままではいずれ社会が動けなくなってしまいます。高齢化日本では、重症化する人が大勢出てくるでしょうし、医療も崩壊してしまいます。今ならまだ間に合うかもしれません。今のままでは政府の決断が遅くて不安ばかりです。
現状では、私たち一人一人が、手洗いうがいを徹底し、動かない、集まらないを実行するしかないのかもしれません。
何とか、このもはやの国難を乗り越えたいです。