前回のブログは8月も終わる頃、北のミサイルが日本を通過した時に更新しました。
そして先程再び北海道上空を彼奴め(きゃつめ)ミサイルが忌々しくも、通過して行
きました。偶然とはいえ私がブログを更新するとミサイルが飛ぶ!なんか申し
訳ない気持ちにもなります。申し訳ない序で恐縮ですが、今回は滝ばかりのお
話となります。すんません成り行き上お付き合いくださいませ。
オヘオの滝へ向かう途中、いつも混雑するワイルアの滝です。 落差は30m、
ここで南米系と思われるご夫婦に、滝をバックにツーショット写真の撮影を
頼まれ、結局流れで我が家も滝を背景に、南米系の陽気なご主人に撮って戴
きました。前にも思ったのですが、みなさんココで記念撮影をされます。
しかし滝としては、そんなに凄い滝でもなく早い話が「まぁまぁの滝」なん
です。
そんな訳でハワイアン航空 国際線(日本)の機内安全ビデオでも使われて
おる、あのオヘオの池へ向かう事にしました。↓42秒あたりに出てきます。
Aloha and Welcome Aboard! Hawaiian Airlines In-Flight Safety Video
ハナタウンを通り抜け約10マイル、ハレアカラ国立公園の中にあるPools at Oheo Gulch
に到着しました。ここは川の浸食によって出来た階段状の七つの池と連なる滝
で有名な場所なのです。古代のハワイアンたちがみそぎを払った場所で聖なるオヘオの
池と言われております。
しかしなんと云ってもハレアカラ国立公園なので、入り口で結構高額なお金を払い
ました。たしか車1台20ドルか25ドルくらいだったかと記憶しております。
しかも入園料を払う時に係のおばさんが「今はプールで泳げないし、池に降りる事も
出来ないよ」みたいな事をのたまうんです。
ガ-ン!(涙)
ホンマかいなぁ~! 遠路遥々日本から来て、プールを外から眺めるだけぇ~って、
そりゃ殺生やわぁ。でもまぁしゃーない、ここまで来たら観るしかないわなぁ。
そんな訳で出鼻くじかれ意気消沈、でも気を取り直して入場致しました。
本来ならオヘオ川からあふれた水が20以上の滝となり、海へと流れる神秘的な光景
の前で写真でも撮るつもりでした。泣き言を云っても仕方ない、それは良く判って
おるんですが・・・・やっぱ引きずりますなぁ~(-_-;)
さて気を取り直して、歩き始めるとこんな案内が↓
とりあえず0.5マイルのコースを選択致しました。この時何かで聞いた「近道は遠回
り急ぐほど脚をとられ・・」と云う言葉を思い出しました。
歩き始めて直ぐ、目に飛び込んできたオヘオの池です。本来なら池のほとり
まで降りて、滝をバックにピースサインでパチリとシャッターを押すハズでした。
しかし厳重に立ち入りが禁止されておりました。20ドルも払って遠くから眺めるだけ
なんて、えらく損した気分になりました。こうなりゃ奥に見える橋の上からオヘオの
風光明媚を堪能しようと、橋へ向かい歩き始まました。
しかし中々橋は現れません、じりじりと灼熱のマウイの陽射しがうなじを焦がします。
この時点で足腰に自信のないぽなぺんがは車へ退避、私一人の単独飛行となりっました。
ショートカットで橋に近づくハズが、どんどん草深い道に入ってゆきます。
先ほど頭をよぎった「近道は遠回り急ぐほど脚をとられる 云々」の格言が、現実と
なって参りました。
なんとも30分近く急な山道を登ったでしょうか、息がだいぶん切れて来た頃こんな
案内がありました。
マカヒクの滝って何??橋は何処??と独り言を口走った私の耳に、瀑布轟音が響き
見上げれば目の前に滝が現れました。
マカヒク・フォールズ 落差60メートルであります。遅まきながら完全に道を間違え
事にこの時気づきました。(-_-;)
仕方がないので戻る事に致しました。人に会うことの無かったこの道で、ワイルアの
滝で写真を撮り合った、南米系のご夫婦に再会しました。人気の無い山道で浅き縁とは
云え知った顔に会うのは、気の休まるものです。
私「こんにちは、この先に滝があるよ」南米系旦那「この先に穴があるのか!気をつけねば」
私「いえ大きな滝ですよ」南米旦那「穴はそんなにデカいのか、気を付けるよありがとう」
我が英語力の貧困さ故、フォールズとホールでとんだ国際ジョークになってしまいました。(^O^)
山道を降り切ると目的の橋がありました。なんと見落とすハズのない存在感で橋がありました。
狐につままれた気分であります。そんな訳でシュチュエイションが前後しましたが、
橋と滝の動画をハーブオオタJrのウクレレ演奏にのせ、さわやかにまとめてみました。↓
マウイ島ハナ 聖なるオヘオの滝とマカヒク・フォールズ
では次回更新はミサイルが飛びませんように願い、お仕事に出かけます。