雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

クローズアップ現代で

2012-02-10 01:48:43 | 日記
今年の豪雪の人的被害についての解説をしていましたが、まさにその通りで、私も感じているとおり、雪深い中山間地の高齢化が背景にあるのです。
我が地域も、災害救助法の適用を受けてから、外から除雪業者が応援に来てくれていますが、なかなか経験が無いとスムーズに仕事が進みません。
テレビでボランティアの作業員が言ってましたが、若い人が5、6人で2日掛かりになってしまう作業です。80過ぎのしかもオバァチャンが一人で家の周りをつついてもどうにもならないのです。

別にボランティアでなくてもいいのですが、若い力をもっと活かせる何かシステムが欲しいですね。

昔は大家族で支え合った家、そしてその家で支え合った地域社会...

それが崩壊しているわけですから。

今は個人は家や土地から解放され自由になったのですが、それは必ずしも地域社会を維持していくという点に於いてはプラスにはらなかったのです。日本の助け合いの精神まで失いかけています。
このまま、こういった山あいの集落が消えていくのか、それとも本当に人間らしく生きていける場として残っていけるのか...これからの日本の未来の課題でしょう。

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