行燈徒然日記

雑多に色々と・・・ 読んでもつまらんよ!

2023年GWハワイ旅行記(マウイ)その7 ジッピーズのチリ&フランク

2023年06月28日 | 2023年GWハワイ旅行記


円安加速が止まりませんね、NHKのニュースでは1ドル144円前半となって
おりました。私が渡ハした昨年12月あたり1ドル140円前後でした。個人的には
145円が天井と思ってました。しかし我が想定はアマンドのココアより甘かった
ようです。もちろん円安は悪い事ばかりではありませんが、夏休みに海外へ行か
れる方には頭の痛いところですね。旅行記での円換算は旅行時点の1ドル138円で
計算致します。

その旅行記ですが未だマウイ滞在2目(2023年4月28日)の話なのです。ス
ミマセンねぇ~? 夏休みオアフ島へ行かれる方への「あんな情報やこんな情報」
をご提供したいのですが、ジジイのブログはグダグダと長くオアフ島滞在旅行記
になるまでに夏休みが終わって仕舞いそうです。本当に申し訳ありません。

では旅行記本編です、ビーチでホヌさんとモンさんに会ってから、昼飯を食べに
カフルイ方面へ戻ります。この日の昼食ですが、ジッピーズのチリ&フランク を
食べると決めておりました。何故ならば30回渡ハして一度もジッピーズへ行った
事が無いからなんです。ハワイを代表する庶民派レストラン「ジッピーズ」に一度
も行った事が無いなんて自分でもアンビリーバボーでありました。
だからこの日は何があっても絶対に「ジッピーズのチリ&フランク 」を食すつも
りでおりました。


ホオキパ・ビーチ・パークの帰りがけに再びパイア方面を通過すると、
「Tobi's Shave Ice」のサインボードを見かけました。
まだ行った事が無いのですが、シェイブアイス屋さんとポケ屋さんの合体した変わ
ったお店なんです。マウイ島でもしっかり生マグロのポケを出すお店と聞いた事が
あります。

12:27クイーン・カアフマヌセンター(以下カアフマヌセンター)へ到着


トットと昼飯を喰いに行けば良いモノを、ここで土産リストにあるTシャツを購入す
る為に寄りました。さて何故カアフマヌセンターかと言えば、ハワイ州観光局公式
ポータルサイトの「allhawaii.jp」前々記↓マウイ ヌイ ボタニカルガーデン
にて「約3ヘクタールの敷地に伝統植物が云々」と書いてあった
サイトです。そのallhawaiiさんによれば、「100店以上のショップが集結!マウイ
島を代表するショッピングモールでマウイ島で唯一のデパート、メイシーズとシア
ーズが出店」とありました。だからきっとお目当てのTシャツもチャチャっと見
つかると踏んだからです。わくわくしながら初めてのショッピングセンターのゲート
をくぐりました。

カアフマヌセンターで最初に目についたのが、ファーマーズマーケットでした。


3つのブロックに分かれて、新鮮そうな野菜やフルーツが並んでおりっます。


日本ではあまり見かけない野菜もあります。しかし私の好きなアップルバナナは
この日は無いようでした(残念)


ファーマーズマーケットを見ていると、私の薄いかすかな記憶に目の前の光景と同じ
景色が蘇って参りました。「なんか、ココ以前に来たことがある」そう思ったんです。
やっぱり以前に立ち寄ったショッピングセンターでした。
しかもその時もファーマーズマーケットでアップルバナナを物色していた記憶がござ
います。それもその筈で、こちらのSCでは毎週火曜から金曜(朝8時~16時)にフ
ァーマーズマーケットが開催されておりました。我が家近くの「業務スーパー」でも
頻繫に店頭で野菜直売してますが、そんなノリを感じます。

さてカアフマヌセンターですが、バス&ボディワークスもありました。


アラモアナにあるお店にはよく行きますが、こちらのSCにもあったのですね。
因みに我が家がバラマキ土産用に良く買うのはハンドサニタイザー抗菌ハンドジェル
(1oz/ 29mL) です。こちらの品2022年12月にアラモアナCで買った時は5個8ド
ル(約1,080円)でした。しかし直近のamazon.co.jpでは同じサイズが1個で1,078円
で売ってました(驚)

その他デパートやショップも観ましたが、なかなか思っていた様なTシャツが見つか
りません。しかもお昼時なので、そこかしこで美味しいそうな香りが漂って参ります。


ラーメン屋さんの誘惑もありましが、この日のランチはZippy'sと決めておった為に
誘惑を断ち切りショッピングモールをTシャツを求め彷徨います。


この日のカアフマヌセンターは人が少なく、お店もまばらに閉まっていて活気が無い
印象でした。何軒かショップを見て私のイチ推し「パイナポー柄」Tシャツを見つけ
ました。これぞマウイ島のお土産にピッタリの爽やかで、マウイらしい柄の素敵な
Tシャツでありました。しかしアッサリ却下せれてしまいTシャツ探しの旅は持ち越し
となったのであります(涙)

結局何も買わぬまま13:14カアフマヌセンターを出発、13:28ジッピーズカフルイ店
に到着しました。意外にもマウイ島のジッピーズは1店だけなんです。


ジッピーズと言えばロコに愛され続け57年、今やハワイで23店舗 その殆どがオアフ
島にあります。つまりオアフ島生まれのファミリーレストラン!判り易く言えば埼玉
「山田うどん食堂」みたいなものです。その山田うどんじゃないZippy'sさん、店名
がとてもユニークなんです。きっとお気づきの方もいるでっしょう!「Zip Code」
からの由来なんです。「Zip Code」つまり「郵便番号」の事ですね。

余談ですがハワイでクレジットカードを使いガソリンを入れる時に、いつもZip Code
の入力で操作が行き詰ってしまい、結局現金で入れるケースが多々あり困ってます。

個人的には忌々しいZip Codeですが、こうしてハワイの代表的なファミレス名に由来
していたのですね。日系人ヒガ(フランシス&チャーリー)兄弟が1号店(マッカリ
ー)を出した年に、ハワイで郵便番号制度が導入されんです。ヒガ兄弟はZip Code
からモダンな文化のかおりを感じ、そして制度導入により実現した郵送サービスの迅
速化。その志を自分達のお店も取り入れようと考えたんですね(多分・・)

そしてZippy'sはオバマ前大統領も大好きなお店だったそうですよ。

そんなジッピーズさんにご縁が無く、渡ハ30回目(36年間)で初めてお邪魔しました。

店内に入ると空いていて、直ぐウエイターさんが案内してくれました。

さてオーダーですが、ジッピーズさんと言えば勿論「チリ&フランク 」です。
だから初ジッピーズさんは勿論「チリ&フランク 」を食すと決めておいました。しか
し、念の為メニューを見ますと・・


なんと「チリ&フランク 」は16.45$(2,270円)お値段も驚きますが、それ以上に
驚いたのはメニューに記されたカロリーなんです。
~んと!1,270kcal

上記の理由でオーダーしたのは「チリ&フランク」のミニサイズ12.15$(1,676円)
640kcal それにロコがマックサラダと呼んで大好きな「マカロニサラダ」0.15$
を付け、飲み物はコーラ5.4$(コークと注文したら、うちはペプシ~しか置いとら
んと言われました。笑)


初めて食べた「チリ&フランク」のお味は、勿論美味しい~?でもしれを伝えるのが
難しい・・

そもそも「チリ」はテキサス州のメキシコに近いエリアが発祥で、テキサスの味と言
えるものなんです。しかしその味はメキシカンなスパイシーなモノだった思われます。
それを全く料理が得意では無かったヒガ兄弟が、ハワイローカルが好む味に開発した
のが、私が食べた「チリ&フランク」となっております。
だから辛すぎず豆独特のコクがあり、それがフランクソーセージの素朴な味とベスト
マッチ。早い話が私には好みの味であました。
長旅でハワイを離れたロコが、空港から直行で「チリ&フランク」を食べに来ると言
われる程に愛された料理なんです。

余談ですがヒガ兄弟の父は、ヒガ・ミート&ポーク・マーケットと言う店を経営し
ていたんです。しかしあんまり儲かって無かったようなんです。だから兄弟は貧しい
生活を強いられてました。でもヒガ兄弟は、父親の仕事を手伝う傍ら靴磨き等の
アルバイトをして、家計を助けていたんですって。
なんとも健気な兄弟じゃありませんか(涙)

そんな貧困な日常からの脱出は、苦労の末に建ち上げたレストラン「Zippy's」でし
た。その時に兄弟が作った一皿が「チリ&フランク」その味が評判を呼び大成功を
おさめ、今やハワイを代表するファミレスとなりました。だから初ジッピーズさん
はチリ&フランクと決めておりました。ミニサイズやけど・・

と言う事で念願だった「チリ&フランク」を戴きましたが、その時のお会計は、
チリ&フランクミニとマカロニサラダ そしてコーラを2人前36.86$そしてキッ
チンチャージ0.74$tax1.56$ チップ18%6.63$ 合計45.79$(6,319円)こ
れが普通のハワイファミレスでやや安めメニューを選んで食べた結果でございま
す。
日本ならば2人で3回はファミレスランチが戴けるお値段です。日本も物価急上
昇とか云われてますが、まだまだアメリカの比ではありませんね。
でも「チリ&フランク」は美味しかったし、食べて良かったです。1ドルが110
円くらいになったら、また行って見たいハワイではリーズナブルなレストランの
お話でした。

追記 今回は食べたミニサイズでも充分お腹が満ちました。むしろレギュラー
だったら食べきれなかったかも知れません。



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2023年GWハワイ旅行記 その6 ハワイアンモンクシールの海

2023年06月17日 | 2023年GWハワイ旅行記


マウイ島2日目 10時57分植物園を後にカフルイを通過して34号線(通称ハナ・ハイ
ウエィ)をホオキパ・ビーチ・パークへ向かいました。
目的はホヌ(ウミガメ)さんに会う為なんです。今までハワイでは様々なビーチで
ホヌさんと遭遇しました。しかしそれらは偶々訪れたビーチにホヌさんが来ていた
事に過ぎませんでした。でも今回はわざわざ狙ってホヌさんに会いに行く為に、
車を走らせております。

そしてその場所がホオキパ・ビーチ・パークなんです。
思えば過去に何度も足を運んだ、ホオキパ・ビーチ・パーク(世界屈指のウィンド
サーフィン スポット)ですが、サーファーにばかり目が向きホヌさんには全く
気が付きませんませんでした。それはこのビーチがサーファーの聖地として有名過
ぎるからなんです。しかし一部ホヌ通の間で100%ホヌさんに出会えるビーチ(誰が
言ったか知らないが)なんて言われているらしいです。残念な事にその事を全く知
らなかった無知な私でありました。
だから今回はサーフィン見物では無く、ホヌさんとの遭遇がテーマなんです。


さて植物園から17~8分程度で懐かしいパイアの街に差し掛かります。ちょっとだけ
パイアの街を紹介致します。


この街はマウイ島のノースシュアーにあり、世界的なサーフスポットに近い為に
サーファーの街とも言われております。
そしてノスタルジックな街の雰囲気が観光客にも大人気の街であります。
オアフ島のハレイワタウンと共通点も多く比較されがちですが、我が私感では
全く異なる雰囲気の街であります。


あくまでも私の私感ですが、ハレイワは明るく陽気なイメージでパイアはチョイ
ワルで、若干危ない雰囲気のある街と感じております。

そんなパイアですが、今回は足を止めず通過致しました。車を停めようにもパブリ
ックパーキングは満車で、ストリートパーキングも空きは見当たらなかった為、仕
方ありません。
参考までに 2018年2月に私が撮影パイアの動画を貼っておきます。↓(音がでます)


さてパイアの街を通過して直ぐ目的のホオキパ・ビーチ・パークに到着致しまし
た。(11時22分)なんと植物園から僅か30分での到着でした!


こちらも5年ぶりのホオキパ・ビーチ・パークです。
パーキングから見おろす海は素晴らしい景色で有りました。因みにホオキパとは
ハワイ語で「ホスピタリティ 」の意味だそうです。この日もご機嫌な波たちが
サーファーをもてなしておりました。


さていつもは高台から、サーファー達の素晴らしいライディングに目を奪われており
ましたが、今回のお目当てはホヌさんなのでビーチへ降りてみる事に致しました。


高台にある駐車場から、急な坂を降り歩いてビーチに向かいます。
時間は正午に近くテッペンから降り注ぐ陽射しが、容赦なく体力をそいで行きます。
汗をふきふきビーチに沿って歩きましたが、ホヌさんは見当たりません(涙)
サーファーのエリアを過ぎ、ウインドのエリアに入っても一向にホヌさんにはお目
に掛かれません。(ホオキパではビーチの半分がサーフィンエリア、もう半分がウ
インドサーフィンのエリアとなっておるようです。)

困った事に滴る汗が目に入り砂浜の上の黒いモノが、岩だかカメだか判別し難くな
って参りました。本当に南太平洋の海辺の陽射しは半端ないのです。ボード片手に
海に向かうサーファー達が涼しげで、恨めしく思えてなりません。

ホヌさんは居ないし疲れも溜まるしで、もう諦めようかと思いつつ、炎天下に長い
長いビーチを端まで歩きました。ホオキパ・ビーチはホヌさんと100%出会えるビ
ーチだと!いったい誰が言ったんじゃい(怒)言葉を恨みました、そして呪いまし
た。そんな我が気持ちが届いたのかビーチの一番奥に、岩の様な黒い塊を発見しま
した。


おおっ!ついにホヌさん発見か!と思いました。


しかし残念ながらホヌさんではありませんでした。でももっと珍しいモンさんが
おったんです。モンさんとは「ハワイアンモンクシールアザラシ」の事で、2021年
調べで1400頭程度しか生存していないとされる。
絶滅危惧種のアザラシであります。
皆さんご存知の通りハワイにしか生息していない固有種で、ハワイ語ではイリオ
・ホロ・カイ(海を渡る犬)と呼ばれてるそうです。固有種の為かアザラシに
は目面しく、集団生活を嫌う習性があるようです。しかも警戒心が薄い為に、頭
数が激減したようですね。

これだけでも充分珍しくラッキーなのですが、ハワイアンモンクシールアザラシ
の生息域がハワイ諸島の北西の為、カウアイ島とオアフ島のビーチでは偶に見
ることができるのですが、マウイ島では可なり珍しいのではと思われます。

そんなホヌさん超えのモンさんですが、砂に頭を埋めて微動だに致しません。


本当に生きて居るのか心配になって仕舞います。やがて波が彼の頭の砂をさらっ
て行き、ようやく生きて居る事が確認できました。


因みにモンクシールのモンクは修道僧、シールはアザラシを意味します。
この写真では判らないですが、モンさんの首下に修道僧の着衣に似たたるみが
あるかららしいです。
2011年12月21日 オアフ島ラニアケアビーチでモンさんに遭遇したおりの写真↓


この写真でも判りずらいですが、首下に僅かなたるみがあるのです。
これがモンクシールと言う名前の由来らしいです。

さて希少価値モンさんには出会えましたが結局目的のホヌさんには出会えま
せんでした。仕方なく帰る事に致します。ビーチ日陰に家族を残して、私は炎
天下の道をトボトボと高台の駐車場へ向かいました。そんな道の途中の事です。
何やらワイワイとメインランドの白人さん達が海を見て騒いでおります。


なんじゃらホイと、白人さん達に近づいて見ると、

ホヌさん達が甲羅干しをしておりました。


ビーチばかり気を取られていたら、サーファーの居ない岩場の砂浜にホヌさん
達がおられました。
「ホオキパ・ビーチはホヌさんと100%出会えるビーチ」やっぱりその言葉に嘘は
無かったようです。
遠目で中々判別が出来ませんでしたが、ホヌさん達はどうもアオウミガメのようで
す。ハワイのビーチで出会うホヌさんはアオウミガメが圧倒的に多いですが、
マウイ島では以前にタイマイと言う種類のウミガメにも会った事がございます。

そんな訳で2017年にマウイ島マケナランディングビーチパーク珍しいいタイマイの
ホヌさんがご一家に出会った時の画像です。↓


タイマイの甲羅は江戸時代より高級な櫛やかんざしの材料として珍重されて参りま
した。きっと耳にした事があるでしょう!べっ甲の事なんです。貴重なモノ故に、
大金を表現する時に「タイマイ千両」なんて言ったり致します。

序でに2014年に海から上がって来たホヌさん達の行列も貼っておきます。
オアフ島ラニアケアビーチ↓(アオウミガメ)



亀は万年生きると申しますが、本当に万年生きるのでしょうか?流石にそんな事無
いでしょうが、アオウミガメ、アカウミガメで70~80年ぐらい、タイマイで30~50
年ぐらいの推定寿命だそうです。私が思っていたよりは短命でありました。

余談ですが飼育下では徳島県の「日和佐うみがめ博物館カレッタ」に居るアカウミ
ガメ「浜太郎君」は、昭和25年8月13日(1950)生まれだそうです。そして昨年め
でたく72歳を迎えたそうですよ。人もこの年齢迄生きれば、支払った年金保険料の
(自己負担分)は、概ね回収できるらしいです。(収入の個人差等為、あくまで一
般論)日本人の平均寿命は男性81.47歳、女性87.57歳(厚生労働省令和3年調べ)
驚くべき事に、日本人はウミガメより長生きだったんですね(笑)

日本人の平均寿命迄生きれば、大体の方は収めた年金保険料の自己負担分を大きく
上回る受給金額を手にする計算になります。「年金を払っても元が取れないのでは
?」と不安な方も多いでしょう、しかし現状では健康に留意して長生きすれば、
元は取れるようですよ。(先の事は判りませんが・・)

気になる方は「ねんきん定期便」をご覧ください(誕生月の2ヵ月前くらいに届き
ます。)ハガキに記載の「これまでの保険料納付額」をご参照の上、支給予想額を
確認逆算してみて下さいね(笑)*「これまでの保険料納付額」は事業主負担分は
含まれておりません。

申し訳ありません余談が長すぎました。どうもコノ歳になると年金は切実な問題で
して(笑)

と言う訳でハワイのビーチで初めて、モンさんとホヌさんに同時に会ったお話でし
た。次回はカフルイあたりの大衆食堂でランチを食べたお話です。

最後に2018GWに撮影した、ホオキパ・ビーチサーフィン動画です。音出ます

ホオキパ・ビーチ・パーク, アメリカ合衆国 〒96779 Hawaii, Paia, Hana Hwy



行燈徒然日記

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2023年GWハワイ旅行記 その5 マウイ・ヌイ・ボタニカル・ガーデン

2023年06月08日 | 2023 GWハワイ滞在記

はじめに旅行記内での円換算は旅行時点の1ドル138円で計算致します。

マウイ島2日目 朝のお散歩の後は近場のドライブに出かけました。
やって来たのはコチラの植物園


ガーデン入り口は見つかったのですが、困った事に駐車場が判らない・・
一旦車を路肩に停めて、ナビ役のぽなぺんが入り口の案内版を確認して戻
って参りました。その結果

駐車場は無い(驚)事前のネット検索(allhawaii.jp)では「約3ヘクタ
ールの敷地にはポリネシア人が持ち込んだとされる伝統植物のタロ、ク
クイ、パンの木や、ハワイ固有種でカヌーの原料のコアやマウイ島に生育
するヤシの木が植えられています。」なんて書いてあったんです。

そんな広いボタニカル・ガーデンなのに・・・
駐車場がない!

「イヤイヤそんなハズは無いでしょう」と私も車を降りて確認に・・・
そこで見た案内がコレ↓


あっホンマや ネット検索では「約3ヘクタールの敷地(およそ9075坪)に
伝統植物が云々の大型植物園なのに、パーキングが無く路上駐車(以下路駐)
・・(涙)しかもこんなに堂々と表示されております。
そして思いました、表示された見学エリアがなんか小さくなぁ~い? 繰り返
しますが事前のネット検索は「約3ヘクタールの敷地の植物園」と書いてあっ
たんです。なのにこのマップでは見学エリアはこれだけ・・・
これではケンケンで周っても10分です。

イヤイヤ何かの間違いに違いない、だって約3ヘクタール(9075坪)の敷地だ
ものそう己に言い聞かせました。(でも不安・・)
まぁ兎に角この植物園を日本から、楽しみにやって来たんです。美しい植物に
彩られたガーデンと抜ける様な青い空、小鳥たちの声も響きます。
そんな情景を頭に描きやって参りました。
だから、たとえ路駐でも今さら帰る訳には行きません。(キッパリ

そんな訳で車を路肩に停めたまま、ガーデン入り口の事務所窓口(プレハブ
小屋)に行くと、若い白人男性がおりました。


そして窓口男性が
なんか暇そう~
なのです。それを目にして一瞬入園するか迷いましたが、しかし「3ヘクター
ルの広大な敷地にポリネシアの伝統植物」を信じて入園料(2人で20$ 2760円
)を支払いました。それを受け取ると窓口若者は写真付きパンフレットを1枚
(2人で1枚)くれました。「園内植物のネイムプレートのQRコードをスマホで
読み込んでねぇ~、説明が文字だけじゃなく音声でも聞けるよう~」
見たいな感じでほわほわ云ってました。参考までにカマアイナ(ハワイ語で土
地の人・住民の意味)は入園料は無料です。


試しにこの植物のQRコードをスキャンすると↑


↑こんな感じの画面が、確かに解説音声も聞こえます。当たり前ですが英語の
みの解説です。説明の英文を「すべてを選択」にして翻訳すると↓


この調子で気になる植物をスキャンしながら、園内を散策して行くシステムなん
です。しかし稀に↓


QRコードが読み取れないネイムプレートもありました。
さてガーデン入り口から、庭内を見渡せば 

誰も居ない・・・
なんか不安が増すばかりの状況になって参りました。

午前中とは言え10時を過ぎる時間の為に既に酷暑でした。歩いているだけで汗が
吹き出して参ります。そんな訳でこまめにQRコードをスキャンする事もなく、
とつとつと園内を観て参ります。↓



色々なタロの種類

も観れました。
フラの楽器として使われるイプも実っておりました。


見上げればバナナの木↓


さらにパンの木(これらはよく見ますね)↓


3ヘクタールの広大な敷地にポリネシアの伝統植物が・・(どこにあるん?)


NHK朝ドラ『らんまん』の主人公牧野富太郎先生ならば、きっと目を輝かせ這い
つくばって一つ一つ丁寧に鑑賞されたでありましょう。
しかし我が家は僅か15分で、見学コースを一周して仕舞いました(笑)
不謹慎なもの云いで恐縮ですが「草ばっか・・」なんです。
だって植物園と言えば色とりどりに咲く花が主役じゃあ~りませんか!
しかし花があまり咲いてない・・

そんな中でやっと珍しそうな可憐な花を発見


朝顔にも似てますが花の色が朝顔程どぎつく無い・・薄い白色系の花の中央
に鮮やかな紫色が上品でいわく有りげです。

もしやコレがポリネシア人が持ち込んだ伝統植物なのか!と思いQRコード付き
のネームプレートを探しますが、こう言う時に限ってネームプレートもQRコー
ドも見当たりません(涙)気になるのでグーグルで画像検索を致しまた。
直ぐにヒットして画像が映し出されます、それはまごう事無きこのお花でありま
した。そして判明したコノ可憐な花の正体は「サツマイモの花」でした(涙)
多少知識のある方ならば、このくだりオチは判っておった事でしょう!

さてあまりに見学コースが短かった為に、コース外に足を踏み入れると↓


椰子の葉を丁寧に干しておりました。椰子の繊維は大変丈夫ですので、そ
の葉を干して織るとバスケットや団扇など様々な用途で活用できるのです。
きっとコレはポリネシア人の知恵に違いない・・

そんな訳で、ポリネシア人に拘ると、結構楽しく植物園を廻る事が出来ました。


植物園の対面にはイチロウ・アイアン・マエハラ・ベースボールスタジアム
が建っておりました。オアフ島のアロハスタジアムとは違い小ぶりな地方球場
と言う感じでした。横浜スタジアムの前身である平和球場を何故か思い出しまし
た。40年以上前の話なので、かなり狭い範囲の人だけ判るつぶやきですが(笑)
イチロウ・アイアン・マエハラさんについては、ググって見ましたが判りません
でした。やっぱり元大リーガーのイチロウさんばかり出て来て仕舞います。

因みに、様々な競技施設のあるザ・ウォー・メモリアル・スポーツ・コンプレッ
クス(The War Memorial Sports Complex)と言う施設集合体にあった球場でし
た。

なんか最後は植物園とは関係無くなっちゃいました(スミマセン)

本日のブログは、広い植物園の狭い見学コースの話となりました。次回は滞在記
でも紹介しました。ホヌさんとモンさんのお話となります。



行燈徒然日記

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2023年GWハワイ旅行記 その4 マウイ島ホノコワイの朝散歩

2023年06月02日 | 2023年GWハワイ旅行記


マウイ島2日目 朝のお話からであります。日本から移動の為に睡眠時間が不足し
ていたハズなのに、なんと午前4時に目覚めてしまいました。これは時差ボケとは
異なり、単にジジイの習性と自ら考察致しました(笑)

家族はまだ寝ておる為、独りで真っ暗なラナイに出て見ました。
街の灯も消えた午前4時(マウイ島には幹線道路にも街灯は無いんです)海も陸も
区別の無い闇の中で聞こえるのは、ただ波の音のみでございました。
そして見上げれば疎らに星空が点在する、何とも云えぬ妙な夜空がありました。
実は密かに満天の星空を期待致しました。しかしマウイ島の風の止まった朝、雲
に阻まれて期待を裏切る夜空となりました。

まぁ夜空には期待を裏切られましたが、波の音をBGMにコーヒーとひたすら甘い
カップケーキを食べ時間を過ごしました。やがて鳥たちの声が闇の奥から聞えは
じめると、辺りがほのぼのと白み始めました。真っ暗だった海に視線を投げると、
波の向こうに厚い雲を被ったモロカイ島の影が浮かびあがりました。


きっとこう言うのを「朝ぼらけ」と言うんだろうと思いながら、5年ぶりのマウ
イの朝を楽しみました。

そんな訳で朝の景色 マウイ島パパケアリゾートA棟302号室の動画です。
モロカイ島とラナイ島が映ってます。因みにモロカイ島の面積は約673.4km2
東京23区の総面積が626.7km2ですから、モロカイの方が23区より少し大きいです
。序でにラナイ島は364.0km2東京23区の半分位の大きさです。2つの島は動画で
は同じ位に見えますが、これはマウイ島からはモロカイ島の短い部分が見えている
為です。↓約1分 全く記憶にない、話声が入ってます(誰の声やろ~)



さてもどかしく朝を待ちますと、前回ご案内致しましたコンド(パパケア・リゾー
ト)の中をウロツキ倒しました。(画像は前回ブログにて紹介済の為割愛します)
変な日本人が朝からウロウロしている・・ラナイで寛ぐ皆さまの目からはきっと
そう映ったハズでございます。宿泊している大多数のゲストは、メインランドの
白人さんとお見受け致します。高い確率でコノ広いコンドに、日本人ゲストは我
が家のみと思われます。

午前6時30分、街が目覚める気配を感じてコンドの外に出てみます。
滞在したコンドのある街は、ホノコワイと言う小さな田舎街なんです。実はこの
日(金曜日)午前7時からホノコアイ・ビーチパークの前でファーマーズ・マー
ケットが開かれるとの情報を得て、アップルバナナ目当てで行ってみようと外出
致しました。

折角ですからホノコワイの街の様子をちょっとだけご案内いたします。


コンドからビーチパーク方面にロアーホノアピラニ・ロードを歩きますと、先ず
目に付くのが「パピス・オハナ・ベーカリーさん」です。こちらのパン屋さんは
「無茶苦茶シナモンロールが美味しい」と有名なパン屋さんなんです。しかしこ
の時は未だ仕込み中でありました。


続いて「Da' Rose Mall」ちょっと朽ち果てた感はございますが、ギフトショップ
の様なお店等が入っているようでした。もちろん早朝の為未だ営業はしておりませ
んが、人になついた猫が1匹寄って参りました。(笑)


さらに足を進めるとガソリンスタンドが併設された、ABCストアがありました。
マウイの田舎街はワイキキとは異なり中々お店も無いので、徒歩圏内にABCストア
が有ると助かります。しかもガソリンスタンドも一緒なので、私の様なレンタカー
トラベラーとしてはトテモ心強いお店となりました。


少し先には5A リテール センター ラハイナがありOKAZUYA DELIやFISH・MARKE
Tなどが美味しいお弁当を売っているお店が入っております。両店には滞在中お世話
になりました。


そしてリテール センター から数分歩いた所が、お目当ての場所だったんです。
しかしファーマーズマーケットにしては、全然人気(ひとけ)がありません。暫く
待ったのですが、一向にファーマーズマーケットが開かれる様子もありません(涙)
多分、日本で得た情報はコロナ前のモノだったのでしょう!残念ながらファーマー
ズマーケットのFaの字もありません。だからお目当てのアップルバナナも無く
、すっかり無駄足の朝散歩となって仕舞いました。しかもよくよく見ると
ファーマーズマーケットと言う名の常設八百屋ではと思える造りでした。


お目当てが幻となりましたので、隣にある教会へ行ってみましたが此方も人の姿は
ありません。どうやらマウイの神父さんは朝寝坊らしいです(笑)
この田舎町には似合わぬウエディングプランナーのオフィスが、複数軒あり不思議
に思ってました。どうやら此方の教会でみなさん思い出のマウイ挙式をあげられる
ようであります。

日本人があまり来ないハズのホノコアイで、こんな結婚式を行う教会があったとは
驚きました。


そんなこんなで、ファーマーズマーケットにはふられたので、教会の前のビーチパ
ークで休憩をする事と致しました。私が撮影した短い動画(音がでます)


Honokowai Beach Park


ホノコアイ・ビーパークは本当に小さな公園で、ビーチからはモロカイ島とラナイ
島を望む事が出来ます。


こちらの公園でパグ犬を連れた、フレンドリーな初老のご
婦人とお話させて戴頂きました。


我々が日本から来た事を伝えると、彼女は大阪に
行った事があり、美味しいモノを沢山食べたと懐かしそうに話して下さいました。

午前中と云えども陽昇ると、容赦なく太陽がウナジを焦します。実はホノコアイも
ラハイナ地区に属しております。ハワイ語で「残酷な太陽」と言う意味のラハイナで
すから、容赦ない日差しがおひさまから降り注ぎます。そろそろアコモに帰ろうと、
引き返した道すがら、先ほどの「パピス・オハナ・ベーカリーさん」がオープンし
ておりました。


美味しいそうな焼きたてのパンの薫りが、食欲をそそります。
見れば焼きたての薫りに誘われた人達が、残酷な太陽の下で列を作ってました。

シメサバの次の次位に長蛇の列が嫌いな私ですが、これ位の列ならばと薫りに誘わ
れちゃう事に致しました。それでも15分位並んだでしょうか、ようやくお店の中に
入れたのが午前7時40分でした。やっと残酷太陽さんから逃れる事が出来ました。


店内では人柄の良さそうなご夫婦が、一生懸命に働いておりました。すかり馴染み
となった長期コンド滞在者の白人さん達が、楽しそうお話をしながら自分の番を待
っておりました。

我が家もシナモンロール8$とブルーベリースコーン8$(合計16.72$約2307円)
を買い求め、この日の朝食と致しました。因みにパン2つで2300円、この脅威と
言える物価の差に未だこの時は馴染んでおりませんでした。後に麻痺して参り
ますが・・・
パピス・オハナ・ベーカリーさんは月-火-木-金7:00から14:00営業(水-土-日休)

パン屋さんから徒歩数分で我がコンドに到着、早速ラナイで朝食を戴く事に・・
滅茶苦茶透明度の高い海が目に沁みます。


そんな景色を眺め先ずシナモンロールをパクリ、パン生地からしっかりと発酵さ
せて作ったシナモンロールは、甘くてフワフワでも甘さがアッサリして
いて、とてもとても美味しかったです。 スコーンもブルーベリーがたっぷり入っ
て、サックリ柔らかで嬉しい朝ごはんとなりました。


写真では判りずらいですが、シナモンロールとブルーベリースコーンはとても
大きく夫婦2人でも食べきれず、スコーンは翌日持ち越しとなりました。
確かにお値段高めですが、その分大きいのでお腹も心も満たされます。

さて散歩して、パン食っただけのブログとなりましたが次回は植物園その他の
お話となります。



行燈徒然日記

コメント (4)
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