稽古、続いています。
今回は、完全なダブルキャスト。
登場人物が12人なので、かける2で24人。
なかなかの大所帯です。
なもので、狭い稽古場のときには、
1人増えるたびに、
あっちに椅子を置き、こっちの人間がずれ、と、
むぎゅむぎゅ状態になります。
それでもダメなら、机を微妙にずらして、
その隙間に座っていく(笑)
こんな感じ。
座った写真が撮れなかったのが残念!
これでも、写ってない人や、お休みの人がいるんですよ。
もちろん、教室みたいに机を並べれば、
そんな窮屈じゃないんですが、
あくまでも、この形にこだわるのにはワケがあります。
今やっているのは、読み合わせ。
まだ役が決まっていないので、
役も人も、どんどん替わります。
で、そのときに、
<相手の顔が見えないと困る>
んですね。
だから、どんなにいびつになっても、
<全員の顔が見える>
この形にこだわるんです。
これがね~、不思議なもので、
今はまだ、みんな台本とにらめっこして、
台詞を読んでいて、
そんなに顔を上げないのに、
それでも、
顔が見えないとダメなんです。
このくらい大きな稽古場だと、
楽なんですけどね~。
こんな状態で、台本を、
役と人を替えながら、何度も読んで、
最終的に役が決まるのが、
・・・今日の夜のキャスト発表
演出家にとっても、役者にとっても、
最初の大きなヤマ場です。
それだけに、ここ数日、
いつもの稽古場とは違う、
独特の緊張感をたたえた時間が続きました。
演出家は多くの決断を迫られ、
役者はどんどん振られる役を、
懸命にこなしてアピールし・・・、
和気あいあいの中の、真剣勝負。
うーーむ、どうなるのかなぁ。
今日は、
悲喜こもごものドラマが展開するんだろうなぁ。
・・・って、私、こんな傍観者でいいの??
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