行燈徒然日記

雑多に色々と・・・ 読んでもつまらんよ!

2017年GWハワイ旅行記3日目その9 Makena Landing Beach Park

2017年06月27日 | 2017年GWハワイ旅行記
全く天気だけは、どうしようもない
横殴りの雨が沫く嵐の夜は終わり、一応の小康状態を保つ朝食後。


しかし依然、海は鳴り空は吠えております。ハレアカラ山は厚い雲の中にあり、
いつもならラナイにてパン屑をさがむ小鳥達もおりません。

そんなおり南方を眺むれば、薄ら明るい空模様なんすよ。


てな訳で、微かな希望を抱きつつ南方(なんぽう)へ出発する事にしました。


やって来たのは、マケ-ナと言う名のランディングビーチパーク。覚悟はしてましたが、
到着後数分で雨が降り出しました。


ホヌさんが立ち寄るビーチなのですが、大した収穫はありません。
そんな中5年前に発見した小さなビーチの事を思い出しました。
そのビーチは駐車場の奥にあり散木の中、ひっそり身を隠す様にあるビーチな
んです。多分マケ-ナ・ランディングビーチパークを訪れた多くの人が見過ごし
てしまう場所、石ころだらけで華も無く、忘れられた狭いビーチなのです。
5年前に訪れた時は満潮でホヌさんには会えませんでした。↓5年前の画像


さて今回はどうかと、ビーチを覗きにゆきますと・・・
なんと散木の上に寝そべり、椰子の実を砕いて食ってるワイルドな、ヒッピーの
爺さん発見。その姿は鶴の様に痩せた体、怠惰な着こなしのシャツ、さらに陽
に照らされ干からびた肌と白髪勝ちの長い髭。そしてもはや人の域を超えた握力
でココナツ皮をバリハギ!盛んに乳白色に輝く実を口に運んでおります。
見るからに(危なそう

そんな状態を横目に勇気を出しビーチを覗き込むと、当該ワイルドヒッピー爺さ
んにギロリと睨まれまてしまいました。
怖わぁ~!
しかしもしやこのワイルドヒッピー爺さんは、ホヌさんの保護ボランティアかも
知れないと思い。残りの勇気をふり絞り再びビーチを覗き込むと、ビーチ奥にホ
ヌさんの姿が・・・


ホヌさん発見♪
・・・・しかも多数頭!慌てて妻ぽなぺんを呼び再び例のビーチへ戻りますと、
またまたワイルドヒッピー爺に睨まれます。しかし先ほどとは違い、ヒッピー爺
の眼はすでに我々を赦していました。その証拠にヒッピー爺は寝そべったまま、
我々を手招きしてくれたのです。爺の指示に従い、散木の下を潜りホヌさんへ近
づきます。


よく見ると、オアフ島のビーチでみるホヌさんと種類が異なるように思います。
↓2014年オアフ島ラニアケアビーチで撮影したホヌさん


ラニアケアビーチに居たのは、馴染みある青ウミガメだと思います。

しかしこのマケ-ナのホヌさんは甲羅がツルっとした感じで、明らかに異なる種類。


これはもしや、噂のタイマイかしら!タイマイの甲羅はベッコウになると聞きまし
た。時代劇なんかで「タイマイ20両」とか高額なお金の前に冠するタイマイと云う
表現!多分貴重なベッコウを生むカメ タイマイに由来するって昔どっかで訊い
た様に思います。
そんなタイマイに出会ったら、これは嬉しいし縁起が良いですよね。
でもマケナのホヌさんがタイマイなのかは、グーグル画像検索に掛けたけど、わかり
ませんでした。(-_-;

さてワイルドヒッピー爺さんですが、やはり保護ボランティアの方だったようです。
彼の的確な指示でホヌさんを驚かす事無く、撮影を終えました。
「人は見かけによらぬ」と云いますが私の知る限り最もユニークなボランティアさん
でした。マケナで会った老人と亀は、きっと私の記憶に長く残る事でしょう!




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6 コメント

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Unknown (マハロパパ)
2017-06-28 08:03:13
昔々、助けた亀に連れられて竜宮城でさんざ遊んだ浦島太郎は、乙姫様にもらった開けてはならぬ玉手箱を、よせばいいのに開けてしまってたちまちお爺さんになった話は誰もが知ってますが、実はこれには後日談がありまして、

浦島爺さんは竜宮城での楽しい生活が忘れられず再び亀に乗って旅に出たのです。何ヶ月もかかった苦しい航海の末、たどり着いたのはあの伝説の島!そう、マウイ島だったのです!

以来、浦島爺さんは、ココナッツを食べ、亀を守りながら、乙姫様との再会を待ち続けているそうな。

今でも、雨のしと降るマウイ島マケナビーチの片隅に浦島爺さんの姿を見かけることがあるそうですよ。
返信する
Unknown (ホノムボーイ)
2017-06-28 11:20:56
たくさんのホヌ君たちに出会えましたね。
ビーチに上がって、「甲羅干し」が目的なのでしょうが!?
雨が降っている日は、当然のごとく濡れちゃいますね。
眠るために、あがってきたとか・・・・
返信する
Unknown (ハイチュウ)
2017-06-28 17:43:42
重なるように沢山のホヌさんが、この場所が人気のようですね(笑)
確かに見た目が見慣れたホヌさんと違いますね
少し小振りのようにも見えますが、いかがでしょう
安心して甲羅干しが出来るのはボランティアさんにおかげなのでしょうね
見かけはちょっとだったようですが(笑)
返信する
マハロパパさんへ (行燈入道)
2017-06-29 07:20:36
浦島太郎と思えば理屈はともかく、あの人間離れした
握力も何故か納得ですね。亀の甲羅がツルツルなの
も、長年浦島太郎さんを乗せ続けてすり減ってしまった
と考えられます。これで全て解けましたありがとう
ございます。
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ホノムボーイさんへ (行燈入道)
2017-06-29 07:23:06
直前まで雨が止んでいたので、上がって
きたのでしょうね。でも大粒の雨に打たれ
て、すぐに海へ戻って行ったと思われます。
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ハイチュウさんへ (行燈入道)
2017-06-29 07:28:33
そうなんですよ。よく見かけるホヌ
さんより、スレンダーで甲羅がなめらか
なんです。このボランティアさんは、不思議
な方でした。ちょっと怖くて、写真を撮れません
でした。
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