今回の公演、
楽屋がない、ない、と騒いでおりましたが、
このように楽屋はありました。
ただ・・・使えないだけ
つまり、普通の楽屋のように、
私物を置いたり、鏡の前でメイクしたり、という、
そういう所ではないのです。
ひと言でいえば、
出番待ちの場所なんですね。
舞台に出るには、ここからしか行けないので。
ただラッキーなことに、我々だけは、
ほんのわずかな時間ですが、
楽屋っぽく使うことができました。
1番手の「HUMAN LOST」チームは、
開場前に舞台にスタンバイしていたので、
たまたま2番手の我々だけ、
「明るい」楽屋が使えたんです。
「明るい」・・・いえ、普通は、
楽屋はずっと明るいものなんですけど、
今回、楽屋を明るくできるのは、
客席にお客様が入られる、開場前まで。
光が客席に洩れちゃうから、
開場後は明るくできないんです。
ということで、
楽屋でメイクを、なんて思っていると、
明るい間にはとても間に合わず、
薄暗~い中で、着替えやメイクをするハメに
それでもね。
こうやって写真を見たりすると、
やっぱり楽屋にいる姿が一番、
役者らしいな、って思います。
ほんのちょっとの時間だけど、
毎回みんなで、よく騒いだな~。
大声で歌ったり、笑ったりして、
体も心もあたためて、
本番に向かっていくんです。
落ち込んでいるときも、
とりあえず、それは忘れて、
さぁ、本番だよっ! って、
緊張やら怖さやらで一杯になりながらも、
この楽屋から、
舞台に一歩踏み出していきます・・・。
これがまさに、↓コレ↓ なんでしょうね。
「乞食と役者は3日やったらやめられない」
ははは、まったくねぇ