掲載の写真は、何ら霊的根拠はありませんし、本文とも無関係であります。
今日はハワイ旅行記をお休みして、夏らしいテーマにして見ました。
世に言うところの幽のお話です。実は長年霊とか霊現象について、ストイック
に考えて参りました。その結果自分なりに、霊とはこうじゃないかな?と言う
仮説を立てて見ました。これからのお話は、あくまで仮説です。実証できる証
拠や事実がある訳ではありませんし、たいして怖くもありません。また掲載の
写真は、何ら霊的根拠はありませんし、本文とも無関係であります。と散々予
防線を張ったので本文をはじめます。
霊は意識のエネルギー体である!
まず私なりに考えた結論を申し訳あげます。ズバリ霊とは意識とか感情の塊で
あると思うのです。これを仮に意識のエネルギー体と表します。意識にエネル
ギーなんてあるのか?と思われる方も多いでしょう。でもね人が亡くなる時、
この世に残す未練は大きいと思うのです。重ねて経験した事の無い恐怖や不安
、想像に絶するものだと推察致します。人は死の苦痛中に、後悔、未練、恐怖、
不安を経験するのです。それは過去に経験した事の無い大きな苦痛である筈で
す。これだけの体験を最後にするのですから見えないまでも、ある種のエネル
ギーとして、この世に残っても不思議では無いと思いませんか?やがて全ての
機能が止まった時、不安、後悔、未練の気持が残り、強烈な喪失感と共に、解
き放たれるのです。これが私なりに思う霊の正体、つまり意識のエネルギー体
と致します。この意識のエネルギー体(霊)には、大きな特徴があります。まず
当たり前ですが、脳がありません。従って喋る事は出来ず、当然考える事も無
理です。理論や理屈なんてものには一切縁のないモノと考えて下さい。もし霊
がペラペラ喋れたら、霊能者1人で殺人事件は解決です。刑事ドラマや火曜サス
ペンスも無く、水谷豊や片平なぎさ等も活躍の場合を失っていた事でしょう!
話を戻しますと、つまり彼らは悲しいとか苦しいとか切ないとかの、一瞬の感情
の塊なのです。亡くなった時に感じたままの意識を、そのまま漂わせているのです。
どんなに幸福な人生を送った人でも、死ぬ時はたいてい不幸です、悲しくて苦し
くて、とても語れぬほどの切なさを背負うのですから。そしてこのエネルギー体は
一定期間止まり、数週間でこの世から消えると思われます。四九日前に亡くなった
方の気配を感じた事ありませんか?しかしその内この感覚も薄れ、やがて感じなく
なります。こうして殆どの霊体(意識のエネルギー体)は消えて行きます。そして消
えた霊体は再びこの世に生を受け生まれ変わるのです。私は出来れば、また同じ世
に生まれたいと思っております。変な事を言うと思われた方の為に、多少の説明を
加えます。私は常々次に生まれ出る時代は、必ずしも未来とは限りらぬと思ってお
ります。時間は生きている者にだけある法則なので、死んだ後はコノ次元の法則と
は無縁となります。だから過去も未来も関係なく転生すると思うのです。
稀に妙に勘が良くて時代を先読みする人がおりますが、もしかするとそんな人は
前にも同じ時代を生きていたのかも知れませんね。記憶はなくご本人もそんなつも
りは無いでしょうが、なんとなく先が見えているとしたら、羨ましい限りです。
だから私は再びこの平和な時代の日本に生まれたいと、強く望んでおります。
霊は同化を重ね強く大きくなる!
さてまたまた脱線しましたので話を元に戻しましょう!多くの霊はこのように永
く世にとどまらないのですが、稀に未練が強いヤツや、死んだ事に気付かぬヤツ
なんてのが残ります。残った霊体の多くは、同じ様にこの世に残った霊体と同化
して、より大きなエネルギー体となります。同化を重ね強くなった霊体が留まる
所が、心霊スポットとか、パワースポットとか呼ばれます。
掲載の写真は、何ら霊的根拠はありませんし、本文とも無関係であります。
幽霊は人により見え方が違う!
ここからが本題です、では幽霊とはそんな意識のエネルギー体の持つ信号を、我々
の脳が偶々受信してしまう状況だと考えます。この時実態の無い意識が、我々の脳
の中で映像化され、あたかも目の前に霊がいるかの様に映るのです。霊の持つ悲し
いとか、苦しいとかの意識が、脳に流れ込んで人の形に姿を変えます。映像は個々
の脳が勝手にイメージ化しますので、姿形はまちまちです。亡くなった人の姿とは
無関係で、子供だったり大人だったり、男だったり女だったりするのです。よく霊
が出る廃墟やトンネルで、少女の霊を見たとか、髪の長い女の霊に出会った等々。
これは映像化する脳が勝手に、霊をイメージ化した結果だと考えます。だから白い
服長い髪、老婆や少女、と言った典型的な幽霊スタイルとなるのです。陽気で明る
いキャラじゃ、霊の持つ暗く悲しい意識に合いませんからね。
しかし、この説で説明に困るケースもあるのです。脳が勝手に霊の姿を決めるなら、
日本人が泊まるワイキキのホテルに、落武者の霊が出ても不思議じゃありません。
でもそんな話は聞いた事がありません。受信者の脳が位置情報を把握し、相応しい
姿の霊を映すのでしょうか?やっぱり苦しい説明です。昨日今日のへ理屈では、説
明できぬものがある様です。
さて霊感の強い人とは、霊の信号を受け易い人と言い換えられます。さらに霊能者
とは、もう少し踏み込んで、霊のイメージを具体的に伝えられる人だと思うのです。
霊を見始めた最初の頃は、見える霊の色も薄く、半透明に見える事が多いそうです。
しかし霊体験を重ねる度に、はっきりと確認出来る様になると聞きました。ピンボ
ケ写真を撮っていたビギナーカメラマンが、場数を踏んで、フォーカスが合ってくる
のと似ていますね。霊能者と言われる人の多くは、この操作に長けていて、霊を感じ
るスイッチを自由にオンオフ出来たり、強弱をつけられる人が多い様に思います。
力の無い私には判りませんが、霊能者と言われる人達は、霊の表情や背景の暗さなど
を見て、霊の意を感じ伝えてるのかも知れません。
意識のエネルギーが起こす物理現象!
次に霊をエネルギー体と位置つけた理由は、彼らの起こす物理現象に注目したからで
もあります。彼らは音をたてたり物を動かしたりする事が、可能な様です。ラップ音
と言われるものや、ドアが勝手に開いたりする現象がそれに当たると言えます。これ
は何かのパワーが無いと不可能な事ですから、霊体とはある意味エネルギー体と言え
なくも無いと考えました。この現象は同化を繰り返し、エネルギー体として大きくな
った霊がしばしば起こす現象と思います。実際私も数年前にハワイの某ホテル宿泊時、
夜な夜な変な音に悩まされました。なんとも言えぬ音で眠れない夜が続きました。こ
の時は1人で4泊したので、ちょっとキツかったです。数ヶ月後、タレントなだぎ武さ
んのレポートで、アメリカの有名な幽霊屋敷に泊まる企画があり、その時に収録され
た、不気味なラップ音は、私がハワイで悩まされた音と同じでした。この音を聞いた
時には、ぞっと致しました。
↓ハワイでドキドキしたお話(ホテルでの恐怖体験)
人は何故に霊を怖がるのか?
ぞっとしたと言えば、人は何故に霊体験に恐怖を覚えるのでしょうか?誰だって霊体
験は鳥肌ものですよね、でも何故怖いのか考えた事ありますか?人は霊に出会えば本
能的に恐怖します。では何の理由も無くDNAレベルで、霊を怖がるのでしょうか?そ
こには何か訳が有ると考えます。私が思うにそれは、体を乗っ取られてる本能的恐怖
じゃないかと思うのです。前記した様に霊には脳がありません。だから彼らは人の中
に入り、脳を得ようとする、つまり俗に言う取り憑かれる状態です。その事を人は遺
伝子レベルで知っていて、激しい嫌悪感と恐怖を覚えるとしたら、どうでしょうか?
彼らには脳が無いので、思考する事は出来ません。しかし思考する意欲がある、又は
それを強く望んでいるとします。そこで生きた人の脳へ、隙あらば入り込み積年の思
いを遂げたいと、虎視眈々狙っているんじゃないでしょうか?中には人形の様な、人
型のものに憑く場合もあるかも知れませんね。脳以外に知能を持つ者が最近幅を利か
せてます。そう最新のAI搭載の機器です。新時代のナウい霊達には、インテリジェン
ス有るこれらの機器も標的となるやも知れません。
話を本題に戻すと、霊を見て本能的に恐怖を覚えるのは、自己防衛本能が働き、強烈
な嫌悪感に襲われるからと思うのです。
金縛りが一番危ない。
さて脳が彼らに乗っ取られてるとどうなるのでしょう?1番多いのが霊による短時間脳
へのアプローチです。前記の様に霊が現れる場合ですね。このケースは人も恐怖と嫌悪
で脳をガードしますので、そう簡単には侵略されないと思います。私は常々金縛が危な
いじゃないかなと考えてます。霊と正対した時の様に、恐怖のバリアを張れない分、霊
に付け入る隙を与えて仕舞います。昨今金縛は霊現象では無いという意見も耳にします。
確かにそうかも知れません。ただ世の金縛には、稀に本当の霊現象が有る気がしてなり
ません。事例として、金縛に合い霊に腕を掴まれ、覚醒後腕を見ると掴まれた痕跡が腕
に残っていた。なんて話聞いた事無いですか?霊が腕を掴み痕跡を残すのでしょうか?
もし事実なら、それは相当大きなエネルギー体です。脳を乗っ取った霊体が、腕を掴ん
でいると思い込ませる。そして乗っ取られた脳は、腕を掴まれたと信じて痕跡を残す。
催眠術でも似た現象が起こるらしいですね。人間の脳は未知の力を秘めています。その
脳を占拠する彼らつまり脳に侵入され、有る時間憑依されるのが霊的金縛では無いでし
ょうか?
霊は記憶を持たない
思うに脳を占拠されても、意識のエネルギー体である霊は記憶を持ちません。早い話が
ハードディスクを持たぬCPUみたいなものです。だから昔の想い出を語る事は無いと想
像します。そして占拠され憑依状態が常態化すると、どうなるのか?非個人的には非常
に興味深いです。今の段階では、そこまでの想像は持ちません。
さて長々と書いて参りましたが、今まで申しあげた事は、あくまで仮説です。霊に関し
て別のご意見をお持ちの方も多いと思います。もしかすると、想像以上に深く霊に関わ
っておられる方もいるでしょう!「霊が喋れないなど笑止千万、私は霊と会話を交わした。
という方もいらっしゃるかも知れませんね。私の仮説は確証や裏付けがある訳でなく全
て頭の中で夢想したものです。
この説が正しいかどうかは、やがて訪れる人生の終焉時に判るはずです。しかし残念な
がらもし説が正しければ、記憶に残す事は出来ません。したがって立証不能の言う事
ですね。しかしミステリアスな世界には、多様な解釈があって良いと思います。怖くて
目を覆うけど、でも指の隙間からつい覗いてしまう、それぞれの観点でこの世を楽しみ、
あの世に思いを馳せる。大袈裟に言えば、それが生きている証になるのです。何故なら
生身の人間しか、霊を怖がら無いでしょう。幽霊が幽霊を怖がって押入れに隠れたら、
怖い何処か笑い話になってしまいます。是非皆様も興味を持って、それぞれ生を楽しん
でください。
↓ハワイでドキドキしたお話(ホテルでの恐怖体験)