行燈徒然日記

雑多に色々と・・・ 読んでもつまらんよ!

2022年12月ハワイ旅行記 その21 最終

2023年04月26日 | 2022年12月ハワイ旅行記
はじめに旅行記内での円換算は旅行時点の1ドル138 円で計算致します。

いよいよ帰国の朝です。午前7時20分ラナイから眺める、オアフ島東海岸に登
る朝陽であります。


今回宿泊のアクア スカイライン アット アイランド コロニー
(以下アイコロ)は、DHの裾のから朝陽が観れる部屋があります。


朝食には前夜に持ち帰ったルースズ・クリスのステーキをパンに挟んで戴きました。

チェックアウト前に、アイコロさんホテル紹介用の写真を撮りにホテルのあちこちへ(笑)
何度も宿泊しているアイコロさんですが、実は今までちゃんとホテル内施設をご紹介
しておらず。今度こそは思いながら、とうとう最終日になって仕舞ました。
誠にお恥ずかし事ながら、夏休みの宿題を最終日にやっつけるアノ感じであります。

そんなヤッツケ仕事見たなノリで撮ったアイコロさんの紹介記事です。↓


そしてバタバタと午前8時チェックアウト済ませます。
今回の宿泊はチェックインタイムを過ぎも部屋に入れなかったり、冷蔵庫の下から
ガラス片が出てきたり、キッチンタオルが無かったり等々で初日の印象は最悪でし
た。しかし住めば都と申しましょうか、数日の滞在ですが愛着の様なモノが湧いて
くるから不思議です。

チェックアウト時には誤りが無いか、入念に請求額を確認致しました。

午前8時11分迎えの車が到着、今回はチャーリーズタクシーさんをJALマイレージ会員
割引きでお願い致しました。(チップ込44$ 6072円)


シーサイドストリートを突き当たりアラワイ運河を見ながらH1向かいます。


アラワイ運河沿いをランニングした事等を思い出しつつ、空を見上げるとにわかに曇
が消えて青空が広がって参りました。
その青空に「またハワイにいらっしゃい」とばかりに虹が掛かりました。


ひと昔前の横浜新道の様に(地元の方のみ判る例えですみません)、住宅街よりいき
なりH1に出るお馴染みのコースで空港に向かいまいます。


走行中も長い時間、虹のお見送りを受けて8時33分にダニエル・K・イノウエ国際空港
に到着です。


なんとJALのチェックインカウンターには長い行列が出来ておりました。ホノルルマラ
ソン参加の日本の方は火曜日に帰国する方が多いのです。と言う訳でシメサバの次の
次位に長蛇の列が嫌いな私ですが、この旅3回目となる長い列に並んだのです。


さて今回は往復共に飛行機はボーイング787でした、長い滑走路の向こうにその機体が
ありました。


いつもなら搭乗までカードラウンジ( IASSハワイラウンジ)で休憩します。しかしコ
ノ時はラウンジが再開しておりませんでした。(IASSラウンジは2023年1月オープン
予定となっておりました。)仕方なくフードコートで時間つぶしです、この時バー
ガーキングさんで食べたハンバーガー↓


ハンバーガー2つとポテト1つ&飲み物の合計26、37$(約3640円)でした。


今更ですが夫婦2人でジョナサンにて食事の出来る様な金額であります。
この時のバーキンさんのハンバーガーですが一つはワッパーとか言うヤツで、
もう一つは普通のハンバーガーでした。
どうもワッパーは人気のバーガーらしく、結構美味しくて不覚にも満腹になって
仕舞いました。Whopperとは「とてつもなく大きなモノという意味」と知ったの
は日本に帰って来てからの事でした。(笑)

そうこうしているうちに搭乗時間となりました。帰りの飛行機は寝てはなりませ
ん。時差ぼけ防止の為ずっと起きていることが肝要です。
映画を見たり音楽を聴いたりして時間をつぶします。でも時折うとうとしてしま
ったりも致します。そんな時に眠気を払拭してくれるのが機内食です。↓


帰国便の最初の食事(エコノミー)ビーフストロガノフorカルアポークカレー
のどちらかの選択でした。しかし私の席が後方だった為にビーフストロガノフは
無くなっており、カレーの方を戴きました。

バーキンのワッパーバーガーが未だ残っておる所へ、ポークカレーは結構効きま
した。しかもワインなんぞ飲んじまった為に、瞼が重くなって参りました。
寝ぼけ眼(まなこ)でトップガンマーベリックを2度、3度と見直してようやくス
トーリを把握しておりますと、次の食事が運ばれて参る時間になっちまいました。


それから暫くして、高度が下がり始める気配が・・・


窓の外には富士の山が霞んでおります、ハワイから帰国便で富士を観たのは初め
てでありました。羽田便だからでしょうか?

その後お蔭様で無事日本に到着、我がスマホも即刻電波を拾い問題のVisit Japan
Webも難無く表示いたしました。めでたしめでたし(笑)

長らくご覧んいただきました2022年 12月のハワイ旅行記は今回をもって終わりと
いたします。つまらぬブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。

ここでご報告なんですが実は4月27日よりマウイ島4泊オアフ島3泊の旅に出発いた
します。また経過その他はブログ上でご報告いたしますのでご覧いただければ幸い
です。



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2022年12月ハワイ旅行記 その20 ルースズ・クリス・ステーキハウス

2023年04月19日 | 2022年12月ハワイ旅行記
はじめに旅行記内での円換算は旅行時点の1ドル138 円で計算致します。 

先日の話です京急横浜駅中央改札横の外貨両替場(トラベレックス)が営業
再開しておりました。コロナ禍で長く閉まっておったのですが、やっと再開
したようです。この様に昨今あちこちで少しずつコロナ禍前の賑わいが戻っ
て参りましたね。コロナ騒動のお蔭で我が国が世界から遅れを取っていた様
々も判りました。勿論コロナなんぞ蔓延らぬ方が良かったのですが・・・
2022年12月に行ったハワイでも、日本とアメリカの隔たりを痛感致しまし
た。そんな事を冒頭にお話してブログの旅行記に戻ります。

円安とアメリカの超インフレの為、日本から持ち込んだ「ご飯パック」や「そ
うめん」で、ケチな食事をして来た今回のハワイであります。

しかしワイキキ最後の晩飯くらいは、少しはマシなモンを食おうと思っており
ました。だから到着日早々にJCBプラザさんで、ステーキハウスの予約を取
っておりました。

多分マラソンも完走するだろう・・と言う打算もあり「完走祝い」のつもりで
予約を入れておいたんです。(笑)


ハワイ滞在実質的最終日。軽めのランチを食べた後で帰りの荷造りをしてから
ボケーっとDHを眺めておりました。本当の事を言うとスーツケースのパッケ
ージングは、殆どポナペンがやってくれました。だから私はDHを眺める担当
にまわりました(笑)

そんな時間の流れる中で、訳アリの為早くもステーキハウスの予約時間が迫っ
て参りました。


アコモを出ると、連結のTheBusが停まっておりました。すっかり見慣れてた
連結バスですが日本に帰れば、中々目にする事が出来なくなります。最終日は
何を見てもちょいとセンチな気分になるモノであります。

今回予約を入れたのは「ルースズ・クリス・ステーキハウス」世界120店舗を
展開するステーキの名店であります。ちょっと身の丈に合っていない気も
するのですが、大丈夫なんです。今回の予約はプライムタイム(16:00~18:
00まで)と言うお得な時間帯なんです。これもハワイに恋して!#100(202
2年11月7日BS12放送分)にて得た情報を戴きました。(ごっつさんです。)

プライムタイムとはハッピーアワーとは、ちょいと違って早めの時間限定の
お得なセットディナーが戴ける素敵な企画なのであります。

せっかちな我が家は16:00に予約を入れました。お目当てのお店はLewers St
にあるウインダムワイキキビーチウォーク2Fにあります。
そんなルースズ・クリスさんの前で未だかまだかと開店を待ちます。

因みになんで店名がルースズ・クリスさんなのか?って事でなんですが。
それはシングルマザーのルースさんが、クリスステーキハウスを買い取った
から、この名前ついたらしいです。ルースさんはレストラン運営経験ゼロで
したが、独力でここまでの立派なステーキハウスにされました。今から60年近
く前のニューオリンズのお話でございました。アメリカ版の「細腕繁盛記」み
たいなお話ですな。(昔の方のみ判る話です)

さてせっかち我が家が店の前で待っておりますと↓


店頭のデコに何やら楽譜が・・・よくよく見れば曲名「アイナハウ」そして
composed byプリンセス・リケリケとあります。

てな訳でプリンセス・ミリアム・リケリケさんのお話ですが、
ハワイ王国第7代カラカウア王(フラ復活の父 メリーモナーク)と第8代リリ
ウオカラニ女王(アロハオエ作者)の妹さんで、36歳の若さでこの世を去った
方だそうです。

カラカウア王とリリウオカラニ女王のご兄弟だけに才能豊か方だったそうで、
「アイナハウ」はそんな彼女の代表曲なんだそうです。

曲名のアイナハウはリケリケ王女が娘さんのカイウラニ王女と共に暮らした
場所の名前で、現在その場所にはプリンセスカイウラニホテルが建っておる
そうです。アイナハウと言うハワイアンを聴いて見たくなりました。

因みに「アイナハウ」とは、ハワイ語「涼しい風の吹く土地、幸せな場所」
と言う意味だそうで、きっとルースズ・クリス・ステーキハウスさんも
居心地の良い幸せな場所と言う意味で、コノ店頭のデコが飾られておるんや
ろうと考えました(後から苦しいこじ付けです)
横道に反れ「アイナハウ」の話を書き始めたので、どう収拾を付けるか
苦労しました(スミマセン)

さて16:00になり我が家は3番目に店内に案内されました。つまり我が家より
せっかちが2組も居た事になります(笑)

お店の雰囲気は落ちつた感じで、センスも大変良いです。


バーカウンターにもお客さんが数組おります。実はバーカウンターではこの
お時間ハッピーアワーの最中なんです。飲み物やおつまみがお得に楽しめる
時間帯なんですよ。

我が家は窓ぎわのボックス席に案内されました。そしてプライムタイムのセ
ットメニューがコチラ↓嬉しい事に日本語でした。


ウエイターさんの接客もメニュー同様日本語でありました。周囲を確認する
とボックス席のお客様は殆ど日本の方の様でした。さすがハワ恋、大した
影響力であります。

我が家はフィレステーキ72.95$とリブアイステーキ72.95$のコースをオー
ダーしました。それぞれのコースにはサラダとサイドそしてデザートが付い
ております。当然サラダもサイドも2種類別々なモノを頼んでシェアーし
ました。因みに通常のディナーではステーキだけで64$だそうです。

最初に運ばれ来たのがブレットです。とても美味しく直ぐに完食しちゃい
そうですが、ココでガツガツ食べては後の料理が食べれなくなります。


飲みものは赤ワイン「トルブレック」14$とオレンジジュース4.25$


そしてサラダ、これもガッツリ大盛です。


やがてメインのステーキも到着、柔らかでナイフの通りも良いです。


一切れを口に運べば笑顔がこぼれます。人は美味しいモノを食べると、
先ず母音で驚き、次に笑顔になると聞いた事がありますが本当でありまし
た。


ステーキの味付けはシンプルでハワイアンソルトとペッパーそしてバター
のみ。肉の素材が良いのでこれで充分なのです。


少々早めの夕食でしたがランチを軽くしたので充分イケました。でもね
お肉がジジイには多い!結局お持ち帰りにして翌日の朝食に回す事に
致しました。このお店の良かった所は、そんなお願いも日本語で頼めた
事であります。
結局この日のディナーは合計チップ込204.71$(28450円)でありました。

Lewers Stに夕暮れが迫って参りました。


いよいよハワイ最後の夜が訪れようとしております。


ビーチに出れば哀愁を込めて夕陽が沈んで行きます。


次に来る時には「メレ・カリキマカ」のサインボードも変わっている事
でしょう!


薄暮から夕闇と変わるカラカウア通りであります。
いよいよ明日は帰国であります、だからもう少し歩いてアコモに戻る事に
致しました。


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2022年12月ハワイ旅行記 その18 ワイキキの夕陽

2023年04月13日 | 2022年12月ハワイ旅行記
はじめに旅行記内での円換算は旅行時点の1ドル138 円で計算致します。 

今回の旅のメインであるマラソンが、怪我無く走り終える事が出来たので、
ホッとした気分になりました。部屋でビールを飲んだあと暫し休憩を致して
おりますと「残り僅かなハワイの時をもっと楽しまなければ・・」と思う気
持ちが強くなって参ります。生まれついての貧乏性ゆえ、そう思うと部屋で
ダラダラ過ごして居られなくなりました。幸いマラソンの後遺症である筋肉
痛はまだ発症しておりません。(筋肉痛は翌日に起こるケースが多いんです)

とりあえず夕食の調達を兼ねて、街に出る事にしました。
丁度時間も良い頃なので、ワイキキビーチにて夕陽なんぞを観てアロハな気
分に染まろうと考えました。

そんな訳でまず向かったのが、こちら↓


皆さんご存知シェラトンワイキキでございます。こちらのホテルのロビーに
て、見事な砂のオブジェを見つけました。


2つとも、なかなかの力作でありました。

そしてサンセットタイムまではコチラ↓で過ごします。

(2015年撮影)


シェラトン・ワイキキに来られた方ならお馴染みの、優雅に並ぶロッキング
チェアーでございます。ここで椅子に揺られ過ごす時はなんともアロハな時間
であります。幾度も訪れた我が気に入りの場所なのです。
この場所は拘るようですが、時間は夕方出来ればサンセットタイムの30分くら
い前がベストであります。

(2015年撮影)


ゆっくりと鯉が遊泳する池を眺め、視線を上げればロイヤルハワイアンのピン
ク色が 垣間見えて、誠に良い感じでございます。

(2015年撮影)


シェラトンワイキキは高級ホテルですから、私には高嶺の花ですがロッキングチ
ェアーに揺られゲスト気分を味わう事は出来ますからね(笑)こう云うのを「
他人のふんどしで相撲をとる」と申すのでしょうね。(^O^
毎回渡ハの度にシェラトンワイキキさんで命の洗濯をさせて戴いております。

さてこの場所でハワイアーンな気分を満喫すると、丁度良い時間となりました。
シェラトンのプール沿いからビーチに出てみると、雲が多いながらなかなか風
情のある夕日を見ることができました。


サンセットの余韻に浸りながらカラカウア通りに出てみると、モアナサーフ
ライダーもほんのりとライトアップされておりました。


身も心もアロハに染まるワイキキ界隈の夕刻であります。やっぱりホテルに
居たら味わえなかったハワイアーンな時間でありました。

さてこの日の夕食ですが、どこぞのレストランでマラソンの完走祝いでもと思っ
たのですが・・皆思う事は同じなので、どの店を覗いてもフィニッシャーズTシ
ャツの皆さんでイッパイであります。

だから我が家は大人しく晩御飯を調達し、部屋のラナイで戴く事に致しました。
先ずはABCにて翌日の朝メシを調達して、晩飯調達に立ち寄ったのはスッカリお
馴染みとなったインターナショナルマーケットプレイス2階のミツワマーケット
さんです。


こちらでアサヒのプレミアムビール1.49$(207円)2本とヤマちゃんオムそば
12.99$(1794円)を仕込んでイソイソとホテルに戻ります。

ホテルのキチネットで日本より持参のそうめんをゆで一緒に戴きました。


慎ましく質素な食事ですが、結構美味しく戴きましたよ。そしてお腹が満ちる
と、今度は急激な眠気が私を襲います。それもその筈でこの日はマラソンの為に
午前2時30分から起きていたのです。明日は最終日フィニシャーマンデーでご
ざいます。前回の様に完走証が私の分だけ無い(涙)てな事ならぬよう、夢の中
で神様にお願いする事にして早めに床に入りました。


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2022年12月ハワイ旅行記 その17 ホノルルマラソンの話(最終)

2023年04月10日 | 2022年12月ハワイ旅行記
私の住む横浜では桜も時期を過ぎ、すっかり葉桜になって仕舞いました。
そんな中で未だ昨年12月のハワイ旅行記を書いております。どんどんハワイの
情報も新鮮味を欠いて参ります。GWも迫って参りました、規制緩和となった今
年はハワイに行かれる方も多いと存じます。今回は長々と書いて参りましたホノ
ルルマラソンの話も最終となります。次回からは飯を喰ったり、どこぞへ行ったり
の普通の旅行記となりますので、多少ですがGW渡ハの方の参考になるやも知れま
せん。
GWまでにコノ旅行記も終わる様に、スピードアップして参ります。ではホノマラ
の話に戻ります。


ハイウェイを降りマラソンコースは、高級住宅街カハラ地区を通り抜けます。3年前
にマラソンに参加した時には、お屋敷の住人方からスパムやサンドイッチなどを戴
きました。しかし今回はそんな光景が影をひそめておりました。コロナ禍は、まだ
様々なところに影を残している様です。(私の通過が遅く、配給が終了したのかも
知れませんが・・)


お屋敷街を抜けると道は再びDHロードの登坂となります。再び長いダラダラ坂の登り
道です。スタートした頃のアノ元気な姿は何処へやら、皆さんヘトヘトで足取りも重
く無言でゴールを目指しています。


そんな苦しい状態の中に一筋の光が…坂を登り切ると40kmの距離表示が目に飛び込
んで参りました。
あと少し!
そう思うと少し元気が出て参りました。エイドステーションで給水して、ゴ
ールに向かい最後の力を振り絞ります。そんな訳で跳ねる様に降ったDHロードでは、
既にゴールをして家路につくランナーの方々とすれ違います。
皆さん誇らしげに緑のフィニッシャーズTシャツを着て、胸にはゴールドのメダルが
輝いております。この時点でゴールまで1㎞を切っております。


ダイヤモンドヘッドをバックに、スーパーマン追い抜きラストスパートです(笑)前
を見ると、ブラインドマラソンのお二人も一生懸命走っております。みんな揃って
いよいよ完走です。


最後のカーブを曲がるとカピオラニパークのゴールゲートが見えて参りました。
本当にあと少しとなりました。そしてゴール手前で家族からの応援を受けました
すれっからしジジイの私でも、流石に気持ちが動きます。決して自慢できるタイムで
はありません。しかし「そんな事はどうでもいい」そんな気持ちにさせてくれる瞬間
でした。「自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である 」とプラトン先生もおっし
ゃっております。果たして自分に勝ったかは微妙ですが、俗物なりに何らかの達成感
に包まれたのは確かでありました。


基本ミーハーでアホな私はスマホを取り出して、自らのゴールシーンをランナー目線
で動画撮影致しました。自らが撮ったゴールの瞬間を1分ほどの動画にまとめてあり
ます↓動画だけにドウガご覧下さいませ。(笑)



後日談ですがCS放送のホノマラTV番組で、スマホを掲げてゴールするマヌケな我が
姿がしっかり写っておりました。(笑)

ゴール直後の記念撮影は半分記憶に残っておりませんでした。


ゴール後にJALさんの特設テントで、冷たい飲み物やフルーツを戴き暫し休憩を致し
ておりますと、やっと「終わったなぁ~」と実感が沸いて参りました。


きんきら金の50周年記念完走メダルをひけらかす図です↓


家族と合流して緑のフィニッシャーズTシャツを着て、記念撮影を致します(俗物で
すから・・)


カピオラニ公園にて充分にマラソンの余韻に浸りましたので、トットと部屋に帰り
ます。一刻も早く冷えたアレを飲みたく速足でアコモに戻ります。

我がアコモはカピオラニ公園から徒歩15分、なんと42.195kmを走ったばかりな
のに、アレ目当てで速足になります(笑)


めでたしめでたし・・
長々とマラソンのブログを書きました、興味の無い方にはつまらぬブログだったと
思います。お付き合い頂きありがとうございました。

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2022年12月ハワイ旅行記 その16 ホノルルマラソンの話3

2023年04月03日 | 2022年12月ハワイ旅行記
プロ野球が開幕致しましたね。今年はWBCで日本中が熱くなりまた
ので、プロ野球にも飛び火して盛り上がる事でしょう。そんな中で
我が地元横浜のベイスターズは、最悪のスタートとなりました。
しかし昨年もスタートは3連敗から始りましたので、まだまだコレ
からです。

さてブログに戻ります。前回、前々回に続きホノルルマラソンのお話
です。

前回のブログはDHロードの長い登りを通過したあたりまでを書きまし
たので、今回はKALANIANAOLEハイウエーの模様をお話を致します。


朝焼けに向かい一組のブラインドマラソンランナーが走っておりまし
た。ブラインドマラソンとは視覚に障害のある方が、ガイドと言われ
る伴走者の方と一対になってマラソンを走る事を言います。
そもそも視覚に障害のある方が、マラソンの一歩を踏み出す事は大変
な勇気のいる事と想像致します。また伴奏の方もコース上カーブやア
ップダウン、路面コンディション等、目の不自由なランナーが必要と
する情報を的確に伝える必要があります。ランナーと伴走者を繋ぐロ
ープは「きずな」と呼ばれ、硬い信頼の証でもあります。

私の様なお祭り気分の物見遊山ランナーからすれば、本当に頭の下が
る光景で有ります。そんな光景を目にしながら、コースはKALANIANAO
LEハイウエーと入って参りました。周囲の光景は朝焼けの光も消えて、
薄い雲の広がる朝の光景となっております。

KALANIANAOLEハイウエーは(以下ハイウエー)はいわゆるH1から続
くハイウエーです。だから多くのランナーはH1だと思って走っている
道でございます。ハワイカイの折り返し地点を含むホノルルマラソン
の最も長いコースとなります。ハワイカイに向かい進行方向右側の
車線を封鎖して、マラソンのコースとしております。

ハイウエイに入り暫くすると、エイドステーションがございます。


曇り空では有りますが、気温は日本の初夏程の暑さです。喉が直ぐ
に乾きます。こちらのステーションで薄いジュースを戴き、再び走り
始めます。

20㎞を過ぎると左手にアイナハイナSCのマックの看板が見えて
参ります。先程エイドステーションで喉を潤したばかりなのに、もう
体が水分を欲しております。そんな中次に現れたエイドステーション
は、無人のエイドステーションとなります。


この様に塩ビのパイプから、水が常に零れ落ちているだけのモノです。
ランナーは好きなだけココで水を飲み、また顔を洗ったり致します。


私は日本の100円ショップで入手した、折りたたみシリコンのコップ
を使いお水を戴きました。


そしてココでエネルギーチャージ用の
スポーツジェルも戴きました。今回この様な無人のエイドステーショ
ンが数多く設置されておりました。この方法なら人との接触も少なく、
紙コップ等のゴミも出ないので、大変良いアイディアと思います。


20㎞を過ぎるとだいぶ疲れてまいりました。それでもヘロヘロしな
がら走っておりますと、あちこちで救急車のサイレンを多く耳にする
様になりました。


沿道のあちこちで足を痛めたランナー達が休んでお
ります。


コースの各所にこの様なメディカルテントが設営されております。
医師はおりませんが、医療スタッフの方がスタンバイしております。
万が一リタイヤする時は、メディカルテントやエイドステーション
で援助を求めるのです。
この辺りになると残念ながらリタイアする方もチラホラお見受け
致します。(補足 画像の方がリタイヤしたのではありません)
無理してお正月前に体を壊しては何にもなりません。
お体が第一、無理せずレースを棄権する勇気も大切なのです。


折り返し地点を通過したランナー達と多くすれ違う様になります。私
は走りながら、お昼ご飯のソイジョイを戴きます。口の中がぼそぼそ
になるので、次のエイドステーションで多め給水をとりました。


日本のテレビ局(TBS系)で放送された『ホノルルマラソン 第50回記
念大会』の参加芸能人、藤森慎吾さんともすれ違いました。


だいぶ疲れている様に見受けられましたが、流石マラソン好きで知ら
れる藤森慎吾さん、私より1時間以上早いタイムで通過して行きました。
今回は自ら志願しての出演だったようです。


気付けば左手にココヘッドが見えて参りました。そろそろ折り返し点が
近くなって参りました。ハイウエイを外れハワイカイロードに差し掛か
ると、25km地点となります。


物見遊山ランナーの私はここでも記念撮影をして、折り返し地点に向かい
ます。さらにスタートからGPSに繋ぎ続け、タイム計測していた為iPhone
のバッテリー残量が危なくなって参りましたので、予備のバッテリー充電
機に繋ぎ回復を図ります。

ホノルルマラソンの折り返し地点は明確には判らないのですが、
ザックリ26~27kmあたりかな思われます。つまり折り返しを過ぎれば
残りは約15km位なんですが、ここからが本当に辛くなるのです。

曇り空とは言え、ヤハリ気温が高く体が熱を持ちます。
そんな時に嬉しい味方が現れます。それは折り返しを過ぎ再びKALANIAN
AOLEハイウエーに入った辺りでした。クラッシュアイスを配るっている
ボランティアさんと巡り会いました。


地獄で仏とはこの事です、早速
ウエストポーチに忍ばせておいたジップロックに、クラッシュアイスを
詰めてもらい首や太もも等の熱を持った部分を冷やします。
イヤイヤ本当に気持ちが良いモノで有りました。ホノルルマラソンには、
折りたたみコップとジップロックは必須で有ります。

次回は いよいよゴールの模様をお届け致します。



行燈徒然日記

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2022年12月ハワイ旅行記 その15 ホノルルマラソンの話2

2023年03月31日 | 2022年12月ハワイ旅行記


明日から4月、今年の桜もそろそろ見納めですね。
4年ぶりに桜の元での宴も解禁となり、日本の花見が帰って参りました。
私も数年ぶりに桜を見ながらお弁当を戴き、そしてビール(ノンアルで
すが・・)飲みました。これぞ日本の春、気持ちがウキウキ致しますね。

反面、「あと何回この美しい景色を眺める事が出来るのだろうか」と柄
にもなくセンチになる年齢でございます。そう花より団子は昔の事とな
りました。(笑)

さてブログに戻ります。前回に続きホノルルマラソンのお話です。

前回のブログはカピオラニを通過したあたりまでを書きましたので、
今回は難所越えのお話を致します。

元気に走っていたランナー達の足がいきなり止まります。それはス
タートからおよそ12km、ダイヤモンドヘッドロード(以下DHロード)
の長い登りに差し掛かる辺りでございます。

「胸突き八丁」と言う言葉が有りますが、正にピッタリの状況だと思
います。暗闇の中で周囲を走るランナーから漏れる息が、荒くなって
参ります。勿論私の息も上がり足も重くなって参ります。

この時の為に、幾度も箱根に向かう奥湯河原の急坂を走りました。
奥湯河原の急坂も大変苦しかったですが、DHロードも結構応えます。

「どんなに苦しくとも、1歩踏み出せばその分確実にゴールに近づ
くので頑張れる、それがマラソンなのです」とマラソン好きな女性
タレントさんがテレビでおっしゃってました。
私はそれを聞き感銘を受けました、だからこの時も1歩々々重い足を
前に踏み出しました。思えば1歩進んだつもりが、2歩も3歩も後退し
ていたなんて事も多かった我が人生です。
しかしマラソンは前記の如く確実にゴールに近づくんです。物見遊
山ランナーの私ですが、さすがにスタトーしたばかりの12キロでは
頑張るしかございません。

話を戻します、DHロードの登りでは皆さん足が止まり歩き出す人も
多くなります。しかしこの苦しい坂を登り切ると素晴らしい眺望を
眺める事が出来るんです。
サブ3やサブ4のランナー達は暗いうちに駆け抜けてしまうDHロード
ですが、私の様に鈍足のランナーには素敵なご褒美が待っており
ます。

それはこの坂を登り切ると、拝めるサンライズでございます。




光に包まれた黄金の道をランナー達の背中が進んで行きます。
前回も思いましたが素晴らしい光景です。このマラソンが世界一美し
いマラソンと言われる訳が判る気が致します。


この景色を見れば疲れも吹っ飛びます。(ウソです)
そして坂をの登り切ると和太鼓の演奏がランナー達を応援してくれ
ます。↓動画演奏をお聴き下さい。


勇ましい太鼓の演奏をお聴き戴きましたでしょうか?こんな素敵な
演奏を聴けば再び力が湧いて参ります。(これもウソです)
でも長時間にわたり和太鼓を打ち続けて、応援をして戴いた方々には
深く感謝を致します。ジジイなので力は戻って参りませんが、皆さま
の心粋は大変嬉しく思っております。和太鼓の衆「ありがとうござい
ました。」

そしてダイヤモンドヘッドライトハウスが顔を覗かせます。


小さいけど歴史ある燈台なんです、最初の燈台は1899年に建ちました
。今の燈台は2代目で1917年に再建されたものです。この趣のあるカワイ
イ燈台はロコにも愛され、2007年にはアメリカ全土でこの燈台がデザ
インされた切手が発売されました。National Register of Histor
ic Placesにも1980年に登録されており、アメリカ合衆国の指定する歴
史登録財となっております。

そんな燈台に見とれておりますと、前方が騒がしくなって参ります。
なんだろうと思いきや、トップのランナーが疾風の如く過ぎ去って
行きました。


慌ててスマホを構えたのですが、早すぎて撮影が出来ませんでした。
なんと私が15kmを走る前に1位のランナーは40km地点を通過して行く
んです。とても同じ人間とは思えません、私から見ればもはや妖怪か
サイボーグ所業でございます。一体どんな訓練に耐えれば、こんなに
早く走れる様になるのでしょう?そしてソレが何の役にたつのでしょ
う(笑)

2位通過のランナーの動画が撮影出来ましたので貼っておきます。





完全に物見遊山のランニングとなった我がホノマラです。


18thアベニューの15km地点で記念撮影してKILAUEAアベニューに向かい
ます。次回はKALANIANAOLEハイウエーの模様をお伝え致します。



行燈徒然日記

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2022年12月ハワイ旅行記 その14 ホノルルマラソンの話1

2023年03月24日 | 2022年12月ハワイ旅行記


もたもたと旅行記を書いておりましたら、いつの間にか世の中は春爛漫、
我が散歩コースのサクラも満開となっております。良いですね心浮かれる
この季節、嫌いな方は居ないでしょう!しかも今年はそれに拍車を掛けた
のがWBC日本優勝でありますね。今週はコノ話題で日本中が浮かれたと
言っても過言ではないでしょう。準決勝メキシコ戦の大逆転、また決勝戦
の大谷の登板、こんな心憎い演出を一体誰が考えたのでしょう!
まさにドラマでしたね。本当に久々に興奮したここ数日でありました。

もっとWBCの話を致したいのですが、この辺でブログに戻ります。
前回の続きであります、第50回ホノルルマラソンがスタートした
所までお話致しました。今回からレース中の模様をお話して参ります。
レースと書きましたが、私の場合物見遊山の42.195kmございますので
レースと言うより祭りに参加した気分で走っておりました。

他のマラソンに参加した事がない為よくわかりませんが、ホノルルマ
ラソンは可なりお祭り色の強いマラソンの様に思います。その理由の
一つは制限時間が無い事かも知れません。
日本の主だったマラソンには制限時間があります、例えば東京マラソン
の制限時間は7時間、横浜マラソンは6時間30分となっております。
私がホノルルを走る理由はハワイが好きな事も大きいですが、国内マラ
ソンでは制限時間以内にゴールが厳しいからなんです。(笑)

つまりホノルルマラソンは世界一 ゆる~いマラソンと言えるんです。
だから自然とお祭り色も強まり、ランナー個々がそれぞれの思いで楽
しんで走っております。↓


この様に重たい酸素ボンベを背負い、フル装備で走る消防士さんもおり
ます。この方々は2019年にホノルルマラソン参加の時にもお見掛け致し
ました。なんと現役のホノルル市の消防士さん達で、勿論装備も本物
らしいです。
驚くべきはこんな重装備で皆さん完走されてました、なんと言う体力で
ありましょうや!流石アメリカンヒーローであります。

スタート直後のホノルル港、この日アロハタワーは赤く染まっておりま
した。赤いライトアップには赤十字をサポートするとか、何かの意味が
あるのだと思います。(多分・・)↓


この辺りはまだまだ元気なんですが、あえてゆっくり、ゆっくり走って
おります。私の場合ですが、マラソン前に色々試してみて最初の
2㎞は敢てゆっくり入った方が、その後の筋肉の張りが少なく済む事が
判明したからです。あのウィリアム・シェイクスピアも「険しい丘に登
るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。」おっしゃってま
す。フルマラソンと言う険しい丘には、力む事なくゆっくりと平常心で
挑む事が肝要なのだと理解致しました。

さてホノルル港を過ぎれば、いよいよダウンタウンに入ります。
この時期のダウンタウンと言えばホノルル・シティライツでさーね。
スタートから約4kmで華やかで美しいイルミネーションがランナー達の目
を奪います。


ホノルル・シティライツはダウンタウンのホノルル・ハレ(ホノルル市庁
舎)で開催しているクリスマスイルミネーションで、ハワイのクリスマ
スを語る上では外せないモノでございます。

前回はマラソン初参加で舞い上がっており、このイルミネーションも横目
で観て通過しました。しかし今回は足を止めてじっくり拝見いたしました。

折角ですから自撮りなんぞ致しまして・・


チャイナタウンに入りますと最初の給水があります。ホノマラの給水ポイ
ントは多数ありますので、いちいち水分補給していたらお腹がタポタポに
なってしまいます。でも有れば飲みたくなるのが人情です、結局私は全て
の給水ポイントを利用致しました(笑)


チャイナタウンを抜けてアラモアナセンターのサンタさんを見ながら、
流れに沿ってハワイアンビレッジを通過しワイキキエリアに入って参り
ます。


この辺りはスタートから9㎞くらいでしょうか?マダマダ元気に走って
おります。カラカウア通りには、早朝だと言うのに至る所で応援を戴き
ます。見知らぬ方からの異国の言葉でに応援です、でもヤハリ応援と不思
議と力になるモノであります。


余談ですが中島みゆきさんの名曲で「ファイト」と言う曲があります。
私も大好きですし、多くの日本人の心に響く名曲です。
しかしアメリカでは応援に「ファイト」は禁句なんです。英語ではFightは
「戦う」という意味で決して応援の言葉ではありません。
私は前回のマラソンの時にヘトヘトに弱っている、黒人さんに「Go」と声
を掛けました。「You can do it! いける!」とか「C'mon! さあ行け!」
なんてのも良いようですよ(多分・・)

ワイキキをビーチ右に見てゴール地点のカピオラニ公園を通過すると、
いよいよ最大の難所ダイアモンドヘッドロードの登りに差し掛かります。
前回もそうでしたが、この辺りでサンライズを見る事になりました。
次回は美しいDHロードから夜明け等をご紹介いたします。



行燈徒然日記







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2022年12月ハワイ旅行記 その13 ホノルルマラソンの朝

2023年03月16日 | 2022年12月ハワイ旅行記


滞在3日目のホノルルマラソンの朝であります。
午前2:30iPhoneのアラーム「Aloha Mahalo A Hui Hou」の曲で起床と
なりました。「とうとうコノ時が来てしまった」と言うのが、我が本音
でありました。
実はあまり眠れぬままに、起床時間を迎ました。寝なければならぬと強
く思う時程に、不思議と目がさえてしまうのです。情けない話ですが、久
々にこんな経験を致しました。

洗面を済ませ、熱いコーヒーを啜りながら朝食のバナナをほう張ります。
あくまでも私の場合ですが、マラソンの朝は意外に多忙なのです。
まず足のウイークポイントに予め湿布を施します。
事前に30~20㎞を数度走り、足に張りが出る個所を確認してあります。
その部分に先回りしてサロンパスを貼っておくのです。
コレは今回初めて行う試みで、自分でも気休め程度の効果しかな
いと思ってました。しかし思った以上に効果が有りました(あくまで
も私の場合です。)


さらに足の指の間や股間やワキ等にしっかりワセリンを塗ります。
長く走っていると、色々な所が擦れて痛みが出ます。これが想像以上
に応えます、レースをリタイアする方もいる程ですから。

ハワイでのマラソンの場合絶対必需品が日焼け止めです。ウナジを焦がす強い
陽射しには日焼け止めは必須なんです。日焼けは想像以上に体力を奪います。
前回はコレを怠ってえらい目にあいました。


それからレース中に良くあるのが、足の吊や痙攣です。これは発汗により塩
分が不足する事が要因に一つなのです。だから私の場合は出発前に塩のタブ
レットを一つ食べます。そして数個は携帯致します。あくまでも私の場合
すが、就寝中も足が吊る事が多いんです。その痛みで目が覚めたり致します。
これは塩分不足や水分不足とは別のモノの為、レース中に発生しないとも限
りません。従って念には念を入れて、持参した漢方薬「芍薬甘草湯」も一包
飲みました。

これらが済んだら持ち物です。あくまでも私の場合ですがマラソンに携帯す
るものは多く まずiPhoneとワイヤレスホーン、さらにiPhone用のバッテリ
ー充電機です。走りながらGPSにつないで1㎞毎のラップタイムを確認します、
私の場合ですが、いきなり速いペースで走ると早々に太ももの上に張りが出
て、その後大変な事になります。そんな失敗を何度か経験致しております。
それから序でにハワイアンミュージックも楽しみながら走ります。


それから小銭 だいたい30$位を持ちます。そしてハンドタオル、ティシュ
ペーパー 携帯食(ソイジョイ等)とエネルギー補給用のジェル3枚、さらに
シリコンの折りたたみコップとジップロック。そして絶対忘れてはならぬの
が、カイルアで買ったスプレー式湿布薬です。

こんだけのモノをポーチとランニングウエアーに押し込みます。でも意外に
入るですよコレが・・・

最後に30分程トイレに籠り、午前4時少し前に部屋を出ていよいよスタート
地点へ向かいます。
スタート地点はアラモアナビーチパーク付近なので、我がアコモからは決し
て近くはありません。今回もカピオラニ公園から 無料の直通バスが出るの
ですが、カピオラニ公園まで行くなら歩いた方が早いんです(多分・・)


丑三つ時を少しだけ過ぎた午前4時のワイキキ界隈です。
スタート地点へ向かう、参加者で溢れておりました。
夜明け前なのに皆さん妙にハイテンションで、大声で話しながら歩いており
ます。

私もこのハイテンション軍団の中に混ざり、アラモアナ方面へと足を進めま
す。しかし話す相手も無く、まして寝不足の状態では気持ちは弾みません。

アラモアナビーチパークに到着すると↓こんな光景が飛び込んで参りました。


そうですトイレの順番待ちの光景です。凄いでしょクヒオ通りの丸亀さんも
裸足で逃げ出す大行列です。


スタート直前の群衆です。絶え間なく流れるハイテンションのDJ、3年前は
合間に日本語のアナウンスも聞こえたのですが、今回はソレに気付きません
でした。もしかしたら日本人の参加が少なかった為かも知れません。
今大会フルマラソンのエントリー総数19,315人、うち日本人は3,684人でした。
だからアナウンスどころか日本語の会話もあまり聞こえて参りません。

加えて本来ゼッケン番号によって並ぶ位置が決まっているのですが、そんな
事はどこ吹く風で、もはやぐちゃぐちゃであります。第一整列の指標となる
目印も見当たりません。そして毎度の事ながら参加者のチェックをする受付
は無く、人ごみの整理をするスタッフもおりません。そしてコノ雰囲気・・
そうなんです、もはや祭りであります。もうこうなったら仕方ないので寝不
足の顔を強引に笑顔にして、この後は楽しむ事に致しました。


スタート前のセレモニー、女性シンガーにより米国国歌が響き渡りました。



いよいよスタート時間が迫って参りました。この時5000歩を超える歩数
を我がスマホは記録しておりました。既に3㎞強歩いている計算となります。
実はこの日我がスマホの歩数計は82,662歩を記録致しました、前回のホノマラ
を上回る自己最高記録でありました。(笑)


そして午前5時 第50回ホノルルマラソンがスタート致しました。花火が華や
かに夜空を染めます。我が周囲も両手を高らかに突き上げ、歓声を上げる方々
の多い事!いよいよ祭りのはじまりです。


ただ一つこの祭り一向に前に進みません(笑)
皆ハイテンションで足踏みをしております。2万人に近い人の列で
すから中々前に進まぬのも道理です。こんな時に頭を過ったのは「もしや戦国
時代の合戦もこんな感じで、突撃命令が出ても後方の兵は鼻くそほじっていた
んじゃなかろうか?」(笑)なんて関係のない事を考えていると、ようやくゆ
っくり進み始めました。以下は我がスタート時点の動画であります。ドウガご
覧ください(笑)↓




結局私のスタートは号砲より約10分の遅れとなりました。


今回の最後は上の動画を撮りながら、スタートをする我が姿であります。
次回からはレース中の模様をご報告いたします。



行燈徒然日記

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2022年12月ハワイ旅行記 その12 クヒオ通りの丸亀製麺さん

2023年03月10日 | 2022年12月ハワイ旅行記
はじめに旅行記内での円換算は旅行時点の1ドル138 円で計算致します。


オアフ島東海岸のドライブを終えレンタカーを無事返却致しました。
今回お世話になったワンズレンタカーさんは、日本語の通じるスタッフ
方が多く利用し易く助かりました。配車は偶々ハズレでしたが、しかし
新しく綺麗な車に乗りたかった訳ではありません、リーズナブルで
利用し易かったワンズレンタカーさんは、再度利用させて頂きたいと
思っております。

さてワイキキに戻って参り、滞在2日目の夕食を戴く事と致しました。

翌日は言わずと知れたホノルルマラソン本番です。今回はマラソンの為
の渡ハであります。明日を無事に走り切る為前日のコンディション調整
は重要であります。言い換えれば前日の夕食で何をどう戴くかは重要な
ミッションとなるます。

ココで想い出話(スミマセン)
思えば2019年マラソン前日の夕食は、あても無くワイキキの街を彷徨い
あーでも無いこーでも無いと考え過ぎた結果、「ホノルルマラソン2019
スペシャル」なんてネーミングに釣られて、蓋を開ければ、なんて事な
い地味なミートボールパスタに$15も払ってしまい、華も無ければ色も
ない、ハッキリ言ってぼったくられた感じでおります(涙)
↓2019年12月マラソン前夜の食事「ホノルルマラソン2019スペシャル」




2019年の失敗を踏まえて、2022年マラソン前夜の夕食は安全作で行こ
うと考えたのです。では一体何を食べれば良いのか?

ココでちょっと豆知識です。
フルマラソン完走のエネルギー消費は、体重70kgの人で約3,000kcalだ
そうです。私の平均カロリー摂取量は約2800kcal/日なので、フルマラソ
ンを走ると言う事は1日絶食したのとほぼ同じなんですよ・・・ 
スミマセン脱線しました話を戻しますね。


前日の夕食はなるべくエネルギー代謝が活発になる様な食べ物が良とされ
ています。

エネルギーの元となるのは「グリコーゲン」だと偉い方が言っておりま
した。その記憶を頼りに無い頭を絞り考えると、グリコーゲンを事前に
体内に貯蓄しておけば、体がエネルギーを作り出し易くなりレース中に
疲れ難くなる(・・・多分)と思ったのです。

そしてグリコーゲンを多く含むのが炭水化物なので、早い話が
ちっとも早ようあらへん((+_+))
炭水化物の多い食事をすれば良いと、またまた勝手に思ったんです。


この理論から言えば ご飯 お餅 うどん パスタ等が良いと思われ
ます。前回はパスタに走って(マラソンだけに走りました・・笑)失
敗したので、今回は日本人なら皆さん大好き「うどん」に致しました。
(スイマセン回りくどいでしょ)

だから、クヒオ通りの丸亀製麺さんにお邪魔致しました。
しかしクヒオの丸亀製麺と言えば世界で1番行列の出来るうどん屋
さんです(・・・多分)

実は私、シメサバの次の次位に長蛇の列に並ぶ事が、苦手なのです。
だから普段ならばおそらく選択しない「丸亀製麺さん」であります。

しかしココは翌日のマラソンの為、多少の行列には目をつぶり最後
尾に並びました。

そんな訳で、丸亀さんに到着したのが17時50分。

ご覧ください人の後頭部の標本の様な写真の先に丸亀さんの入り口
がございます。


この行列をここから約20分並んでいると、ようやくお店の入り口が見
えて参りました。


そして18時20分、30分間行列に並びやっと入店です。


威勢よくうどんを打つ店員さんの姿、並びながら流れに沿ってオーダ
ーを入れ、その後トッピングをチョイスします。店内の主要言語が英
語である事を除けば。なんら日本の丸亀さんと変わりありません。

「いやす夢さん」や「ミツワマーケットさん」の時はまさかの日本語
会計でしたが、こちら丸亀さんはうどんのオーダーもキャッシャーで
の会計も全て英語でありました。

今回我が家は「温玉うどん」を2つ注文致しました。
そし流れに沿ってトッピングの前へ・・
ここで頭を過ったのが「揚げ物、脂質の多い食物は消化し難く胃に負
担が掛かる為マラソン前日には控えましょう」と偉い方がおっしゃっ
ていた記憶が・・・

だからトッピングコーナーは素通りして、涼しい顔で会計に向かいま
した。
申し訳ありません。ウソであります。
やっぱり悪魔の誘惑に勝てずに ついつい「ちくわ天」と「かぼちゃ
天」の2品をトレイに乗せてしまいました。
あれだけ「グリコーゲンがどうの」やれ「エネルギーがどうの」と言
っておきながら・・なんたる意志の弱さでありましょうや(恥)


結局 我が家がこの日夕食に戴きましたのは、
・温玉うどん$6.25×2
・Fish Cake Tem(ちくわの天ぷら 磯辺揚)$2.25×2
・Pumpkin Tem(かぼちゃの天ぷら)$2
・飲み物 $1.95
TAX込総支払額 $26.54(3,662円)でございました。

因みに日本の丸亀さん(2023年3月7日値上がり前の価格)では玉子を乗
せた釜玉うどん、ちくわ天とかぼちゃ天を合わせた会計は税込み770円
飲み物を入れても2人で2000円位かなと思います。

日本との価格の差は、皆さまの見解にお任せする事と致します。


並び始めから約40分、やっとこの日の夕食を戴く事となりました。

先ずは湯気の間から立ち昇るダシの香りを楽しみながら、汁を味わってみました。
い!
そうなんです、私が良く口にする関東地区のうどん屋さんのソレと比べて
明らかに甘口のうどん汁でした。そう言えば2019年に食べたアラモアナの
リンガーハットさん(当時マカイマーケット)のチャンポンもかなりの
甘口でしした。
↓2019年12月アラモナマカイマーケット




どうもハワイの方々は甘め強い味付けがお好みらしいです。
ユナイテッド・ヘルス・ファンデーション発表の「2022年全米健康ランキング」
でハワイ州は全米で最も健康な州のトップ5にランクインしてますが、甘めの味
付けが健康と長寿の秘密かも知れませんね(笑)
勿論ですが、甘口でも美味しかったですよ、それからうどんはしっかりコシのあ
る、日本のうどんと変わらぬ美味しさでございました。

余談ながら今回このブログを書くにあたり過去の我がブログを確認してみ
ましたら、なんと2013年8月にクヒオ通りの丸亀製麺さんで、食事して
おりました。
その時も今回と同じ「ちくわの天ぷら 磯辺揚」と「かぼちゃの天ぷら」
を戴いておりました(笑)さらに私自身も驚いたのですが、この時が我が
人生初の丸亀製麺さんでの食事(日本も含めて初丸亀)でありました。
↓2013年8月丸亀製麺さん





と言う事で今回も丸亀さんでうどんを戴いただけの話がこんなに長くなっ
てしいました。こんな面倒なブログなんか誰も読まないですよね。奇しくも
作日は我が65歳の誕生日(年金がフルでもらえる歳になってしまいました。)
・・歳を重ねると話が長くなると言いますが、ブログも長くなるようでござい
ます。

翌日はマラソンの為に午前2時30分起床予定の為、この後はさっさとアコモに帰り
早寝致しました。

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2022年12月ハワイ旅行記 その11 カイルアで買い物&ビーチ散歩

2023年03月05日 | 2022年12月ハワイ旅行記
はじめに旅行記内での円換算は旅行時点の1ドル138 円で計算致します。


3年ぶりの左ハンドルに加えてスマホナビの操作不手際の為に、ドタバ
タ運転でたどり着いたカイルアタウンです。

ココに来た目的は数件ありまして、先ず一つ目の目的の為に訪れたの
がコチラ↓


そう皆さんご存知のがホールフーズマーケットです。相変わらず品揃え
豊富で広い店内。


新鮮な野菜もフルーツもオーガニックでございます、と言わんばかりに
鎮座ましましておられます。
ホールフーズマーケットさんは、今や全世界に270店舗以上もあるんだそ
うです。オアフ島にも数件ありますよね。(カハラ、カイルア、カカア
コの3ヶ所だと思う)しかしこのナチュラル&オーガニック系の大型マー
ケットは日本未上陸なんです。(多分・・・)

日本では入手困難なオーガニックの調味料やオーガニック食品のプライ
ベートブランドも多く扱っているホールフーズさん。銀座あたりに出れ
ば、流行ると思うのですがね(多分・・・)

兎に角、日本未上陸ゆえにホールフーズのグッズは貴重なのです。
(実はAmazonでは買えますが・・)


店内にずらり並んだ人気定番商品の数々、中でも一番人気は店舗限定のエ
コバッグですね!人気の秘密は、丈夫でデザインに優れ、機能的(マチが
広く使い易い)だからだと思います。(多分・・・)
既にハワイはエコロジーに取り組む時代から、ソレを楽しむ時代に社会意
識が進化している様に感じます。だからホールフーズさん以外にも素敵な
エコバックがハワイには沢山ありました。
我が家もコノ流れでエコバックを買ったと思いマスよね。しかし然
に非ず(さにあらず)


今回我が家が買ったモノはファスナー付きのクラッチバッグ$29.99(約4138
円)でございました。ホールフーズさんのエコバックは既に常用的に活躍
している我が家です。そして前回のハワイでもお土産にエコバックを買いま
したので、今回はこのクラッチバッグを購入致しました。長々語りましたが
「ファスナー付きのクラッチバッグ」を何使うのかは、我が知るところでは
有りません。(笑)

そして次に向かったのが、お隣のロングス・ドラッグス・カイルア店です。


こちらでは翌日のマラソンに備えて、筋肉クールダウン用のスプレー(湿布
薬 SATOHAP・SPRAY)を調達しました。$6.49(約895円)


これが有れば100人力なのであります。マラソン当日携帯し、状況に応じて使
用するのです。実はこの時点から遡る事2ヶ月前、ホノマラに備えて走った30
キロランでは、14キロ当たりで見事に足が吊りました。しかも回復せぬまま
足を引きずりゴール(涙)まさに地獄のレースでありました。

だからこのスプレーを忍ばせて、42.195キロを走破する魂胆なのです。
前回2019年のホノルルマラソンもこのスプレーにお世話になり、筋肉ケアーを
しつつ走ったのであります。日本にも同じようなモノは売ってますが、スーツ
ケースに入れると飛行中気圧の変化で爆発する恐れがります。機内手荷物でも
おそらくNGとなる為に、現地調達で現地廃棄と致しました。

お蔭でマラソン本番では足の吊も痙攣もなく、ましてレース後も筋肉痛に
見舞われる事も無く済みました。誠にありがたい「SATOHAP・SPRAY」であり
ました。


さらにロングスさんではお土産も購入できますので、こちらのお店でチョコ
数種類とパンケーキパウダーやハワイアンカレンダー等を購入致しました。

そしてカイルアタウンでの最終ミッションの為、カイルアロードを渡り
カイルアSCへ。こちらのタイムスさんでバナナひと房$1.68(約231円)
をお買い上げです。231円のバナナはちょっと高いですが、ワイキキで
買う事を思えばお安い買い物なのです。美味しく消化が良くエネルギー効
率の良いバナナはマラソンの必需品(ミネラル豊富で足の痙攣防止にもな
ります)
だからマラソン前にワイキキ界隈で値段が高騰致します。(マラソン
後には、安値で投げ売りしてますが・・)3年前にもこちらのタイムス
さんでバナナを買った記憶がございます。

予定していた買い物も済み、せっかくカイルアまで来たのだから、やはり
ビーチに行かねば損ですよね。


3年ぶり訪れたカイルアビーチでございます。何年経とうがカイルアビー
チは美しいですな。この日もとても魅力的な光景が広がっておりました。


「オアフに来たらカイルアビーチに行きんしゃい」と誰かが言ってました。
その言葉にウソは無いようです。


そしてカイルアに来たので序でと言っては申し訳ないのですが、運動も
兼ねてライカイビーチにも足を伸ばしました。


今回はこちらのビーチアクセス4から美しい天国の海へ誘われたんです。


今更ですがラニカイビーチの砂は、何故あのようにサラサラのでしょうか?
まぁ理由はともかく、サラサラな砂の上をモクルアアイランドを眺めなが
らのビーチ散歩は最高です。


そうそうモクルアとはハワイ語で「2つの島」と言う意味らしいです。
モクは島と言う意味なんでしょう(多分・・・)
2つこぶの島がヌイ島(Moku Nui)、1つこぶの島がイキ島(Moku Iki)とガイ
ドブックには記されております。

余談ですがラニカイビーチを訪れますといつもコノ茶色いワンちゃんと出
会います。


初めて彼に会ってから、もう十年くらいになるかなと思います。今回も
他のワンちゃん達と元気にビーチを走り回っておりました。なんとも
不思議な縁を感じるワンちゃんであります。

ラニカイのビーチ探訪が終わると他にはやることもなく、かといってノ
ースへ行くほどの時間も残っておりません。ここは大人しくワイキキに
帰ることにいたしました。帰路は多少渋滞も致しまして、レンタカーを
返却するとすっかり夕方となっておりました。

過去のカイルア関係の記事リンクいたしました。(お辞儀ぺこり)

2019年カイルア・ラニカイ

2018年カイルア・ラニカイ

2018年クレープノカオイとカイルアビーチ

2017年クレープノカオイとカラマビーチ

2015年カイルアビーチ

2015年カイルアシナモンズ

2013年カイルアタウン 

2012年カイルアビーチ 

2011年カイルアタウン

2011年カイルアビーチ


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