雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

金魚は金魚であることを嘆かない。

2018-11-26 07:31:54 | 日記
我が家のももは、サビ柄でお世辞にも美人猫とは言い難いんですが、もも自身はそんなこと全く気にしていませんよね。(当たり前か)
ですが、人はそういうことをすごく気にする生き物です。もう少しスタイルが良かったらとか、もっと胸が大きかったらとか、背が高かったらとか
でもね、そこは持って生まれたもので自分の努力ではどうにもならないこともあります。
ただ、そういうことを気にするってのは人に元々備わっているものでなく、後付けの価値です。テレビや雑誌のスーパーモデルやアイドルの容姿、そこに近い人は美人、可愛いとされるんです。
でも、そんな価値観に振り回されるってのもどうなのかなと思ってしまいます。もっと、自分には他人には無い違う良さがあるだろとか思った方がいいと思うのですが…。
そんなことに費やす時間も勿体無いかもしれません。
金魚は金魚に生まれたことを決して嘆いていません。私たちはこの世に生きることを嘆いても仕方ないんです。自然と触れ合うといろんな事に気付くし、人間が作った世界の価値観に踊らされることがいかにつまらないものなのか見えて来ます。
田舎で、自然の中で生きることでそういうものが見えてくるような気がします。



最近、金魚を繁殖させてみて気付いたのですが、普通ならハネられてしまうような金魚でも大きく育つと見事な輝きを増してくるということです。
今はぱっとしなくてもいつか大きく花開く時がくるということもあります。時間をかけてゆっくり育ったものの方が最後は見事な花を咲かせるものですよ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿