どぁいくせん・・・です
毎回、私のところで稽古が止まります。
根気よく説明してくれる演出家に、
応えられない不甲斐なさ、情けなさ。
実は、最初、家で読んだとき、
嫉妬深い年上女房を、コミカルに演じればいいんだ

と思っていました。
が、
ぜんっぜん、違いました。
嫉妬や不安を山ほど抱えていても、
それを外に出してはいけなかったんです。
では何を出すか、というと、
「気品」
おおおおおおおお・・・。
大邸宅に暮す女主人なんですね~。
そして、
冷静で、賢くて、チャーミングな女性。
でも、やっぱり、
女遊びをしている年下の夫が、
気になって気になって、
実はハラワタが煮えくり返っていて・・・
それがだんだん、隠しきれなくなって・・・
はぁ~~、フクザツ・・・
でも人間なら、このくらいは複雑で当たり前なんですよね。
というか、
他のカンパニーでは、
「嫉妬深いガミガミおばさん」として作っているこの女性に、
ここの演出家は違う解釈を持ち込んだのです。
もっと深く、もっと豊かに、と。
むずかしいよう


できないよう

・・・・・ううううむ。
ぐぁんばるぜ。
演出家にこれ以上ストレスをかけないためにも。
・・・っていうか、
何やってても幕は開くんだぞぉぉぉぉぉ