冬の陽だまりの中、大きなアクビをしながら
まるまっていたネコ。
不適な面構えで、通り過ぎる人々を眺めていたネコ。
いつも頭を撫ぜると、だみ声でニャ-と返事をしたネコ。
気まぐれで、決して愛想がイイとは言えなかったネコ。
まるまっていたネコ。
不適な面構えで、通り過ぎる人々を眺めていたネコ。
いつも頭を撫ぜると、だみ声でニャ-と返事をしたネコ。
気まぐれで、決して愛想がイイとは言えなかったネコ。
いつの頃からか、路地を通るたびにネコを探すようになりました。
迷った時、疲れた時、折れた時ネコの濁った声が力になり・・・
わだかまりを溶いてくれました。
路地を通る人々が最近見かけないネコを心配し尋ねたのか、
ネコが居たその場所には、一枚のお知らせが出されておりました。
ネコのジャッキーは天国に行きました。
今まで可愛がってくれてありがとう、
ジャッキーは幸せなネコでした。
ジャッキーの居た路地はには、今日も陽だまりが
出来ていました。
さよならジャッキー 君が居なくなった路地は、
なんだか寂く感じます。
ジャッキーの過去記事一覧です。