昨日、大潟村創立50周年記念式典が行われ、村民や来賓など500人が出席して盛大に開かれました。
オープニングでは、村の全ての小中学生が参加して歌を披露して、躍進する村の将来を暗示する演出でした。
50年前、日本第二の湖だった八郎潟を干拓して誕生した大潟村は、モデル農村として注目を集めましたが、その後の農政の変遷に翻弄されながらもしたたかに変化に対応し、たくましく発展してきました。
高橋浩人村長は挨拶で「米価低迷のなか農政の大きな転換期を迎えているが、100周年に向けて、開拓者精神を持って今後もモデル農村として挑戦を続けていく。」と力強く宣言しました。
大潟村には、若い時に活動した農近ゼミの仲間が多く住んでおり、昨日も何人かと久しぶりの再会を果たし、互いの近況を報告しながら楽しいひと時を過ごしました。
1戸当たり15ヘクタールの農地を持ち、県内の他の農家の10倍近い大規模農業の村は県内で唯一消滅可能性自治体から外れています。
村民一人当たりの総生産額が県内トップで、後継者がいて結婚すれば、消滅しないということが証明されています。
前提条件が違い過ぎますが、見習うべきことがたくさんある村でもあります。