先日読んだ三谷幸喜さんのエッセイに、
こんな記述がありました。
(大学時代から劇団やテレビの仕事をしていて)
今と全く変わらない生活環境にいた僕にとっては、
長い長い大学4年を過ごしているような感覚で、
見た目はともかく精神的にはいまだに22歳なのだ。
あ~~~、そうかぁ!!
目からウロコとは、このことか!
いや、実はね、
本当に不思議で仕方なかったんです。
どうして私は、
若い子と同じノリで騒いじゃうんだろう、って。
俯瞰で見たら、間違いなく、
一人だけトシをとってるのに、
ついつい同じノリで付き合ってしまう。
どう考えても、みっともないよなぁ。
・・・とまでわかってるのに、
止められなくて。
あーーー、そうだったのか。
私も三谷さんと同じだったんだ。
私が芝居を再開したのは、30代の後半で、
それだけで普通に最年長だったりしたんですが、
「望子さんって、一緒に喋ってても全然違和感ないよねー」
なんて、若い子に言われて喜んでいた私は、
結局、そのまんまのノリで、歳だけとってしまったようで。
だって公演では、ほとんどが若い人ばかり。
だから、落ち着いたベテランにシフトチェンジする、
そのきっかけを見失って、
気がついたら、
若いと言うより、幼いままで、
来てしまった、らしい・・・。
うーーーん。そうかぁ。
やっとわかった。
切り替えるチャンスがなかったんだ。
だから私も三谷さんと一緒で、
「見た目はともかく、精神的にはいまだに30代」なのか。
それも相当幼いタイプの・・・。
うん、よーくわかった。
うん。
で、
だから、どうする?
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