先頃「安全・安心の道づくりを求める全国大会」が東京で行なわれ、日帰りの弾丸出張に行ってきました。
全国道路利用者会議(古賀誠会長)など4団体の主催で、会場となった日比谷公会堂には全国の町村長や県の関係者など2000人近くが集まり、来年度予算の満額確保に向けて、決議案の採択などを行ないました。
その後、関係省庁や地元選出国会議員などに要望活動を行ないましたが、私は近藤健一郎県議会副議長などと一緒に衆参議員会館を回り要望書を渡してお願いしてきました。
ところで、会場となった日比谷公会堂は、霞が関の官庁街に隣接する日比谷公園の一画にあり、昭和4年に建てられた由緒ある重厚な建物です。
かつては都内唯一のコンサートホールとして、オーケストラの演奏会やリサイタルなどが行われたそうですが、現在は講演会や各種大会などが開かれています。
有名な出来事としては、昭和35年に起きた浅沼稲次郎社会党委員長暗殺事件があります。衆人環視の演説会の最中に刺殺され、その模様をテレビカメラが写していたという衝撃的な事件の舞台ともなりました。
まさに歴史の舞台となった古い建物ですが、来年から大規模改修を行なうことになっており、改修が終わるまでしばらく使えないことになります。
先日のテレビでは、都内で行なうコンサートホールなどが不足する事態になると報じられていました。