思ったのですが、ちょっと小腹が空いたので朝飯を喰いに出かける
事に致しました。しかし時刻は5:30AM、ABCストアすら開いてません。
ワイキキは全て眠りの中であった・・・早い話が夜明け前です。
殆どのお店は閉まっているワイキキ界隈は非常に不気味です。
そんな中、あたかも不夜城の如く浮かび上がるキングス・ビレッジ!
その光に引き寄せられるように近づくと、そこには24H営業のバーガーキ
ングさんがありました。「よしバーキンで朝飯を」と一歩踏み込んだ途端、
怒鳴り合う様な大声が入り口ドアからこぼれて来ます。店内に目をやると窓際のテーブルで眠る老人。
粗末な服と髭もじゃの顔、手付かずのバーガーと冷めたコーヒーを前に寝
入っております。怪しい~♪
入り口で固まり本能的に入店を躊躇しました。
しかしそんな事はお構いなく、私に降り注いだ大声の「Good mornig」。
なんとゴスペル歌手のような体格のスタッフ女性が、ニタァ~と笑ってお
ります。そうです先程の怒鳴り声の主は彼女の様です。
抗う事も出来ない迫力に思わず入店致しました。皆さん夜明け前のバーキンは、
木曽路よりも怖いです。でも地声は大きいですが店員さんは、フレンドリーで
親切でした。しかし早く店を出たい私は、目に付いたメニューから適当にセットを
注文しTOGOでお願いしました。
↑今回注文したCMSM BISC SSG/E7C 7.49$とレシートに記載
されたセットです。バーキンのゴスペル店員さんは親切だったので、店内で食べ
ても良かったのです。しかし万が一に食事中に髭爺が目覚めるのを恐れTOGOに
致しました。そんな訳でアイコロの我が部屋に持ち帰り戴く事に致しました。
地上44階155mのラナイにて、ジジイが1人モグモグタイムです。全然絵になりません。
でもそんな最悪の絵面を救ったのは、オレンジ色に染まったダイアモンドヘッドでした。
髭爺から逃げ帰ったお蔭で、運よくサンライズを眺めつつの朝食となったのです。
ワイキキビーチ沿いの高級ホテルでは、DHやビルに邪魔されて多分眺められぬであろう。
オアフ島のサンライズであります。DHの裾から東の海が見える、これぞ運河沿い安宿の
特権なのです。(喜)