ちょこっと、と言いつつ、
結局これで10本目。
でも、さすがにこれが最後です。
そして、最後はやはり、
これを書きたいと思います。
<ダルカラ劇団員さんの働きがすごい!>
今回は主宰の谷チームとは別に、
3人の劇団員さんが演出を担当したわけですが、
普通の演出家とは、
その負担の重さが違いました。
演出はそれだけでも桁外れに大変な仕事なのに、
今回は、
舞台美術も衣裳も、小道具その他、何でもかんでも、
ゼロから、演出家・・・つまり演出担当の劇団員さん1人で、
ぜーーーんぶ担当するという・・・。
その上、
それぞれの演出家が、音響まで担当して、
本番の時に音を出すオペまでやったのです。
オペをやりながら、
演出として、いっぱいダメ出しをメモって、
って、もうこれだけでも信じられません。
だって公演によっては、音響プランと音響オペという、
2人の専門家を頼んだりするんですから。
つまり、それぞれのジャンルで、
ちゃんとプロが参加したのは、照明だけ。
といっても、この照明さんが、また、
とてつもなく大変だったのですが、
それはいずれ書くとして、
演出。音響。音響オペ。舞台美術。衣裳。小道具。その他モロモロ。
ぜーんぶ、1人!
それだけでも驚きなのに、
皆さんには演出家である前に、
「劇団員」という立場があるんですよね。
これがまた、細かい雑用がいくらでもある!
そしてそして、もうひとつ、
どんとデカい仕事としてあるのが、
制作・・・百花さんと井上さん。
舞台監督・・・東谷さん。
プロに任せることが多く、
ときには数人のプロを頼むこともある、
これらの仕事までを!
演出の劇団員さん3人が担当したのです。
そして当然のことながら、本職!
俳優として舞台に立たねばなりません。
毎公演、制作や舞台監督として働く中で、
自分が出演する回もあれば、
演出と音響オペをやる回もあって、
それも全部まとめて抱え込むワケです。
こうやって書いていると、あらためて、
こりゃ、むちゃくちゃだわ、と言葉を失います。
でも、そういえば・・・、
主宰の谷さんもよく働いてたっけ。
え? あの谷賢一さんがこんなことまで?
と思うほどでしたから、
この劇団さんは、
「全員がむちゃくちゃ働く」劇団さんなんでしょうね。
それに加えて、百花さんは、このねこ衣裳を手作り!
何度も出した、このシーン案内の本だって、
その他いろいろ、
よくもまぁ、ここまでと、
今もなお、感謝ばかりなのです。
ということで、
長々とお付き合いいただき、
まことにありがとうございました!

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