いよいよ帰国の朝です。午前7時20分ラナイから眺める、オアフ島東海岸に登
る朝陽であります。
今回宿泊のアクア スカイライン アット アイランド コロニー
(以下アイコロ)は、DHの裾のから朝陽が観れる部屋があります。
朝食には前夜に持ち帰ったルースズ・クリスのステーキをパンに挟んで戴きました。
チェックアウト前に、アイコロさんホテル紹介用の写真を撮りにホテルのあちこちへ(笑)
何度も宿泊しているアイコロさんですが、実は今までちゃんとホテル内施設をご紹介
しておらず。今度こそは思いながら、とうとう最終日になって仕舞ました。
誠にお恥ずかし事ながら、夏休みの宿題を最終日にやっつけるアノ感じであります。
そんなヤッツケ仕事見たなノリで撮ったアイコロさんの紹介記事です。↓
そしてバタバタと午前8時チェックアウト済ませます。
今回の宿泊はチェックインタイムを過ぎも部屋に入れなかったり、冷蔵庫の下から
ガラス片が出てきたり、キッチンタオルが無かったり等々で初日の印象は最悪でし
た。しかし住めば都と申しましょうか、数日の滞在ですが愛着の様なモノが湧いて
くるから不思議です。
チェックアウト時には誤りが無いか、入念に請求額を確認致しました。
午前8時11分迎えの車が到着、今回はチャーリーズタクシーさんをJALマイレージ会員
割引きでお願い致しました。(チップ込44$ 6072円)
シーサイドストリートを突き当たりアラワイ運河を見ながらH1向かいます。
アラワイ運河沿いをランニングした事等を思い出しつつ、空を見上げるとにわかに曇
が消えて青空が広がって参りました。
その青空に「またハワイにいらっしゃい」とばかりに虹が掛かりました。
ひと昔前の横浜新道の様に(地元の方のみ判る例えですみません)、住宅街よりいき
なりH1に出るお馴染みのコースで空港に向かいまいます。
走行中も長い時間、虹のお見送りを受けて8時33分にダニエル・K・イノウエ国際空港
に到着です。
なんとJALのチェックインカウンターには長い行列が出来ておりました。ホノルルマラ
ソン参加の日本の方は火曜日に帰国する方が多いのです。と言う訳でシメサバの次の
次位に長蛇の列が嫌いな私ですが、この旅3回目となる長い列に並んだのです。
さて今回は往復共に飛行機はボーイング787でした、長い滑走路の向こうにその機体が
ありました。
いつもなら搭乗までカードラウンジ( IASSハワイラウンジ)で休憩します。しかしコ
ノ時はラウンジが再開しておりませんでした。(IASSラウンジは2023年1月オープン
予定となっておりました。)仕方なくフードコートで時間つぶしです、この時バー
ガーキングさんで食べたハンバーガー↓
ハンバーガー2つとポテト1つ&飲み物の合計26、37$(約3640円)でした。
今更ですが夫婦2人でジョナサンにて食事の出来る様な金額であります。
この時のバーキンさんのハンバーガーですが一つはワッパーとか言うヤツで、
もう一つは普通のハンバーガーでした。
どうもワッパーは人気のバーガーらしく、結構美味しくて不覚にも満腹になって
仕舞いました。Whopperとは「とてつもなく大きなモノという意味」と知ったの
は日本に帰って来てからの事でした。(笑)
そうこうしているうちに搭乗時間となりました。帰りの飛行機は寝てはなりませ
ん。時差ぼけ防止の為ずっと起きていることが肝要です。
映画を見たり音楽を聴いたりして時間をつぶします。でも時折うとうとしてしま
ったりも致します。そんな時に眠気を払拭してくれるのが機内食です。↓
帰国便の最初の食事(エコノミー)ビーフストロガノフorカルアポークカレー
のどちらかの選択でした。しかし私の席が後方だった為にビーフストロガノフは
無くなっており、カレーの方を戴きました。
バーキンのワッパーバーガーが未だ残っておる所へ、ポークカレーは結構効きま
した。しかもワインなんぞ飲んじまった為に、瞼が重くなって参りました。
寝ぼけ眼(まなこ)でトップガンマーベリックを2度、3度と見直してようやくス
トーリを把握しておりますと、次の食事が運ばれて参る時間になっちまいました。
それから暫くして、高度が下がり始める気配が・・・
窓の外には富士の山が霞んでおります、ハワイから帰国便で富士を観たのは初め
てでありました。羽田便だからでしょうか?
その後お蔭様で無事日本に到着、我がスマホも即刻電波を拾い問題のVisit Japan
Webも難無く表示いたしました。めでたしめでたし(笑)
長らくご覧んいただきました2022年 12月のハワイ旅行記は今回をもって終わりと
いたします。つまらぬブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。
ここでご報告なんですが実は4月27日よりマウイ島4泊オアフ島3泊の旅に出発いた
します。また経過その他はブログ上でご報告いたしますのでご覧いただければ幸い
です。
先日の話です京急横浜駅中央改札横の外貨両替場(トラベレックス)が営業
再開しておりました。コロナ禍で長く閉まっておったのですが、やっと再開
したようです。この様に昨今あちこちで少しずつコロナ禍前の賑わいが戻っ
て参りましたね。コロナ騒動のお蔭で我が国が世界から遅れを取っていた様
々も判りました。勿論コロナなんぞ蔓延らぬ方が良かったのですが・・・
2022年12月に行ったハワイでも、日本とアメリカの隔たりを痛感致しまし
た。そんな事を冒頭にお話してブログの旅行記に戻ります。
円安とアメリカの超インフレの為、日本から持ち込んだ「ご飯パック」や「そ
うめん」で、ケチな食事をして来た今回のハワイであります。
しかしワイキキ最後の晩飯くらいは、少しはマシなモンを食おうと思っており
ました。だから到着日早々にJCBプラザさんで、ステーキハウスの予約を取
っておりました。
多分マラソンも完走するだろう・・と言う打算もあり「完走祝い」のつもりで
予約を入れておいたんです。(笑)
ハワイ滞在実質的最終日。軽めのランチを食べた後で帰りの荷造りをしてから
ボケーっとDHを眺めておりました。本当の事を言うとスーツケースのパッケ
ージングは、殆どポナペンがやってくれました。だから私はDHを眺める担当
にまわりました(笑)
そんな時間の流れる中で、訳アリの為早くもステーキハウスの予約時間が迫っ
て参りました。
アコモを出ると、連結のTheBusが停まっておりました。すっかり見慣れてた
連結バスですが日本に帰れば、中々目にする事が出来なくなります。最終日は
何を見てもちょいとセンチな気分になるモノであります。
今回予約を入れたのは「ルースズ・クリス・ステーキハウス」世界120店舗を
展開するステーキの名店であります。ちょっと身の丈に合っていない気も
するのですが、大丈夫なんです。今回の予約はプライムタイム(16:00~18:
00まで)と言うお得な時間帯なんです。これもハワイに恋して!#100(202
2年11月7日BS12放送分)にて得た情報を戴きました。(ごっつさんです。)
プライムタイムとはハッピーアワーとは、ちょいと違って早めの時間限定の
お得なセットディナーが戴ける素敵な企画なのであります。
せっかちな我が家は16:00に予約を入れました。お目当てのお店はLewers St
にあるウインダムワイキキビーチウォーク2Fにあります。
そんなルースズ・クリスさんの前で未だかまだかと開店を待ちます。
因みになんで店名がルースズ・クリスさんなのか?って事でなんですが。
それはシングルマザーのルースさんが、クリスステーキハウスを買い取った
から、この名前ついたらしいです。ルースさんはレストラン運営経験ゼロで
したが、独力でここまでの立派なステーキハウスにされました。今から60年近
く前のニューオリンズのお話でございました。アメリカ版の「細腕繁盛記」み
たいなお話ですな。(昔の方のみ判る話です)
さてせっかち我が家が店の前で待っておりますと↓
店頭のデコに何やら楽譜が・・・よくよく見れば曲名「アイナハウ」そして
composed byプリンセス・リケリケとあります。
てな訳でプリンセス・ミリアム・リケリケさんのお話ですが、
ハワイ王国第7代カラカウア王(フラ復活の父 メリーモナーク)と第8代リリ
ウオカラニ女王(アロハオエ作者)の妹さんで、36歳の若さでこの世を去った
方だそうです。
カラカウア王とリリウオカラニ女王のご兄弟だけに才能豊か方だったそうで、
「アイナハウ」はそんな彼女の代表曲なんだそうです。
曲名のアイナハウはリケリケ王女が娘さんのカイウラニ王女と共に暮らした
場所の名前で、現在その場所にはプリンセスカイウラニホテルが建っておる
そうです。アイナハウと言うハワイアンを聴いて見たくなりました。
因みに「アイナハウ」とは、ハワイ語「涼しい風の吹く土地、幸せな場所」
と言う意味だそうで、きっとルースズ・クリス・ステーキハウスさんも
居心地の良い幸せな場所と言う意味で、コノ店頭のデコが飾られておるんや
ろうと考えました(後から苦しいこじ付けです)
横道に反れ「アイナハウ」の話を書き始めたので、どう収拾を付けるか
苦労しました(スミマセン)
さて16:00になり我が家は3番目に店内に案内されました。つまり我が家より
せっかちが2組も居た事になります(笑)
お店の雰囲気は落ちつた感じで、センスも大変良いです。
バーカウンターにもお客さんが数組おります。実はバーカウンターではこの
お時間ハッピーアワーの最中なんです。飲み物やおつまみがお得に楽しめる
時間帯なんですよ。
我が家は窓ぎわのボックス席に案内されました。そしてプライムタイムのセ
ットメニューがコチラ↓嬉しい事に日本語でした。
ウエイターさんの接客もメニュー同様日本語でありました。周囲を確認する
とボックス席のお客様は殆ど日本の方の様でした。さすがハワ恋、大した
影響力であります。
我が家はフィレステーキ72.95$とリブアイステーキ72.95$のコースをオー
ダーしました。それぞれのコースにはサラダとサイドそしてデザートが付い
ております。当然サラダもサイドも2種類別々なモノを頼んでシェアーし
ました。因みに通常のディナーではステーキだけで64$だそうです。
最初に運ばれ来たのがブレットです。とても美味しく直ぐに完食しちゃい
そうですが、ココでガツガツ食べては後の料理が食べれなくなります。
飲みものは赤ワイン「トルブレック」14$とオレンジジュース4.25$
そしてサラダ、これもガッツリ大盛です。
やがてメインのステーキも到着、柔らかでナイフの通りも良いです。
一切れを口に運べば笑顔がこぼれます。人は美味しいモノを食べると、
先ず母音で驚き、次に笑顔になると聞いた事がありますが本当でありまし
た。
ステーキの味付けはシンプルでハワイアンソルトとペッパーそしてバター
のみ。肉の素材が良いのでこれで充分なのです。
少々早めの夕食でしたがランチを軽くしたので充分イケました。でもね
お肉がジジイには多い!結局お持ち帰りにして翌日の朝食に回す事に
致しました。このお店の良かった所は、そんなお願いも日本語で頼めた
事であります。
結局この日のディナーは合計チップ込204.71$(28450円)でありました。
Lewers Stに夕暮れが迫って参りました。
いよいよハワイ最後の夜が訪れようとしております。
ビーチに出れば哀愁を込めて夕陽が沈んで行きます。
次に来る時には「メレ・カリキマカ」のサインボードも変わっている事
でしょう!
薄暮から夕闇と変わるカラカウア通りであります。
いよいよ明日は帰国であります、だからもう少し歩いてアコモに戻る事に
致しました。
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滞在4日目、マラソンの後遺症で筋肉痛になるハズの朝であります。しかし一体
如何した事か全くどこも痛くはありませんでした。レース前の入念な準備が
功を奏したのかも知れません。(因みにこの翌日以降も全く筋肉痛は起こりませ
んでした。)
さてこの日は午前10時からコンベンションセンターで、フィニッシャーマンデー
が始まります。(完走証の受け取りや年齢別部門、チーム部門の表彰、優勝ラン
ナーのサイン会などのイベント)
前日にABCストアで仕込んでおいたサンドウイッチ(2.99$を2つ合計5.98$約82
5円)を食べてお出かけです。
因みにサンドイッチはターキーサンドです。日本の
コンビニでは買えぬ七面鳥肉のサンドウィッチなんです。ハワイに来たら1度は食
べる私のお気に入りございます。奇しくも3年前のフィニッシャーマンデーの朝も、
ラナイでターキーサンドを戴いておりました。
美味しく朝食を戴きましたので、早速ハワイコンベンションセンターまで出かけま
す。コンベンションセンターはアラモアナセンターの近くにあります。普通ならば
ワイキキからトロリーかバスで行くのですが、筋肉痛も出ておりませんし散歩
がてら歩いて行く事に致しました。朝方に降った雨が歩道を濡らし美しい虹を掛け
ておりました。
3年ぶりのハワイの虹に気を良くして歩く事20分、あっという間に
到着致しました。思った通りトロリーに乗るよりは早く着きました(きっぱり)
会場への到着は午前9時35分でした。
さてこの長蛇の列をご覧ください、並ばれている皆さまはホノマラフィニッシャー
の方々であります。
勿論自身の完走証を受け取りにお越しなのですが、それだけで
は無いの様に思います。実は完走証はWEBでもダウンロード可能なので、都合の
合わない方は泣く泣くPCプリンターから出力致します。しかしホノマラ参加者にと
ってはフィニッシャーマンデーも大切な参加イベントなので、帰国日をづらしても
列に並びます。
だから会場の外までも列が延び続けました。前記丸亀製麺編でも
申しましたが私はシメサバの次の次位に、長蛇の列に並ぶ事が嫌いなんです。
今回の旅で2度目の長い列に並ぶ事になりました。(笑)
午前10時開場
このような感じでホノマラ過去大会のTシャツも売っておりました。
前回は我が完走証が無くスッタモンダした経緯がありました。
今回はすんなりと
我が完走証が手に入りました。ラミネートコーティング20ドルを御願いして、
さらに記念写真を撮らせて頂ました。
こちらのタブロイド版もいただき中を拝見すると、やはり今回はきっちりとわが名
を確認出来ました。
ワイキキに戻り軽めのランチを戴きます。この後がっつり食わねばならぬので、
ランチは軽めに致しました。ランチの調達はこのお店↓
Kono's Northshore-Waikiki(以下コノズ)であります。こちらのお店はハワイ
の伝統料理でもある「カルアピッグ」の専門店です、実はBS12の「ハワイに恋して」
と言う番組で観てチェックしておりました。店名にも入っている通りノースショワ
ーが発症のお店でハレイワにある様です。他にもカイルア、カパフル通りにもある様
ですが、私は良くは知りません(笑)
このお店ではプレートやサラダ、サンドウィッチで「カルアピッグ」を堪能できます。
今回は「ピッグ オン グラス」(13.5$1863円)と言う名のサラダを注文致しまし
た。↓こちらを部屋に持ち帰り戴きます。
はじめて戴く「ピッグ オン グラス」は大当たりでした。新鮮な野菜に相性抜群の
オリジナルドレッシングが最高で、何よりも「カルアピッグ」がとても美味しい!
それもその筈で12時間の低温調理で仕上げた豚肉に、秘伝のタレで味付けしたカルア
ピックなんです。とても柔らかくて口に入れれば誰もが必ず笑顔になる、超イケてる
お料理でした。次も必ず食べたくなる最高のカルアピッグでありました。
Kono's Northshore - Waikikiはクヒオ通り丸亀製麺隣に位置してます。
(2310 Kuhio Ave, Honolulu, 営業時間7時~21時)
次回はハワイ最後のディナーに、あのお店に伺います。
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今回の旅のメインであるマラソンが、怪我無く走り終える事が出来たので、
ホッとした気分になりました。部屋でビールを飲んだあと暫し休憩を致して
おりますと「残り僅かなハワイの時をもっと楽しまなければ・・」と思う気
持ちが強くなって参ります。生まれついての貧乏性ゆえ、そう思うと部屋で
ダラダラ過ごして居られなくなりました。幸いマラソンの後遺症である筋肉
痛はまだ発症しておりません。(筋肉痛は翌日に起こるケースが多いんです)
とりあえず夕食の調達を兼ねて、街に出る事にしました。
丁度時間も良い頃なので、ワイキキビーチにて夕陽なんぞを観てアロハな気
分に染まろうと考えました。
そんな訳でまず向かったのが、こちら↓
皆さんご存知シェラトンワイキキでございます。こちらのホテルのロビーに
て、見事な砂のオブジェを見つけました。
2つとも、なかなかの力作でありました。
そしてサンセットタイムまではコチラ↓で過ごします。
(2015年撮影)
シェラトン・ワイキキに来られた方ならお馴染みの、優雅に並ぶロッキング
チェアーでございます。ここで椅子に揺られ過ごす時はなんともアロハな時間
であります。幾度も訪れた我が気に入りの場所なのです。
この場所は拘るようですが、時間は夕方出来ればサンセットタイムの30分くら
い前がベストであります。
(2015年撮影)
ゆっくりと鯉が遊泳する池を眺め、視線を上げればロイヤルハワイアンのピン
ク色が 垣間見えて、誠に良い感じでございます。
(2015年撮影)
シェラトンワイキキは高級ホテルですから、私には高嶺の花ですがロッキングチ
ェアーに揺られゲスト気分を味わう事は出来ますからね(笑)こう云うのを「
他人のふんどしで相撲をとる」と申すのでしょうね。(^O^)
毎回渡ハの度にシェラトンワイキキさんで命の洗濯をさせて戴いております。
さてこの場所でハワイアーンな気分を満喫すると、丁度良い時間となりました。
シェラトンのプール沿いからビーチに出てみると、雲が多いながらなかなか風
情のある夕日を見ることができました。
サンセットの余韻に浸りながらカラカウア通りに出てみると、モアナサーフ
ライダーもほんのりとライトアップされておりました。
身も心もアロハに染まるワイキキ界隈の夕刻であります。やっぱりホテルに
居たら味わえなかったハワイアーンな時間でありました。
さてこの日の夕食ですが、どこぞのレストランでマラソンの完走祝いでもと思っ
たのですが・・皆思う事は同じなので、どの店を覗いてもフィニッシャーズTシ
ャツの皆さんでイッパイであります。
だから我が家は大人しく晩御飯を調達し、部屋のラナイで戴く事に致しました。
先ずはABCにて翌日の朝メシを調達して、晩飯調達に立ち寄ったのはスッカリお
馴染みとなったインターナショナルマーケットプレイス2階のミツワマーケット
さんです。
こちらでアサヒのプレミアムビール1.49$(207円)2本とヤマちゃんオムそば
12.99$(1794円)を仕込んでイソイソとホテルに戻ります。
ホテルのキチネットで日本より持参のそうめんをゆで一緒に戴きました。
慎ましく質素な食事ですが、結構美味しく戴きましたよ。そしてお腹が満ちる
と、今度は急激な眠気が私を襲います。それもその筈でこの日はマラソンの為に
午前2時30分から起きていたのです。明日は最終日フィニシャーマンデーでご
ざいます。前回の様に完走証が私の分だけ無い(涙)てな事ならぬよう、夢の中
で神様にお願いする事にして早めに床に入りました。
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そんな中で未だ昨年12月のハワイ旅行記を書いております。どんどんハワイの
情報も新鮮味を欠いて参ります。GWも迫って参りました、規制緩和となった今
年はハワイに行かれる方も多いと存じます。今回は長々と書いて参りましたホノ
ルルマラソンの話も最終となります。次回からは飯を喰ったり、どこぞへ行ったり
の普通の旅行記となりますので、多少ですがGW渡ハの方の参考になるやも知れま
せん。
GWまでにコノ旅行記も終わる様に、スピードアップして参ります。ではホノマラ
の話に戻ります。
ハイウェイを降りマラソンコースは、高級住宅街カハラ地区を通り抜けます。3年前
にマラソンに参加した時には、お屋敷の住人方からスパムやサンドイッチなどを戴
きました。しかし今回はそんな光景が影をひそめておりました。コロナ禍は、まだ
様々なところに影を残している様です。(私の通過が遅く、配給が終了したのかも
知れませんが・・)
お屋敷街を抜けると道は再びDHロードの登坂となります。再び長いダラダラ坂の登り
道です。スタートした頃のアノ元気な姿は何処へやら、皆さんヘトヘトで足取りも重
く無言でゴールを目指しています。
そんな苦しい状態の中に一筋の光が…坂を登り切ると40kmの距離表示が目に飛び込
んで参りました。
あと少し!
そう思うと少し元気が出て参りました。エイドステーションで給水して、ゴ
ールに向かい最後の力を振り絞ります。そんな訳で跳ねる様に降ったDHロードでは、
既にゴールをして家路につくランナーの方々とすれ違います。
皆さん誇らしげに緑のフィニッシャーズTシャツを着て、胸にはゴールドのメダルが
輝いております。この時点でゴールまで1㎞を切っております。
ダイヤモンドヘッドをバックに、スーパーマン追い抜きラストスパートです(笑)前
を見ると、ブラインドマラソンのお二人も一生懸命走っております。みんな揃って
いよいよ完走です。
最後のカーブを曲がるとカピオラニパークのゴールゲートが見えて参りました。
本当にあと少しとなりました。そしてゴール手前で家族からの応援を受けました
すれっからしジジイの私でも、流石に気持ちが動きます。決して自慢できるタイムで
はありません。しかし「そんな事はどうでもいい」そんな気持ちにさせてくれる瞬間
でした。「自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である 」とプラトン先生もおっし
ゃっております。果たして自分に勝ったかは微妙ですが、俗物なりに何らかの達成感
に包まれたのは確かでありました。
基本ミーハーでアホな私はスマホを取り出して、自らのゴールシーンをランナー目線
で動画撮影致しました。自らが撮ったゴールの瞬間を1分ほどの動画にまとめてあり
ます↓動画だけにドウガご覧下さいませ。(笑)
後日談ですがCS放送のホノマラTV番組で、スマホを掲げてゴールするマヌケな我が
姿がしっかり写っておりました。(笑)
ゴール直後の記念撮影は半分記憶に残っておりませんでした。
ゴール後にJALさんの特設テントで、冷たい飲み物やフルーツを戴き暫し休憩を致し
ておりますと、やっと「終わったなぁ~」と実感が沸いて参りました。
きんきら金の50周年記念完走メダルをひけらかす図です↓
家族と合流して緑のフィニッシャーズTシャツを着て、記念撮影を致します(俗物で
すから・・)
カピオラニ公園にて充分にマラソンの余韻に浸りましたので、トットと部屋に帰り
ます。一刻も早く冷えたアレを飲みたく速足でアコモに戻ります。
我がアコモはカピオラニ公園から徒歩15分、なんと42.195kmを走ったばかりな
のに、アレ目当てで速足になります(笑)
めでたしめでたし・・
長々とマラソンのブログを書きました、興味の無い方にはつまらぬブログだったと
思います。お付き合い頂きありがとうございました。
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ので、プロ野球にも飛び火して盛り上がる事でしょう。そんな中で
我が地元横浜のベイスターズは、最悪のスタートとなりました。
しかし昨年もスタートは3連敗から始りましたので、まだまだコレ
からです。
さてブログに戻ります。前回、前々回に続きホノルルマラソンのお話
です。
前回のブログはDHロードの長い登りを通過したあたりまでを書きまし
たので、今回はKALANIANAOLEハイウエーの模様をお話を致します。
朝焼けに向かい一組のブラインドマラソンランナーが走っておりまし
た。ブラインドマラソンとは視覚に障害のある方が、ガイドと言われ
る伴走者の方と一対になってマラソンを走る事を言います。
そもそも視覚に障害のある方が、マラソンの一歩を踏み出す事は大変
な勇気のいる事と想像致します。また伴奏の方もコース上カーブやア
ップダウン、路面コンディション等、目の不自由なランナーが必要と
する情報を的確に伝える必要があります。ランナーと伴走者を繋ぐロ
ープは「きずな」と呼ばれ、硬い信頼の証でもあります。
私の様なお祭り気分の物見遊山ランナーからすれば、本当に頭の下が
る光景で有ります。そんな光景を目にしながら、コースはKALANIANAO
LEハイウエーと入って参りました。周囲の光景は朝焼けの光も消えて、
薄い雲の広がる朝の光景となっております。
KALANIANAOLEハイウエーは(以下ハイウエー)はいわゆるH1から続
くハイウエーです。だから多くのランナーはH1だと思って走っている
道でございます。ハワイカイの折り返し地点を含むホノルルマラソン
の最も長いコースとなります。ハワイカイに向かい進行方向右側の
車線を封鎖して、マラソンのコースとしております。
ハイウエイに入り暫くすると、エイドステーションがございます。
曇り空では有りますが、気温は日本の初夏程の暑さです。喉が直ぐ
に乾きます。こちらのステーションで薄いジュースを戴き、再び走り
始めます。
20㎞を過ぎると左手にアイナハイナSCのマックの看板が見えて
参ります。先程エイドステーションで喉を潤したばかりなのに、もう
体が水分を欲しております。そんな中次に現れたエイドステーション
は、無人のエイドステーションとなります。
この様に塩ビのパイプから、水が常に零れ落ちているだけのモノです。
ランナーは好きなだけココで水を飲み、また顔を洗ったり致します。
私は日本の100円ショップで入手した、折りたたみシリコンのコップ
を使いお水を戴きました。
そしてココでエネルギーチャージ用の
スポーツジェルも戴きました。今回この様な無人のエイドステーショ
ンが数多く設置されておりました。この方法なら人との接触も少なく、
紙コップ等のゴミも出ないので、大変良いアイディアと思います。
20㎞を過ぎるとだいぶ疲れてまいりました。それでもヘロヘロしな
がら走っておりますと、あちこちで救急車のサイレンを多く耳にする
様になりました。
沿道のあちこちで足を痛めたランナー達が休んでお
ります。
コースの各所にこの様なメディカルテントが設営されております。
医師はおりませんが、医療スタッフの方がスタンバイしております。
万が一リタイヤする時は、メディカルテントやエイドステーション
で援助を求めるのです。
この辺りになると残念ながらリタイアする方もチラホラお見受け
致します。(補足 画像の方がリタイヤしたのではありません)
無理してお正月前に体を壊しては何にもなりません。
お体が第一、無理せずレースを棄権する勇気も大切なのです。
折り返し地点を通過したランナー達と多くすれ違う様になります。私
は走りながら、お昼ご飯のソイジョイを戴きます。口の中がぼそぼそ
になるので、次のエイドステーションで多め給水をとりました。
日本のテレビ局(TBS系)で放送された『ホノルルマラソン 第50回記
念大会』の参加芸能人、藤森慎吾さんともすれ違いました。
だいぶ疲れている様に見受けられましたが、流石マラソン好きで知ら
れる藤森慎吾さん、私より1時間以上早いタイムで通過して行きました。
今回は自ら志願しての出演だったようです。
気付けば左手にココヘッドが見えて参りました。そろそろ折り返し点が
近くなって参りました。ハイウエイを外れハワイカイロードに差し掛か
ると、25km地点となります。
物見遊山ランナーの私はここでも記念撮影をして、折り返し地点に向かい
ます。さらにスタートからGPSに繋ぎ続け、タイム計測していた為iPhone
のバッテリー残量が危なくなって参りましたので、予備のバッテリー充電
機に繋ぎ回復を図ります。
ホノルルマラソンの折り返し地点は明確には判らないのですが、
ザックリ26~27kmあたりかな思われます。つまり折り返しを過ぎれば
残りは約15km位なんですが、ここからが本当に辛くなるのです。
曇り空とは言え、ヤハリ気温が高く体が熱を持ちます。
そんな時に嬉しい味方が現れます。それは折り返しを過ぎ再びKALANIAN
AOLEハイウエーに入った辺りでした。クラッシュアイスを配るっている
ボランティアさんと巡り会いました。
地獄で仏とはこの事です、早速
ウエストポーチに忍ばせておいたジップロックに、クラッシュアイスを
詰めてもらい首や太もも等の熱を持った部分を冷やします。
イヤイヤ本当に気持ちが良いモノで有りました。ホノルルマラソンには、
折りたたみコップとジップロックは必須で有ります。
次回は いよいよゴールの模様をお届け致します。