前号の終わりに疾走するツアーなどと変に含みを残した事が祟ったのか。
様々な諸事情により多忙迷走を極める私生活に突入し、私自身が
失踪したくなる様な真に洒落にならぬ日々をおくっておりました。(笑)
さてその疾走するツアーなんですが↓
ジープツアーと記載された看板は単純明快です。
しかし英語表記には「JUNGLE EXPEDITION」直訳すれば密林探検隊
ですよ。どんな密林を疾走するのかワクワクいたしました。
そして疾走するジープなんですが、こんな感じです↓
遠目ではちょっとかっこええでしょ。
そう遠目ではいいのですよ遠目ではね。さて肝心のツアーですが、結構
楽しかったですよ。荷台に急造したようなベンチに座り、とんでも無い
荒れ野を疾走いたします。
↓AI手振れ防止機能なんて全く役に立たぬ、凄まじい振動!ワイルドそのものです。
勘の良い私は走り出した直後に「雑さと強烈な振動」がこのツアーの醍醐
味だと気づきました。
激しく振動する車中にて撮影できた唯一のモコリー島(チャイナマンズハット)
さて「雑さと振動」が売りのツアー、振動はお伝え出来たと思います。しかし
雑さをイマイチ表現出来て無かったと反省し、先程の遠目にかっこええ車の紹介です。↓
ご覧くださいコレが遠目には、カッコ良かったクルマのコックピットです。
ボロボロでバックミラーすらありません。
雑を通過して凄まじい年季の入りようです。違法に人里離れた山中に棄てられる車でも
もうちょっとマシでしょう。とても観光客を乗せて走る車とは思えません。
おっと誤解を招くような書き方になりました、別に文句や苦情を言ってる訳では
ありません。「雑さと振動」の「JUNGLE EXPEDITION」この環境全てを含めて
、素敵なアトラクションなんです。こんな山中激走は日本ではとても出来ません。
クアロア最初のアトラクションは、本当に面白かったです。
さて次のツアーの前に、やや時間が空いたので全く無料のサービスツアーに参加
致しました。↓その名も「レジェンド&レガシー」ツアー(伝説と遺産??)
早い話がクアロアランチの歴史を綴ったツアーのようです。
先ほどのジープツアー(有料)があの車だったので、無料のこのツアーは
トロッコで廻るのかと思いきや、意外に綺麗で冷房の効いたこの車↓でした。
有料がアレで無料がコレです、なるほどクアロアランチさんナカナカやりますなぁ~(笑)
そしてこのツアーでも撮影したのは、モコリー島なんやそれ!
クアロアのレジェンド&レガシーを聞きながら景色を眺め走ります。
先ほどの脳天直撃走行に比ぶれば、なんと優しい天使の走行であります。
「クアロアランチは東京ドーム450個分(約500万坪)の広さを持つ、大牧場で
約800年前に造られた養魚池を持ち、その前身は牧場では無く精糖工場だっだ」
なんて話を聞きながら走ります。この辺で瞼が重くなり後はウツラウツラ(笑)
天使の走りは眠くなるものなのです、ご容赦願い次に行きます。
その名も「レジェンド&レガシー」ツアーは、呆気なく終わり・・
次のツアーまで多少時間があったので、再びおウマさんを見に厩舎へ行って見ます。
ビジターセンターの横に優しい目のおウマさんがおりました。
早くおウマさんに乗りたい!気持ちは、はやりますが乗馬は午後でございます。
天気は良好、青空にクアロア山が映えるレイデーの朝でありました。 つづく・・