行燈徒然日記

雑多に色々と・・・ 読んでもつまらんよ!

ハレマウマウ火口

2007年07月04日 | hawaii
ブログの旅行記でも触れましたが、
今日はもそっと詳しくハレマウマウ
火口のお話を致します。

ところでハレマウマウ火口のある
ハワイ火山国立公園が世界遺産に
なっているのを知ってました?
恥ずかしながら私は知りませんでした。
知らずに2回もこの地を訪れておりました。
では謹んで世界遺産でもある、ハレマウマウ
火口の話であります。

この火口はキラウエア・カルデラの中にできた
深さ約70m、直径約900mの巨大なもので
あります。なんたって周囲15kmもあるのですから、
とんでもない大きさであります。


↓火口の周りを走る道路


しかも大きいだけではなく、その形の美しさでも
有名であります。さすがに火の神ペレの棲みかと
言われているだけの事ははあります。

水蒸気爆発って聞いたことあるでしょ、
火山の地下に雨水などが流れ込み起きる爆発です。
普通の噴火以上に恐ろしく、
それはまさに自然の脅威、神の怒りであります。
ハレマウマウ火口もこのような、水蒸気爆発により
出来たのだそうです。
このとてつもない巨大な穴は、その昔とてつもない
量の溶岩を噴出しておりました。
そうして出来たのが、有名なチェーン・オブ・
クレーターズ・ロードだそうです。
今も地球のエネルギーを感じる場所であります。

かなり前に地元の人に聞いたのですが、キラウエア
のLava Flow(溶岩流)はとても粘りけがあり、
その速度もゆっくりなのだそうです。
だから噴火で溶岩が流れ出しても、落ち着いて
避難する事が出来るのです。しかも夜間に真っ赤な
溶岩を見物に行く人いるそうです。
おそらく豊富に含まれるガラス質が、独特の粘りけ
を作り出しているでしょうね。


↓ペレの髪の毛と言われる ガラス繊維です(ジャガーミュージアム)


日本の溶岩はどちらかと言うと、サラサラで
進攻速度も速く早急な対応が必要なので、決して
溶岩見物には行かないようにしましょう!
しかしさすがキラウエア、溶岩もハワイアンタイムなのですね

そんなこんなのハレマウマウの話でありました。









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