今朝、友人からメールがきました。
知り合いの知り合いのお子さんがRHマイナスの血液型で、輸血用の血液が足りず、手術が受けられない。
この血液型の人はぜひ輸血を!子供の命がかかっています!
といった、切迫したメールでした。
その友人も「これは大変!」と一斉メールでみんなに送信したようで、私も早速、一斉メールとともに、この日記にアップしたのですが・・。
それが悪質なチェーンメールだと判明するのに、それほどの時間はかかりませんでした。
教えてくださった皆様、本当にありがとうございます。
しかし・・・、
何とも嫌な気分です。
内容におかしな部分がいくつかあって、怪しいな、と思わなくもなかったのですが、もし本当だったらと思うと、無視はできませんでした。
というのも、
以前、難病の女の子の手術費用が足りない、という一斉メールが広がったことがあって、
少しずつでも寄付を、との声に、多くの人が賛同して、
ついに手術が受けられるようになったという、うれしい記憶が残っていたんです。
こんな事件のあとだったら、きっと寄付は集まらなかったでしょうね。
そう思うと、この影響の大きさに悲しくなってしまいます。
メールを送ってくれた友人も、また他に広げた人たちも、
みんなみんな善意だけでやったことが、かえって傷を広げる結果になってしまったことが、何ともやりきれません。
でもひとつ、よかった事は、
そんなかわいそうな子供が実際にはいなかったこと。
それだけを慰めにするしかありません。
そして、あえて今日の日記は消さずに、下に残します。
人の命と、人の善意を、もてあそばないでほしい、
そんな願いを込めて。
今日はマジメなお願いです。
私の知り合いからこんな一斉メールがきました。
彼の知り合いの知り合い、
つまり、私にとっては、知り合いの知り合いの知り合い、
要するに、アカの他人さんからのメールです。
>至急できるかぎりまわしてくださいm(_ _)m知り合いからきたメールです[↓]
>>私の知人の三歳の子が急性リンパ性白血病になってしまって、昭和医大に入院してるそうです!
>>RHマイナスB型の血液不足にて手術受けれない状態で、誰かRHマイナスB型の方いませんか!?
>>是非協力おねがいします!
>>1人の幼い子の命がかかっていて、とても危険な状態だそうです!
>>最寄りの献血センターで献血できるようなので、是非是非協力おねがいします!
>>友達にまわしまくってもらって結構です。
>>是非そうしてください!
>>なかなかない血液みたいで、私だけの人脈だと間に合わないのでおねがいします!
ご本人のアドレスと電話番号は、さすがに消しました。
でも、目の前にいる我が子の命が、血液型の問題だけで救えないかもしれない、という状況は、あまりに残酷です。
こんなときはネットに限ると、こちらに書きました。
皆さんのブログにも書いていただければ、もっと広がります。
どうぞご協力をよろしくお願いいたします